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骨は珊瑚、目に真珠の掲示板

>>668

本板は風説で沸き返る4594、、、

さてさてITK-1はどのくらい成功の可能性はあるのか?

〇これまで他社のがんペプチドワクチンで成功した例はない
〇直近、複数抗原のがんペプチドワクチンも成功しなかった(腎臓がん,IMA901)
〇しかし対象疾患は、唯一がん免疫療法(樹状細胞ワクチン)で承認取ってるProvenge(自家で事前の採血量が多く患者をより弱らせてるんじゃないかと疑われてる)に近い前立腺がんで、ホルモン治療もタキソテール投与も効かなくなった患者

で、ポイントは伊藤恭吾先生の提唱する患者の選択と抗原の選択方法の段階だけで、プラセボ対し違いを出して何か月かOverall survivalを延ばせるかどうか?
まあ大きくCTL誘導しても癌細胞を異物として認識させないと効果は限定的なんでやはり厳しいと思われてるのが現状でしょう。

でも、得られた結果、知見は次につながります。
患者選択方法もそうですし、GRN1301は、ネオアンチゲン標的なので、癌細胞にピンポイントに攻撃しにいくと考えられているので期待しています。

  • >>686

    4594、、、

    結果予想どおり
    ttp://pdf.irpocket.com/C4594/bGi3/O876/neGQ.pdf
    患者の選択と抗原の選択方法だけでは、そう簡単には有意差出させてくれないよとなりましたが、、、

    代価として結構得られたものもあります。
    もちろん今後、サブ解析などで何か追加の知見も出てきますが、それだけではなく一通り研究開発を経験したブライトの社員、大規模の癌臨床試験を経験した富士フの臨床開発組織。
    富士フは、本格的に医薬に参入しようとした時、富山化学、第一ラジオアイソトープ、JTEC、ブライトパスを傘下にし、自社はGE、バイオシミラー、抗体医薬ベンチャーのプロテオミクス、他医療機器も含めて選択と集中で最適かつ大きなグローバル医療コングロマリットを形成しようとしています。
    今はゼロックス買収問題でガチャガチャしてますが、決して今回の結果は無駄ではなく、実のあるものだったと捉えていいと思いますけどね。

    まあ株価はバクチ好きのイナゴばっかの疑心暗鬼でそれほど織り込んでなく成功したらぶっ飛ぶ予定だったので、3~400台で落ち着くんじゃないですかね?
    次の外人のHLAベースで抗原を選択するGRN1201には多少影響あるかも知れませんが、前にも言ったとおりGRN1301はネオアンチゲン標的なのでブライトも希望は未だあります。