投稿一覧に戻る 猫に札束の掲示板 245 猫に札束 2018年1月18日 20:12 18日、日経平均は一時、2万4000円を上回った。 上昇基調はどこまで続くのか。 ◆大和証券 米国株が牽引する形で世界的な株高が進んでいる。 海外投資家の積極的な買いが続き、3月末に2万5000円まで上昇。 東証1部PERは17倍と2年5カ月ぶりの高水準だが、米S&P500PERは19倍。 日本も投資尺度の切り上げが起き、割高感を警戒する必要はない。 米減税で長期的に企業収益が押し上げられるとの期待は完全に織り込んでおらず、米国は上昇が続く。 リスク要因があるとすれば米長期金利の急伸。 減税による個人消費の活性化や原油高で米国の物価指標が想定以上に上ぶれする可能性。 FRBの利上げペースが加速するとの思惑が高まれば、米国株の調整につながる。 ◆しんきんアセットマネジメント 業績期待は織り込む 2万4000円を一時上回り、当面の高値を付けた可能性がある。 この水準が年度末までの上値メドになる。 主要企業の2018年3月期業績予想の上方修正は織り込んだ。 日経平均は昨年と同様に夏までBOX相場に入る。 米減税の恩恵が大きいとはいえ米国株の上昇ピッチは速すぎ、調整を迎える局面が来る。 米国株が下落すれば日経平均も調整局面に入りやすい。 下落幅はそれほど大きくない。 日銀のETF買いは続き、国内機関投資家の押し目買い意欲は強い。 小幅な下押し局面で業績改善が見込める銘柄中心に丹念に買いを入れていかないと、運用収益がなかなか上がらない展開が夏まで続く。 ◆あおぞら銀行 世界的に運用リスクを積極的にとるリスクオンの流れが継続。 通常、リスクオフの局面では安全資産の円が買われ、リスクオンでは円が売られやすい。 足元でリスクオンの円安・ドル高が進行しないのは米長期金利上昇が頭打ちになるとの見方からドル売り圧力が大きいため。 日本が金融緩和の縮小に向かうとの思惑が広がっているのも円安への動きを妨げている。 ドル売りの流れが変わるには米国で明確なインフレ進行が必要。 米国の景気拡大とインフレ、米長期金利の上昇が起きればドルが買い戻されて為替相場では円安・ドル高の流れが起きる。 世界景気の回復により各国の中銀は金融正常化に向かっているが、日銀は大規模な金融緩和を維持。 日米の金利差は緩やかながらも拡大方向に向かい、2018年の春まで110~115円の範囲で円安方向に推移する。 返信する そう思う0 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
猫に札束 2018年1月18日 20:12
18日、日経平均は一時、2万4000円を上回った。
上昇基調はどこまで続くのか。
◆大和証券
米国株が牽引する形で世界的な株高が進んでいる。
海外投資家の積極的な買いが続き、3月末に2万5000円まで上昇。
東証1部PERは17倍と2年5カ月ぶりの高水準だが、米S&P500PERは19倍。
日本も投資尺度の切り上げが起き、割高感を警戒する必要はない。
米減税で長期的に企業収益が押し上げられるとの期待は完全に織り込んでおらず、米国は上昇が続く。
リスク要因があるとすれば米長期金利の急伸。
減税による個人消費の活性化や原油高で米国の物価指標が想定以上に上ぶれする可能性。
FRBの利上げペースが加速するとの思惑が高まれば、米国株の調整につながる。
◆しんきんアセットマネジメント
業績期待は織り込む
2万4000円を一時上回り、当面の高値を付けた可能性がある。
この水準が年度末までの上値メドになる。
主要企業の2018年3月期業績予想の上方修正は織り込んだ。
日経平均は昨年と同様に夏までBOX相場に入る。
米減税の恩恵が大きいとはいえ米国株の上昇ピッチは速すぎ、調整を迎える局面が来る。
米国株が下落すれば日経平均も調整局面に入りやすい。
下落幅はそれほど大きくない。
日銀のETF買いは続き、国内機関投資家の押し目買い意欲は強い。
小幅な下押し局面で業績改善が見込める銘柄中心に丹念に買いを入れていかないと、運用収益がなかなか上がらない展開が夏まで続く。
◆あおぞら銀行
世界的に運用リスクを積極的にとるリスクオンの流れが継続。
通常、リスクオフの局面では安全資産の円が買われ、リスクオンでは円が売られやすい。
足元でリスクオンの円安・ドル高が進行しないのは米長期金利上昇が頭打ちになるとの見方からドル売り圧力が大きいため。
日本が金融緩和の縮小に向かうとの思惑が広がっているのも円安への動きを妨げている。
ドル売りの流れが変わるには米国で明確なインフレ進行が必要。
米国の景気拡大とインフレ、米長期金利の上昇が起きればドルが買い戻されて為替相場では円安・ドル高の流れが起きる。
世界景気の回復により各国の中銀は金融正常化に向かっているが、日銀は大規模な金融緩和を維持。
日米の金利差は緩やかながらも拡大方向に向かい、2018年の春まで110~115円の範囲で円安方向に推移する。