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アスカネットを応援する全国の仲間達の掲示板

株式会社アシスト(h ttp://www.assist-corp.tv/1)
開発事業・映像事業の会社
映像事業「HYPER VISION」 -floating image system- 空中映像システム は AIP使用のようです。

公式ツイッターで動画が見られます。
h ttps://twitter.com/assist_ads

  • >>10436

    ありがとうございます。紹介していただいたサイトを見てみました。

    センサーはLeapMotion、Kinect、コンテンツはUnity、触感はUnlimitedHand、そして空中結像はAIP。
    自社で全て発明しなくても、世の中の汎用品を組み合わせて新しい価値を想像できる。すごい時代ですね。
    デモ機が好評のようですから、今後の展開が楽しみです。

    私からもネタを少々。情報を探していて面白い論文を見つけました。

    タッチスクリーンによる空中像インタフェースの基礎検討
    h
    ttp://www.media.lab.uec.ac.jp/wp-content/uploads/2017/01/66e6cbf9690906311958d77f54ada951.pdf

    カードバトルを題材にしたアニメやゲームのように、テーブルにカードを置くとカード上空にモンスターが出現し、カードを移動したり向きを変えるとモンスターも同じように移動したり向きを変えるシステムの実験のようです。

    基本構成はエンチャンテーブルをベースにし、テーブルをタッチパネルにしてカードの位置や方向を読み取るようです。
    エンチャンテーブルは、空中結像の焦点をテーブルより下の位置に取ると、テーブル表面で反射してテーブルの上側に結像する(テーブルの上空に見える)仕組みで、コニカミノルタの特許のフロントガラスの外側に焦点を結ぶ構成(映像の飛び出し位置がフロントガラスの外側)だと、フロントガラスに反射してフロントガラスの内側の空中に映像が見える方式もそうですが、この方式は今後のAIPの重要な使い方になるような気がします。

    カードはアルミ製で、何点かタッチパネルに触れる部分を作ることで、位置と角度を検出できるようにしているようです。
    (タブレットに表示した画像を指2本で回転させたり、位置を移動させたりする感覚でしょうか。)

    今回の実験では明るさについては問題ないようですが、課題もあるようです。
    AIPの反対側にモンスターを表示するモニターがあり、カードの位置に追従してモニターの位置をメカ的に移動させる必要があるわけですが、メカの移動速度の関係でカードの移動に追いつかないようです。

    今後は、ユーザーが自然にカードをゆっくり動かすような工夫や、カードのパターンを増やしたり、立体物と空中映像の融合(ロボットがレーザーを発射するとか?)を考えているようです。

    空中結像のデモは沢山ありますが、「で、何に使えるの?」と言われないためには、こういう「分かりやすさ」が大事なのかもしれませんね。