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NHK

はやぶさ２ 来年１月以降に着陸延期へ 小惑星の表面に課題

2018年10月11日 15時51分はやぶさ２

小惑星「リュウグウ」への着陸を今月下旬に予定していた日本の探査機「はやぶさ２」について、ＪＡＸＡ＝宇宙航空研究開発機構は、小惑星の地表面は岩石に覆われ、安全に着陸させるためには、さらなる検討が必要だとして「はやぶさ２」の着陸を、早くとも来年１月以降に延期すると発表しました。

探査機「はやぶさ２」は、ことし６月下旬、地球から約３億キロ離れた小惑星「リュウグウ」の上空２万メートルに到着し、これまで地表面の観測を続け、高度を下げて、小惑星に近づく訓練も行うなどして、今月下旬に最初の着陸を実施し、岩石の採取に挑む予定でした。

しかし、ＪＡＸＡによりますと、小型の探査ロボットが撮影した地表面の画像などを分析した結果、「リュウグウ」は、岩の集合体で、表面は岩石に覆われて、でこぼこしていることがわかったということです。

また、比較的平らな場所も限られることもわかり、ＪＡＸＡでは、安全に着陸させるためには、さらなる調査と検討が必要として「はやぶさ２」の着陸を、早くとも来年１月後半以降に延期すると発表しました。

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