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猫に札束
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猫に札束の掲示板

8~9月2万6000円処へ
●続く適温相場、当面大きな調整考えられず
2017年相場は6年連続の陽線となった。
明らかに大勢波動が大きく転換したことを示唆する。
歴史的「16連騰」をみせたことも、その証でもある。

では、18年相場はどうなるのか。
基本的には17年相場の延長とみてよいだろう。
世界景気は、米国を中心とする先進国、中国に代表される新興国、いずれも景気拡大局面が18年も続く。
国内経済をみても、“官製春闘”と批判されながらも、待望の賃上げが広く波及しよう。
消費への影響は大きい。

人手不足による省力投資や老朽化した設備の更新投資もあって、設備投資は大企業のみならず中小企業にまで拡大する。
輸出も世界景気拡大のもと順調に推移する。

低金利、緩やかな景気拡大という株式市場にとって好ましい適温相場が続く。
18年は新たな不安材料も見え隠れする。
北朝鮮、中東問題。
“戦争”という新たなテーマが浮上するかもしれず、警戒は怠れない。

具体的に新年の株価を描くとどうなるか。
新年1~3月は17年後半高の後始末、調整は必至。
仮に2万3000円大台に乗せても上値は限界があろう。
調整後は高く、その水準は17年高値より2000~3000円上値の2万6000円前後。
2024年バブル天井説を考え、それまでは上値、下値とも切り上がる。
すでに16年安値からバブルに向けて助走段階に入っているとみる。

昔から“戊戌で買って辰巳で売れ”との格言がある。
当面大きな調整は考えられない。

●値がさから出遅れ中低位株へ
18年の物色動向はどうみたらよいか。
17年は、AI、ロボット、IoT、半導体、自動運転などハイテク株、つまり成長株、それも超値がさ株が主役となった。
18年はどうか。
こうしたハイテク株は新年も主役とみてよいが、値頃でいえば、値がさ株⇒出遅れの中低位株へ、また中小型株⇒大型株へシフトしよう。
17年相場の成熟期に入るからだ。

長きにわたった金利低下時代は16年に歴史的大転換をみせ、新年はよりこの傾向が鮮明になる。
原油も大底を脱し、70ドルを目指す。
新しい大国間の陣取り合戦ともいうべき宇宙競争も無視できない。

◆2018年10銘柄
三菱UFJ
ソニー
ミネベアミツミ
ビックカメラ
コマツ
富士機械製造
三菱商事
IHI
野村
ソフトバンク

猫に札束 8~9月2万6000円処へ ●続く適温相場、当面大きな調整考えられず 2017年相場は6年連続の陽線となった。 明らかに大勢波動が大きく転換したことを示唆する。 歴史的「16連騰」をみせたことも、その証でもある。  では、18年相場はどうなるのか。 基本的には17年相場の延長とみてよいだろう。 世界景気は、米国を中心とする先進国、中国に代表される新興国、いずれも景気拡大局面が18年も続く。 国内経済をみても、“官製春闘”と批判されながらも、待望の賃上げが広く波及しよう。 消費への影響は大きい。  人手不足による省力投資や老朽化した設備の更新投資もあって、設備投資は大企業のみならず中小企業にまで拡大する。 輸出も世界景気拡大のもと順調に推移する。  低金利、緩やかな景気拡大という株式市場にとって好ましい適温相場が続く。 18年は新たな不安材料も見え隠れする。 北朝鮮、中東問題。 “戦争”という新たなテーマが浮上するかもしれず、警戒は怠れない。  具体的に新年の株価を描くとどうなるか。 新年1~3月は17年後半高の後始末、調整は必至。 仮に2万3000円大台に乗せても上値は限界があろう。 調整後は高く、その水準は17年高値より2000~3000円上値の2万6000円前後。 2024年バブル天井説を考え、それまでは上値、下値とも切り上がる。 すでに16年安値からバブルに向けて助走段階に入っているとみる。  昔から“戊戌で買って辰巳で売れ”との格言がある。 当面大きな調整は考えられない。  ●値がさから出遅れ中低位株へ 18年の物色動向はどうみたらよいか。 17年は、AI、ロボット、IoT、半導体、自動運転などハイテク株、つまり成長株、それも超値がさ株が主役となった。 18年はどうか。 こうしたハイテク株は新年も主役とみてよいが、値頃でいえば、値がさ株⇒出遅れの中低位株へ、また中小型株⇒大型株へシフトしよう。 17年相場の成熟期に入るからだ。  長きにわたった金利低下時代は16年に歴史的大転換をみせ、新年はよりこの傾向が鮮明になる。 原油も大底を脱し、70ドルを目指す。 新しい大国間の陣取り合戦ともいうべき宇宙競争も無視できない。  ◆2018年10銘柄 三菱UFJ  ソニー  ミネベアミツミ ビックカメラ コマツ 富士機械製造 三菱商事 IHI 野村 ソフトバンク