★新 株式投資『四半期決算』の短中期投資★の掲示板

今日の日本経済新聞の17面、19面に株式の先行き見通しの記事がありました。17面は、『企業業績今期先行き懸念』、19面は、『株、短期で20,000円割れも』でした。いずれも、ゴールデンウィークを挟んでの本決算数字が、現在の為替105～106円では、前期比で５%増に減速するとのことでした。（3月上旬では８～10%増）

また、アナリストの業績予測では、RIが-5.2%と下方修正の比率が高まってきています。またQUICKコンセンサスでは、特に為替の影響を受けやすい輸送用機器は9と前月から27ポイント低下、電機も18と同17ポイントの低下と本決算での予想を弱気に見ているようです。

これらを受け、4～6月には日経平均20,000円割れもあるとの見方が強まってきています。日本経済新聞も評論家もあたったためしがないので、半分はそーかもね程度に考えてはいますが、警戒することは必要だと思います。ただ、本決算での伸長率の高い銘柄は見過ごすことはできなく買いながらオプションでのヘッジを併用していこうと思います。

このような相場環境では、個々の株式売買は馬鹿らしくなってきます。この掲示板では、株式の関係が主なのであまり書きませんが、昔のように財務省等が介入し先物の買いを主導していた頃と違い、先物も自然な流れで動くので凄く読みやすいことは事実です。実際、株式の年間利益の数倍は先物やオプションの利益なので、現在のような膠着した相場展開では、どうしても先物中心の売買になってしまいます。