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今年の5月24日に発信された第三者割り当て発行(540万株、50億円の調達)のIRに,向こう3年間のシナリオが描かれています。
①17億円・・・GRN‐1201の新規適応症の臨床試験の実施(~平成31年3月)
②19億円・・・新規パイプラインの創製・導入(~平成30年9月)
③12億円・・・高度な技術やシードを有する企業のM&A(~平成30年9月)
④その他
です。
このところ発信されているIRを見ると、まさにこのシナリオ通りに展開されています。
ネオアンチゲンペプチドアクチンの開発開始は、上記②。
AIT社のM&A並びにT‐iPS細胞療法は、②、③。
さらに、神奈川県立がんセンターとの共同研究開始や川崎ライフイノベーションセンターの開所など、インフラの整備も怠りはありません。
ここで気付くのは、上記①です。これについてのIRが未だ出ていません。
GRN‐1201の第二相は、免疫チャックポイント阻害剤との併用になりますので、米国のメガファーマーへの高額のライセンスアウトも十分あり得ると思っています。さらに、T‐iPS細胞療法をこれに合わせれば、最良の結果が出るのではないか、と期待したくなります。むしろ、GPがAIT社を傘下に入れたのは、メガファーマーとの交渉を有利に進めるためではないかと勘繰ってしまいます。AIT社は米国での特許を既に取得していますから。

ITK-1については、先日の日本バイオセラピー学会総会イブニングセミナーでの、伊東先生の確信に満ちたご発言(オリンピックまでには・・・)を聞いて、Ⅲ相通過については安心して良いのではないでしょうか。
ITK‐1の上市が決まるということは、それ自身の収益云々もありますが、むしろ「テーラーメイドワクチン」が世に認められる、GPが製品を世に出してがん患者を助けることができる、ということですから、このインパクトは計り知れません。しかも、安価で、副作用は小さい、、、

現在のGPの時価総額は約250億円です。
バイオ先輩企業のペプチドリームは3100億円、そーせいグループは2350億円、タカラバイオは1730億円です。GPには、正攻法で先輩企業を凌駕してほしいですね。
以上、私見です。 コピー