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HMTサポーターズ倶楽部 (売り煽り禁止)の掲示板

2014年実施のHMT+川村医師による臨床的研究(患者1,085人、健常者72人)では、大うつ病性障害患者におけるPEA濃度低下のBMとしての性能は、感度94.4%、特異度92.8%であり、カットオフ値も明示された。これはかなり優秀な数字。おそらく川村医師以外の他施設での患者設定試験でもCE-MSで測定すれば有意な性能データになるだろう。
しかし、冷静に考えなければならないのは、これはあくまでもCE-MSでの話。ちなみに、補助診断用の体外診断用医薬品のインフル迅速検査キットでは、感度70%位、特異度98%位といわれている。

やはり問題になる点は酵素法とする間接的な測定系で、
・保健検査センターなどにある大量処理可能な汎用生化学分析装置に、PEA測定試薬キットを載せて得られた結果が実際どれくらいの感度と特異度になるのか?
・一般のクリニック院内向けの、HMT製の安価な小型POCT機器で低分子化合物であるPEAの高精度測定が本当に可能なのか?

PEA そのものに関しては疑いはないだろうから、あとは技術担当の仕事が捗っているかどうか、しかも上記二点を同時平行しなければならない。技術のデスバレーを克服したとするが、CE-MSと同等の性能データを得るのは言うほど容易ではないだろう。
ちなみに先の社長のインタビューでは、大手診断機器メーカーと共同開発を進めている、と言及していた(妄想・日立ハイテクあたりかな?国外メーカーもありうる)から少し安心した。

今年度下期に提供予定の「研究用」試薬が登場し、具体的な試薬の詳細が明らかとなり、認知されたら、株価の動きはいい方向に変わるのではないかと思う。

北朝鮮やハリケーンに振り回された9月も残すところあと一週間、提供開始が待ち遠しい限り。

  • >>16

    「一杯の牛丼」の話しでしみじみと若き日の哀愁を思い出していましたが、mtnさんらしい直球がきました。

    酵素法でうつBMとしてどれだけの感度、特異度のデータがとれているのか?チャンスがあれば10月7日に質問してみます。

    ・・・

    一杯の牛丼。その経験はM氏に大きな決断をさせることとなった。医学部を卒業したのに吉野家に入社したのだ。歌舞伎町、有楽町などの重要店舗の店長を勤め上げ現在は管理職だが、役員への昇進は拒み現場主義の精神で週末には自ら店舗に立ち後進の指導に努めている。趣味は海外の医学書、論文を原文で読むこと、及び株式投資、主に優待銘柄、

    ・・・

    我ながら完璧なプロファイリングができました。(笑
    もうmtnさんの本業を詮索する必要はありません!

  • >>16

    mtnさん、
    超遅レスです。酵素法+POCT機器の件。
    mtnさんの危惧が現実になりました。(CE-MSがイオンクロマトグラフィーに変わりましたが)10月の説明会では社長は微妙な表現でしたが肯定的だと理解していたので、少し状況が変わったのでしょうね。

    さて、酵素法+POCT機器での測定は規模の大きくない精神科クリニック等で短時間で結果が欲しい利用方に適していると考えていました。
    結果がすぐに必要のない健康診断等の目的ならイオンクロマトグラフィーでの測定を前提にするのは現実的なのでしょうか。
    イオンクロマトグラフィーがどんな装置なのかわかりません。効率よく次々に検体を測定できるのか知りたいです