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アスカネットを応援する全国の仲間達の掲示板

スピノザウルスさん、こんばんは。
前回の投稿を読み直すと分かりづらい書き方になっていましたね。すみません。
1:nを考えていて、AIP(1:1も1:nも)の本質のような物「肉眼では見えない距離に離れていても(蜃気楼のように)目の前に見えるのではないか」ということに気付いてしまった、といった感じでしょうか。

別の例ですが、レーザーのイルミネーション(スモークの中で放射状に線が走るアレ)をAIPに当てるとどうなるかで考えてみます。
レーザーが放射状に線を描きながらAIPを通過すると、逆に同距離の1点に向かって線が収束していく感じになると思います。
レーザー光線の発射口は1点ですが、スマホの場合は液晶のドット1つ、1つで同じことが起きているので、AIPの反対側に全てのドットが結像される=スマホの画面が表示されるイメージでしょうか。

スマホを上下左右に斜めにして見ても画面が見えるということは「その方向に光が出ている」ということになります。
そうして永遠に拡散していく光をAIPで逆に収束させることで写真でいう多重露光のような効果が出るのではないかと思います。
(天体写真だと、普通に夜空を撮影しても真っ暗でも、同じ場所を撮影した真っ暗な複数の写真を多重露光することで見えなかった無数の星が姿を現したり、色彩豊かな星雲が鮮やかに浮かび上がったりするのと同じ感じですね。)

1:nについてはエムさんの投稿が非常に参考になりました。
そういえば話題になった当時、1:nは映像を拡大、縮小することが可能とも言われていましたね。
倍率を上げると画像が小さくなるというのは、1:1の結像に比べて1:2の場合は1/2、1:4の場合は1/4の大きさになるということだと思います。
ということは、元映像(モニター)とAIPの大きさを1:2なら2倍、1:4なら4倍にしてやれば1:1と同じ大きさで結像できるような気がします。

1:nのパネルを逆向きに使ったらn:1のパネルとして使えると思うのですが、その場合2:1のパネルとして使えば飛び出し距離が半分になる代わりに画像の大きさを2倍にできそうですね。
結像の歪みがどれくらいあるかですが、2:1パネルを組み込んだ書見台で本のページを丸ごと2倍の大きさで空中に表示できれば面白いと思います。

1:nも結像が小さくなるのはデメリットではなく、写真からマイクロフィルムを作ったり、4Kモニターを縮小してスマホサイズの超高精細4K画面を作ったりと、特性を生かした使い道がありそうに感じます。

今までもAIPは単なる空中タッチパネルに留まらず、今までに無かった特性を持った光学部品として様々な光学系で応用されていくものと考えていましたが、今回のことでより確信を強めました。

hold onさん、お仕事頑張ってください。
アスカネットにアイデア提供ですか!今まではアスカネットを応援していると言っても観客席で好き勝手言っている感覚で自分が参加するということには及び腰だったのですが(その道のプロなら当然考えているだろう的な)、あまりかしこまらずユーザー目線での感じたままぶつけるだけで良いのかもしれませんね。
面白そうなアイデアが浮かびましたら送ってみることにしますw

  • >>10395

    oxgさん
    重ねての説明ありがとうございます。なんか申し訳なくありがたく感激してます。
    1:nの1:1、1:2、1:4の考察は興味深々でした。1:nのパネルを『逆向き』に使えたらというのに最初頭をひねったのですが、高齢者が本を眼鏡なしに拡大した文字を読めたら・・・生活に溶け込んだ非常に身近な使用になりますね。
    一方で・・・酒盗さんの貼り付けていただいた特許、と、本板でもうひとつ前の拡大関係の特許もでましたね。
    拡大・樹脂量産関係・・・非常に気になります。これ期待していいんでしょうかね。