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10391
>>10390
エムさん、情報ありがとうございます。
本板の投稿見ましたが、1:nと全方位型(当時は受動型3Dと呼ばれていたタイプですよね)の開発も進んでいたようで驚きました。
まあ、基本原理は通常のAIPと変わらず加工技術の問題だったので、高精細なAIPが完成している現在なら実用品質の派生型が完成していても不思議はないということですね!
1:nのnの数字が大きくなると結像が小さくなると聞いて、逆走防止の標識としてどう見えるのかを考えていたら「500m先のが数mの距離に見える」が意味するところがおぼろげながら見えてきました。
現時点では思いつきの仮説ですが聞いてください。
例えばスマホの画面をAIPで空中に映し出した場合、スマホをAIPから10cm離した場合と50cm離した場合で双方どれくらいの大きさに見えるのか(それぞれ10cmと50cmの飛び出し)というと、理論上どちらも空中に浮かんだ画面は距離に関係なく元のスマホの画面と同じ大きさに見えるはずです。
逆に分かりにくくなるかもですが、地球の位置に太陽より大きなAIPがあれば、太陽と地球の倍の距離の場所(火星よりもっと向こう)に結像される太陽は「地球から見た太陽の大きさ」ではなく「オリジナルの太陽の大きさ」になるわけです。
インセル型の特許もAIPが「拡散した光がAIPに当たると裏側の等距離に焦点を結ぶ」(表でなく裏側に再帰反射する)性質を利用するものでした。(空中映像をタッチするということは、同時に液晶パネル表面の同位置に指が空中結像している)
では「スマホの画面をAIPの裏側10m離して空中結像させたらどう見えるのか?」ということですが、AIPの表側10数m先にいる人から見ても理論上「数m先にスマホ大の画面が見える」はずです。
常識的に考えて裏表合計20m先のスマホの画面がまともに見えるとは思えなかったのですが、拡散するスマホの画面を集光する大きなAIPを準備できれば文字まで読めるのではないかと思ったわけです。
つまり大きなAIPはパラボラアンテナの皿の部分に相当するイメージですね。
小さなAIPだと画面が暗くぼやけた感じになるかと思います。(口径の小さな望遠鏡で高倍率にした感じ?)
AIPが大きければ全ての光を集められるかというとそうではなく、AIPの原理(90度に交差した鏡)から集められる光は90度となるため、スマホの位置を直角三角形の頂点、AIPを直角三角形の底辺とすると、AIPの大きさはスマホとの距離の2倍が限界になるかと思います。
10mの距離ならAIPは20m角ですね。
20mの大型AIPでスマホの画面を50cm空中結像させてもAIPの1m四方ほどの領域しか利用されないわけですが、10m空中結像させるときはAIPの面積の全てが利用されるので、距離が遠くても相対的に面積あたりの画素数が上がり(高画質)、距離によるロス(空気のゆらぎ等)があったとしても画質の劣化を感じにくいのかもしれません。
ピントの問題(実際の距離にピントが合うのではないか?)は気になりますが、エンチャンテーブルの動画ではキャラクターが手前に歩いてくるとき、その隣の小物と同じ距離にピントが合っていましたから、気にしなくても良いのかもしれません。
そう言えばJTBの大型AIPの空中映像は「画質が良い」(解像度が高い、明るい、視野角が広い)と言われていたことを思い出しました。
実際のところどう見えるのかは試していないので分かりませんが、道路の上に実物さながらに文字まで読める看板(バリケード)が浮かんでいたら効果絶大だと思います。
エム 2017年3月26日 16:18
>>10228
これが実際に進んでいることがわかりましたね!
考えてたのですが、「500m先のが数mの距離に見える」。これって1:n使ってるんでしょうかね?この記事読んだ時は、道路標識は小さいのを想像してたんですが、今回でてきた話のものは巨大な標識でした。
1:nは、nの数字を大きくすればするほど結像が小さくなります。
巨大な標識ならば結像が小さくなってもいいので、nの数字を大きくして運転手の目の前に表示させることが可能ってことなんじゃないでしょうか?