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Oniyome Stock Exchangeの掲示板

一昔前には全く語られなかった日経EPSから割り出された日経平均は割安なのかも知れませんが、その割安コマーシャルのせいで信用取り組みは最悪です。
今回の急落後に買い向かったのは明らかに個人。
昔から「株価は半年先の経済の状況を映し出す」なんて言います。
その感覚が正しいとすれば、出揃った絶好調の第3四半期の決算発表を織り込み始めたのが昨年の8月頃からだとすると、昨秋の凄まじい連騰を説明できるようにも思います。
とすれば、今のマーケットは、この先の金利の上昇が 今後の企業業績にどのくらい影響するのかを織り込み始めているのではないでしょうか?
今のドル安は明らかにアメリカのインフレを織り込もうとする動きであり、予想される金利の上昇が手放しに株へと資金を回させないのだとすれば、割安割安と押し目買いに走るのは正しいのでしょうか?

  • >>5821

    リアルな物価上昇が起こった時に、今のFRBがかつてボルカーがやったような本気の金融引き締めが出来るのかは疑問ですね。

    仮に引き締めで急激なドル高が起これば新興国からの資本流出が発生して世界の実体経済が何らかのダメージを受けるでしょうし、逆にドル安となるならば、それはアメリカへの信用失墜ということでしょう。

    1970年代後半にもドル不安が起こりましたが、当時と比べて今の世界経済はEUや中国などの経済的台頭で多極化しており、ドルが基軸通貨の地位を失う可能性は当時よりもはるかに高いでしょうね。

    向こう20年間を考えれば、ラテンアメリカ、湾岸産油国、ロシア、インドなどの国々からすれば、輸出で得るお金はドルでもいいし、ユーロでもいいし、人民元でも「まっ、いっか」という風になっていくのではないかと思います。