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カリナン原石を探せ!
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カリナン原石を探せ!の掲示板

【2017年9月20日 時事通信社】

 欧州時間20日午前のロンドン金属取引所(LME)では、アルミ相場が5年ぶり高値を付けた。
 中国アルミニウム(チャイナルコ)が2カ月前倒しで生産削減を行い、在庫の取り崩しが進むとの報道が支援材料となった。  
 中国当局による環境に関する取り締まりは、アルミ不足を招くという懸念は、アルミ相場を上昇させてきた。
 年初来でLMEアルミ相場は28%高となった。  
 アルミ3カ月物は、1046GMT時点で、3%高の1トン=2188.50ドル。一時2012年9月以来の高値2191.50ドルまで上昇した。
 アルミは3営業日続伸している。  
 ナティクシスのアナリスト、バーナード・ダーダー氏は「中国は冬場を控え、生産量を削減しようと努力している」と述べた。

【2017年10月20日 時事通信社】

 欧州時間20日午前のロンドン金属取引所(LME)では、ニッケル相場が6週間ぶり高値を付けた。
 この先市場の供給不足が拡大するとの見方に支えられた。
 一方で銅は最大の消費国・中国の需要の伸びに関する上向きな見方を背景に値上がりした。  
 国際ニッケル研究会(INSG)が18日発表した統計によると、8月の世界ニッケル市場は6700トンの供給不足となり、前月から不足幅が拡大した。
 一方、ブラジルのヴァーレによる7~9月期のニッケル生産は前年同期比4.3%減少した。  
 BMOキャピタル・マーケッツの商品調査責任者、コリン・ハミルトン氏によると、生産コストよりも供給不足見通しがニッケル相場を押し上げている。  
 中国経済の成長減速への懸念が減少していることが銅相場を支えている。
 ハミルトン氏は「中国の工業の状況は全般的にかなり良い」と述べた。  
 9月の中国鉱工業生産は前年同月比6.6%増と、予想を上回った。  
 ニッケル3カ月物相場は1016GMT(日本時間午後7時16分)時点で3.2%高の1トン=1万2110ドル。
 一時は9月8日以来の高値となる1万2165ドルを付けた。
 ニッケルは今週4%近く上伸している。  
 銅3カ月物は1.1%高の1トン=7040ドル。