ここから本文です
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ - 株価チャート

62.27

+0.5(+0.84%)
  • 前日終値
    61.75(09/20)
  • 始値
    61.87(22:30)
  • 高値
    62.62(00:57)
  • 安値
    61.75(22:30)
  • <<
  • 112 91
  • >>
  • 112(最新)

    num***** 8月1日 08:55

    底近くで入れていたみたいですが、今後どうなるかですね。
    最近良いニュースもちらほら出ているようですが、医薬系は専門外でインパクトがわからない…。
    Bristol-Myers Squibb: EC Approves Opdivo For Adjuvant Treatment Of Melanoma

  • このコメントは非表示対象です。 読むにはここをクリックしてください。
  • >>102

    T-817MA(edonerpic maleate)
     他社がすべて失敗しているβA作用系とは異なる機序のAD治療薬 
         脳卒中治療薬としても有望とは驚きだ!!
               富士フイルムとBMYとのアライアンスを期待したい(2)!!



    日本経済新聞(2018/04/06 朝刊)より
    脳卒中まひ症状、回復効果高める、富山化学が化合物。


    富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業(東京・新宿)は自社開発した化合物に、脳卒中によるまひ症状のリハビリテーション効果を高める働きがあることをつきとめた。

    横浜市立大学の高橋琢哉教授らとの共同研究の成果。

    今後、実際の患者に有効性を確かめる臨床試験(治験)を始める。日刊工業新聞(2018年4月6日)より
    脳卒中後のリハビリ促進物質を特定


    横浜市立大学の高橋琢哉教授らと富山化学工業は、脳卒中後のリハビリテーション効果を大きく促進する新薬の候補化合物「エドネルピクマレアート」を特定した。

    マウスやサルに投与すると、リハビリテーションの運動機能回復効果を大きく増進した。

    脳卒中発症後1カ月程度の患者約40例を対象に治験を始める。

    成果は6日、米科学誌のサイエンスで発表された。

    脳卒中の病態を再現したマウスを使い、リハビリテーションのみの場合と、リハビリテーションと新薬候補の化合物投与を組み合わせた場合で、上肢の運動機能を評価した。

    化合物投与を組み合わせたマウスは運動機能が脳損傷前と変わらない程度に回復した。

    神経細胞では信号を受け取る「AMPA受容体」の数が増えていた。

    さらに脳出血を再現したサルを使い、指先でものをつかむという細かい動作の成功率を調べた。

    リハビリテーションのみだとほぼ回復しないのに対して、化合物投与を組み合わせると、脳出血前とほぼ同等にまで回復した。

    高橋教授は「日常生活が困難な要介護患者の、大幅な運動機能回復が期待できる」と強調した。

    BMY - ブリストル・マイヤーズ・スクイブ T-817MA(edonerpic maleate)  他社がすべて失敗しているβA作用系

  • >>101

    T-817MA(edonerpic maleate)
     他社がすべて失敗しているβA作用系とは異なる機序のAD治療薬 
         脳卒中治療薬としても有望とは驚きだ!!
               富士フイルムとBMYとのアライアンスを期待したい(1)




    ミクスOnLine (2018/04/06 03:51)より
    富山化学と横浜市大 脳卒中後のリハ効果を促進する新薬候補特定 18年度下期に国内フェーズ2


    富士フイルムグループの富山化学と横浜市立大学は、脳卒中後のリハビリテーション効果を促進する新薬の候補化合物を特定したと発表した。

    今後、富山化学が治験を行う方針で、18年度下期(10月~3月)にも国内でフェーズ2を開始する。

    この化合物は富山化学が創製したedonerpic maleateというもので、現在進めているアルツハイマー型認知症を対象にした治験(開発コード:「T-817MA」)では健常人の忍容性が確認されている。

    今回、脳損傷後の機能回復メカニズムである脳の可塑性を向上させることは、富山化学と横浜市大学術院医学群高橋琢哉教授らの研究グループ、産業技術総合研究所、医薬基盤・健康・栄養研究所との共同研究でげっ歯類、霊長類のモデルで検証し、研究成果は科学雑誌「Science」に4月5日(米国東部時間)に掲載された。


    日経バイオテクONLINE(2018.04.06 08:00)より
    富山化学、脳卒中後の回復期のリハビリ患者対象にT-817MAのPII開始へ
    アルツハイマー型認知症治療薬として現在フェーズIIを実施中


    横浜市立大学学術医学院生理学の高橋琢哉教授らと富士フイルムグループの富山化学工業は、富山化学工業が創製した化合物edonerpic maleateが、脳卒中後のリハビリテーション効果を促進する新薬の候補物質になることを明らかにした。

    富山化学工業の安藤良光取締役常務執行役員は「2018年度中には、脳卒中後の回復期のリハビリを行っている患者と対象としたフェーズIIを行う予定だ。

    患者の役に立てるよう全力で開発に取り組みたい」と話している。

    研究成果は、Science誌に2018年4月6日掲載された。

  • >>100

    オプジーボが売れても、キイトルーダが売れても、利益が入る小野とBMY


    英市場調査会社エバリュエートファーマは、18年の世界売上高はキイトルーダが61.2億ドルで、先行するオプジーボ(60.4億ドル)を抜くと予想。
    両剤とも、22年には100億ドル近くまで売り上げを伸ばすと予測されており、つばぜり合いが続く。


    4528

    BMY - ブリストル・マイヤーズ・スクイブ オプジーボが売れても、キイトルーダが売れても、利益が入る小野とBMY   英市場調査会社エバリュエー

  • >>98

    免疫チェックポイント阻害薬は、がん治療の新たな潮流!
    単剤で有効なのは2~3割程度!
    より効果を高めようと各社併用療法の開発に力を!!
     

    4528

    BMY - ブリストル・マイヤーズ・スクイブ 免疫チェックポイント阻害薬は、がん治療の新たな潮流! 単剤で有効なのは2~3割程度! より効果を高め

  • BMYの創薬をサポートするペプチドリームの話


    RISFAX(2017年12月15日)より


    ペプチドリーム 時価総額「1兆円」企業めざす リード社長 抗がん剤の自社パイプライン拡充で「成長」

    バイオベンチャー「ペプチドリーム」(神奈川県川崎市)のリード・パトリック社長は本紙取材に、現在4000億円を超える時価総額について、「5年後、10年後の売上げを考えるとそんなに高くない気がする。
    『1兆円』を上回ると思う」と語った。
    ヒット化合物を早期発見できる独自技術「ペプチド・ディスカバリー・トランスレーション・システム」(PDPS)は、スイス・ノバルティス、第一三共など国内外の18社と共同研究を実施。
    このうち5社はPDPSの技術ライセンス契約を締結している。
    同社は、各社プロジェクトの進捗具合でマイルストンを獲得しているが、それらをもとにパイプラインを拡充し、自社開発によりさらなる成長を図る考えだ。

    同社を06年に設立した。
    独自技術のPDPSは、東京大学の菅裕明教授が開発した人工RNA触媒「フレキシザイム」をもとにリード社長らが生み出した。
    10年の米ブリストル・マイヤーズスクイブとの契約を皮切りに軌道に乗るまでの間、システムづくりに専念しており、「スタートしたてのときは本当にいいものがわからなかった」と試行錯誤の日々を振り返る。
    現在計68プロジェクトをパートナー会社と進めているところで、通常のバイオベンチャーが1つ2つのパイプラインに注力するなかで、「1つ2つダメだとしても問題ない。
    他社に例はないと思う」と語った。

    各社からのマイルストンは各プロジェクトの進捗状況に応じて増えていき、今後5年間で共同研究契約は25社、ライセンス契約は8社にまで拡大すると見通す。
    そのなかで、売上げも利益率も大きい「自社パイプラインは欲しい」と話す。
    現状の共同研究とライセンス契約のビジネスだと、「(現在の時価総額)4000億円はおかしくないかもしれない」と指摘。
    パイプライン次第で「1兆円」到達に寄与するとみており、領域としては「がん」を想定する。
    提携先とは領域を絞っていないが、自社品では臨床研究の期間が短く、低コストで済み、効果が判断しやすいことを理由に挙げる。

    中略

    ペプチスターが治験薬製造を受託可能だ。
    「(共同研究する)18社は頼むだろう」とした。

  • BMYとペプチドリームでつながるシオノギの話6


    日経産業新聞(2017/09/19)より

    ワンマンの懸念

    48歳で社長に就任した手代木社長もすでに57歳であり、来年には就任10年を迎える。まだまだ続けられる気力も体力もあり、大胆な提携などを仕掛けられる時間も残されている。
    ただ、開発戦略から世界大手との交渉まで辣腕を振るうだけにワンマン経営に陥るリスクもある。
    社内では後継者の育成を不安視する声も出ている。
    90年代には「終わった会社」とも揶揄(やゆ)された塩野義の復活は劇的だった。
    その奇跡を起こした魔法はいつまでも解けないのか。規模が小さくても、魔法使いがいなくても、強い企業であり続けられる仕組みを残すことが経営者として評価される手代木氏にとって今後、最大の責務になりそうだ。(高田倫志)

    塩野義製薬 手代木社長の主な経歴と戦略  
    1982年 東京大学薬学部卒、塩野義製薬入社 
    99年 経営企画部長に就任。第1次中期経営計画策定を主導 
    2001年 英GSKと抗HIV薬開発の合弁会社設立 
    02年 英アストラゼネカと、主力の高脂血症薬「クレストール」の販売契約を締結 
    04年 研究開発本部長として研究領域を絞り、感染症などに集中 
    08年 48歳の若さで社長就任 
    12年 GSKとファイザーによる抗HIV薬の共同開発会社の株式取得。配当も多く、安定収益源に 
    13年 アストラゼネカとクレストールの契約変更。特許切れ後の影響を抑制 
        GSKなどとの開発会社から抗HIV薬「テビケイ」の世界販売 
    17年 ペプチドリームなどと共同出資会社設立。次世代医薬品の原薬量産で先手 
    18年 新規インフル治療薬を販売。海外ではロシュと販売提携

  • BMYとペプチドリームでつながるシオノギの話5


    日経産業新聞(2017/09/19)より

    塩野義にとって18年3月期のクレストールのロイヤルティー収入は前期比110億円減でも220億円の見通し。業界では特許切れ後の売り上げの激減を「パテント・クリフ(特許の崖)」という。
    クレストールでは「激減緩和措置」をとった。
    これも業界他社を驚かせた妙手だった。手代木社長は「クレストールの影響はクリフではなく、なだらかなヒル(丘)にできた」と胸を張った。
    手代木社長は最大の課題とされた米国事業でも手を打っており、「20年3月期には黒字化できる」見通しとなった。
    現地法人に任せるだけでなく、医薬品ごとに最適な提携先と契約を結んでおり、米国での販売拡大が見込めるからだ。
    ただ、将来にはリスクもある。
    特に収益の多くは自社の特許などを使った共同開発品によるロイヤルティー収入に依存する。
    18年3月期見通しは1450億円で、連結売上高の4割以上を占める。
    世界大手の多くに販売してもらい効率的に稼げている。
    それでも競合企業から画期的な新薬が登場したり、提携先が再編して戦略が異なれば、契約自体が見直される可能性がある。海外で自力で売れる力が乏しく、世界大手が飛びつく強い新薬を出し続けるしかない。
    塩野義の足元の新薬候補は充実している。
    新型インフルエンザ治療薬が代表例だが、最終段階の第3相の臨床試験(治験)には国内外で8製品もある。
    その前段階の第2相も新薬として発売できる可能性が比較的に高く、それも10製品ある。
    競合他社が数少ない弱点と指摘するのは治験の初期段階の第1相がわずか4製品に過ぎないことだ。
    この第1相を数多く抱えていることが将来の成長を左右する。
    世界の製薬大手は圧倒的に豊富な資金があるからベンチャー企業の買収などを含めて無駄な鉄砲でも無数に撃てるわけだ。
    手代木社長がペプチドリームなどとの提携を進めているのも、現段階では手薄な10年以上先を見据えてのことだ。特にペプチドリームの技術を活用すれば、原薬と特許の両方で、「中分子」と呼ばれる将来有望な医薬品領域で塩野義が世界のトップに立てる可能性もある。
    それも難しい開発を成功させるしかない。

  • BMYとペプチドリームでつながるシオノギの話4


    日経産業新聞(2017/09/19)より

    好調・塩野義、死角は、海外販売は他社、弱みにも、強い新薬、連発必須。

    塩野義製薬の連結業績は2018年3月期の営業利益が過去最高の1125億円で、売上高利益率は33%に達する見通しだ。
    最大のけん引役はロイヤルティー収入の「HIVフランチャイズ」。
    16年3月期は405億円、17年3月期は733億円だが、18年3月期は1030億円と急増する。
    まるで魔法を使っているかのようだが、ここでも手代木功社長の巧妙な仕掛けがあった。
    HIVフランチャイズは塩野義と英グラクソ・スミスクライン(GSK)が01年に設立した米合弁会社で開発した「テビケイ」など抗HIV(エイズウイルス)薬のことだ。
    手代木氏が合弁事業を仕切り開発も順調だったが、09年に事件が起きた。
    GSKが米ファイザーと抗HIV薬の開発会社「ヴィーブヘルスケア」を共同で設立、塩野義との合弁会社株をそこに移したのだ。

    同業も驚く妙手

    世界の二大製薬会社が手を組み、塩野義ははしごを外された格好だが、手代木社長は慌てずに妙手を打った。
    実は最初のGSKとの契約時に合弁会社のGSK持ち分を買い取れるコールオプションを盛り込ませていた。
    怒りにまかせてファイザーとの提携を邪魔できたが、逆に塩野義の持ち株をヴィーブに移して10%の株式取得を提案。
    ロイヤルティーも売上額の10%台後半という好条件を引き出した。
    交渉で買い取り権を巧みに使い、圧倒的に有利な条件を引き出した。
    日本の医薬品大手首脳も「株の取得なんて普通は思いつかない。
    GSKやファイザーと互角に渡り合えるとは驚きだ」と語る。
    塩野義はファイザーとGSKが抗HIV薬の販売を増やす中、経費をかけず、ロイヤルティー収入と年100億円以上の配当金を受け取る。
    今後も有力な新薬が相次ぎ登場するため、安定した収益を続けられる。
    塩野義の生命線とされた高脂血症薬「クレストール」でも16年の特許切れを前に手を打った。
    海外での販売権を与えた英アストラゼネカの業績が不振だった13年末、ロイヤルティーを下げる代わりに受け取り期間を16年から23年に延長させることを提案して合意した。

  • BMYとペプチドリームでつながるシオノギの話3


    日経産業新聞(2017/09/19)より

    「中興の祖」として53年から長くトップに君臨した塩野孝太郎氏が築いた最強の営業部隊で勝負できる時代は過ぎ、人件費が重荷だった。有力新薬候補もほとんどなかった。
    手代木社長は当時について「どうすれば生き残れるのか。
    頭にあるのはそれだけだった」と振り返る。
    その答えが「創薬型企業」だった。04年に常務として研究開発部門トップに就任し大改革を進めた。
    特に20近くあった研究領域を「感染症」など3つに絞り込んだ。
    現場は猛反発したが、「嫌なら代案を出してくれ」と何度も現場と話して納得させた。
    中期計画では感染症など注力する医療用医薬品以外の事業は相次ぎ切り離した。
    この結果、手代木氏が社長に就任する直前の08年3月期の連結売上高は2142億円。
    02年3月期のほぼ半分に激減するほどの荒療治だ。それでもGSKなどと共同開発する抗HIV薬などの開発は順調で、有力な新薬候補がそろいだした。無駄の排除など経営の改善も進み営業利益率は20%近くになった。
    その後、業界でささやかれたのが武田薬品と塩野義の合併説だ。
    13年ごろだが、当時の武田社長だった長谷川閑史氏が合併で塩野義の新薬候補に加え、後継者として手代木氏を狙っているという話が業界首脳たちの間で広がった。
    業界の重鎮によれば、結局は合併協議は条件が折り合わず白紙に戻ったという。
    ある製薬会社のトップも「両社の統合話が実現していたら、武田が本当に手ごわい会社になっていた」と語る。
    手代木社長がこの20年近く改革に挑んだのは最大のドル箱の高脂血症薬「クレストール」が16年に特許切れになれば、会社の存続が危ういとの思いがあったからだ。
    その危機を乗り越えたのは世界の製薬大手との提携交渉を成功に導いた「手代木マジック」があったからだ。 (高田倫志)

  • BMYとペプチドリームでつながるシオノギの話2


    日経産業新聞(2017/09/19)より

    さらに業界を驚かせたのは新薬の海外での販売権を、最大のライバルのはずのロシュに与えたことだ。
    業界では塩野義と最も密接な関係にある英グラクソ・スミスクライン(GSK)で決まりとみられていた。
    現在の塩野義の最大の稼ぎ頭は抗エイズウイルス(HIV)薬だが、手代木社長主導でGSKとの提携で開発できたからだ。
    ただ、手代木社長は蜜月のGSKにとってライバルのロシュの販売力などを評価し、冷徹に判断を下した。
    年間売上高500億円以上を狙える大型薬として成功させるためだった。
    東京大学発ベンチャーのペプチドリームなどとの提携を仕掛けたことも業界関係者をうならせた。
    積水化学工業を含めて9月に共同出資で次世代医薬品の原薬製造会社「ペプチスター」を設立。
    ペプチドリームの技術は「特殊ペプチド」と呼ばれる化合物であり、高い効能と製造コストが割安な医薬品の原料となる。
    最大の課題は量産技術の確立で、激しい開発競争が続く。
    それでも手代木社長は「特許を押さえ、量産技術の開発で先行できる可能性がある」と強気だ。
    これまで原薬技術は欧米の医薬大手に主導権を握られ、日本の製薬業界の収益力や開発力の弱さにつながった。
    塩野義では大型新薬の食道がんワクチン向けにペプチドの原薬の量産技術を長く開発してノウハウを蓄積してきた。昨年末にはペプチド分野のベンチャーのファンペップ(大阪府茨木市)とも提携。
    開発リスクも認識しながら、いつも通り電光石火の早業で今回の提携をまとめた。
    業界関係者は「手代木さんは10年先、20年先を見据えながら足元で着実に妙手を打ってくる」と語る。

    「創薬型」めざす

    手代木社長は82年の入社後、米国駐在が長く海外企業との提携交渉などで活躍。
    99年には39歳という異例の若さで経営企画部長に就任し、5カ年の中期経営計画の策定を仕切った。
    最大のテーマは「営業力の塩野義」から「創薬型企業」への転進だが、社内外で「それは無理だろ」と冷ややかな声が続出したのも当然だった。
    当時の塩野義は業績不振が続き八方ふさがりだった。
    塩野義は初代塩野義三郎氏が1878年に大阪・道修町で薬種問屋を開いて以降、創業家主導の経営であり、再編という選択肢はない。

  • BMYとペプチドリームでつながるシオノギの話1



    日経産業新聞(2017/09/19)より

    塩野義、手代木流、10年先も勝つ、インフル革新薬、ペプチドに布石、意表付く提携、蘇った名門。

    世界で巨額買収が相次ぐ激動の製薬業界において、連結売上高が3000億円規模の塩野義製薬が屈指の好業績を続けている。
    すでに売上高営業利益率は30%を突破した。
    少し前まで「鳴かず飛ばず」とされた名門を復活させたのが手代木功社長だ。
    世界大手との巧みな提携などで自社開発の大型新薬を連発している。
    業界で「手代木マジック」と称される経営手腕を発揮し、小さくても勝ち続けられるのか。
    「独自の創薬技術を確立した企業でなければ、生き残れない。
    塩野義はこれからも全体の売上高に占める自社開発品の比率を50%以上に維持していく」――。
    手代木社長は周囲にこう宣言する。48歳の若さで社長に就任してから9年半、驚異的な利益率を上げても満足せず、将来を見据えて貪欲に手を打つ。
    新薬開発の成功確率は3万分の1とされる。
    自社開発品の比率は通常、業界大手でも2~3割程度とされるが、塩野義では共同開発品を含めて6割強と圧倒的に高い。
    それゆえ、塩野義は武田薬品工業の5分の1以下の規模でも売上高営業利益率は3倍以上。
    研究開発費は年500億円程度ながら独自開発の新薬を連発できるのは手代木社長の経営手腕が大きい。

    選択と集中

    象徴的な事例が来年春に世界で販売するインフルエンザ治療薬だ。
    手代木社長が研究開発本部長に就任した04年以降に掲げた「選択と集中」戦略で、当時は業界大手も注力しない感染症分野に経営資源を投入した成果だ。
    手代木社長の先見性により画期的な新薬が生まれることになった。
    スイスのロシュの「タミフル」が有名だが、細胞内からウイルスが出るのを抑えるだけで増殖は止められない。
    塩野義の新薬は増殖に必要な酵素の動きを阻害して止める。
    服用回数はタミフルの半分の1日1回だ。7月には最終的な臨床試験(治験)が成功した。
    手代木社長は「従来の治療薬にない仕組みの新薬だ。
    新たな成長の柱になる」と胸を張る。
    インフルエンザ治療薬はタミフルを筆頭に競合が多いが、いずれも塩野義のような効能はない。
    手代木社長が酵素に着目して現場を駆り立ててリスクある開発に挑ませた。

  • <<
  • 112 91
  • >>
並べ替え:
古い順
新しい順