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ブリストル・マイヤーズ・スクイブ【BMY】の掲示板

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  • 2024/04/11 06:47
  • rss

掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • >>68

    【祝】BMY&小野薬品連合、メルクから特許に関するロイヤルティをゲット!!

    メルクはBMYと小野薬品に625百万ドルの初期支払いを行う予定です。
    メルクは2017年1月1日から2023年12月31日までに6.5%のKeytrudaの世界的売上高に関する継続的なロイヤルティを支払う義務を負い、2024年1月1日から2026年12月31日まで2.5%を支払う義務があります。
    ロイヤルティはブリストル・マイヤーズスクイブとオノの間でそれぞれ75/25パーセントの配分で分担される。


    BMYの企業サイト(Friday, January 20, 2017 4-01 pm)より
    http://news.bms.com/press-release/partnering-news/bristol-myers-squibb-and-ono-pharmaceutical-company-enter-settlement-a


    Bristol-Myers Squibb and Ono Pharmaceutical Company Enter Settlement and License Agreement with Merck to Resolve PD-1 Antibody Patent Litigation

    Merck to pay Bristol-Myers Squibb and Ono royalties on global sales of Keytruda through 2026, and lump-sum payment of $625 million
    Ends all global patent-infringement litigation against Merck’s sale of Keytruda
    Recognizes validity of Bristol-Myers Squibb and Ono’s PD-1 antibody patents

    ブリストル・マイヤーズ・スクイブ【BMY】 【祝】BMY&小野薬品連合、メルクから特許に関するロイヤルティをゲット!!  メルクはBMYと小野薬品に625百万ドルの初期支払いを行う予定です。 メルクは2017年1月1日から2023年12月31日までに6.5%のKeytrudaの世界的売上高に関する継続的なロイヤルティを支払う義務を負い、2024年1月1日から2026年12月31日まで2.5%を支払う義務があります。 ロイヤルティはブリストル・マイヤーズスクイブとオノの間でそれぞれ75/25パーセントの配分で分担される。   BMYの企業サイト(Friday, January 20, 2017 4-01 pm)より http://news.bms.com/press-release/partnering-news/bristol-myers-squibb-and-ono-pharmaceutical-company-enter-settlement-a   Bristol-Myers Squibb and Ono Pharmaceutical Company Enter Settlement and License Agreement with Merck to Resolve PD-1 Antibody Patent Litigation  Merck to pay Bristol-Myers Squibb and Ono royalties on global sales of Keytruda through 2026, and lump-sum payment of $625 million Ends all global patent-infringement litigation against Merck’s sale of Keytruda Recognizes validity of Bristol-Myers Squibb and Ono’s PD-1 antibody patents

  • >>67

    オプジーボ、免疫チェックポイント阻害薬の中での優位性は今後も不変! 


    楽天証券投資Weekly(2017年1月13日)より 
    https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/stock/imanaka_weekly/0138.html

    ・・・・・
    6.小野薬品工業の業績予想と投資判断

    楽天証券では、1月13日付けで小野薬品工業のアナリストレポートを発行しました。
    詳細はそれをご覧いただきたいのですが、業績予想は表2の通りです。
    目標株価レンジは昨年7月時点の5,800~6,000円から3,300~3,500円に修正しますが、投資判断は「A」を維持します。

    楽天証券では、オプジーボの値下げが2018年4月から2020年4月まで年率25%で続くと想定していますが、投与人数の拡大も続くため、2018年3月期は前年比20.4%増、2019年3月期は13.8%増の営業増益を予想しています。

    私はオプジーボの優位性が崩れるとは今のところ考えておらず、特に国内は先行して値下げしたことによって医師、病院への普及が進むと考えています。
    そのため、2018年3月期予想EPS 94.3円にPER35~40倍をかけて目標株価レンジを出しました。
    日本でも海外でも有力新薬を持つ製薬メーカーのPERは低くありません。
    小野薬品工業の場合、昨年からの薬価騒動と業績下方修正のために、割安になっていると思われます。
    株価には一定の戻りが期待できると思われます。

  • >>66

    オプジーボ、CheckMate227試験の結果に期待! (No 0)


    楽天証券投資Weekly(2017年1月13日)より 

    ・・・・・
    5.注目される臨床試験

    ・・・・・これまでの臨床試験で失敗したのは、非小細胞肺がんファーストライン(オプジーボ単剤)で、PD-L1発現率5%以上の患者を対象としたCheckMate026試験だけです。
    大きな失敗ではありますが、非小細胞肺がんファーストライン向けではCheckMate227試験が継続しています。
    こちらのほうが併用試験でもあり重要です。また、他のがんへの試験は今のところ全て成功しています。

    ◇CheckMate227

    CheckMate227試験は、BMSが主導する国際共同治験であり、非小細胞肺がんファーストラインの試験です。
    現在フェーズⅢです。

    この試験は、オプジーボ単剤と、オプジーボと他剤との併用を比較する試験です。
    即ち、

    ●オプジーボ単剤
    ●オプジーボ+ヤーボイ
    ●オプジーボ+カルボプラチン(一般名)、シスプラチン(同)、ゲムシタビン(同)、ペメトレキセド(同)のいずれかの併用
    ●ゲムシタビン+シスプラチンまたはゲムシタビン+カルボプラチン(扁平上皮がんの場合)、ペメトレキセド+シスプラチンまたはペメトレキセド+カルボプラチン(非扁平上皮がんの場合)

    の組み合わせを比較します。

    特徴は、併用剤として免疫チェックポイント阻害剤のヤーボイだけでなく、非小細胞肺がんの治療で一般的に使われている化学療法剤(カルボプラチン、シスプラチン、ゲムシタビン、ペメトレキセド)が採用されていることです。
    また、オプジーボ+ヤーボイの併用はPD-L1発現率1%以上の患者が対象となりますが、オプジーボ+ヤーボイ、オプジーボ+化学療法剤の比較ではPD-L1が発現していない患者が対象になります。

    オプジーボが既存の標準薬との併用でより効くのであれば、他のがん種にも応用できる可能性があると思われます。低コストで奏効率等の数値を上げることができることになります。

    ClinicalTrials.govに記載されているCheckMate227試験の期間は2015年8月~2018年1月です。今後の進捗が注目されます。

  • >>65

    オプジーボ、CheckMate227試験の結果に期待!(No1)


    楽天証券投資Weekly(2017年1月13日)より 

    ・・・・・
    5.注目される臨床試験

    ◇キイトルーダの脅威

    ・・・・・メルクの「キイトルーダ」がオプジーボにとって脅威になりつつあります。
    これまでのキイトルーダのメラノーマ向け、非小細胞肺がん向けは、PD-L1発現率50%以上という制約があったため、たとえファーストラインであっても、投与患者数はオプジーボに比べて限られていました。

    ところが、メルクはPD-L1発現率の制限がないキイトルーダと化学療法剤との併用療法(非小細胞肺がんファーストライン)をFDA(アメリカ食品医薬品局)に申請し、2017年1月10日付けで受理されました。
    2016年11月にフェーズⅡが終了したKEYNOTE-021試験をベースにして申請しました。
    2017年5月10日までにFDAが可否を決めます。これが承認されると、アメリカではオプジーボに対して脅威となる可能性があります。
    小野薬品工業が受け取るBMSからのロイヤルティにも影響が出る可能性もあります。

    ただし日本では、今年2月にキイトルーダが薬価収載されると思われますが、非小細胞肺がんについてはセカンドラインからのスタートになります。
    また、キイトルーダ上市後にファーストラインが承認されたとしても、今の高価格では既存薬を早期に置き換えることは難しいと思われます。
    厚生労働省はオプジーボ、キイトルーダなどの高額医薬品の使用について最適使用ガイドラインを策定中であり、価格が十分下がるまでは厳格な使用基準が適用されると思われるからです。

    ここでも、BMS=小野薬品が進めているCheckMate227試験が重要になります。
    この試験が成功すれば、キイトルーダに対して十分対抗できると思われます。

    ブリストル・マイヤーズ・スクイブ【BMY】 オプジーボ、CheckMate227試験の結果に期待!(No1)   楽天証券投資Weekly(2017年1月13日)より   ・・・・・ 5.注目される臨床試験  ◇キイトルーダの脅威  ・・・・・メルクの「キイトルーダ」がオプジーボにとって脅威になりつつあります。 これまでのキイトルーダのメラノーマ向け、非小細胞肺がん向けは、PD-L1発現率50%以上という制約があったため、たとえファーストラインであっても、投与患者数はオプジーボに比べて限られていました。  ところが、メルクはPD-L1発現率の制限がないキイトルーダと化学療法剤との併用療法(非小細胞肺がんファーストライン)をFDA(アメリカ食品医薬品局)に申請し、2017年1月10日付けで受理されました。 2016年11月にフェーズⅡが終了したKEYNOTE-021試験をベースにして申請しました。 2017年5月10日までにFDAが可否を決めます。これが承認されると、アメリカではオプジーボに対して脅威となる可能性があります。 小野薬品工業が受け取るBMSからのロイヤルティにも影響が出る可能性もあります。  ただし日本では、今年2月にキイトルーダが薬価収載されると思われますが、非小細胞肺がんについてはセカンドラインからのスタートになります。 また、キイトルーダ上市後にファーストラインが承認されたとしても、今の高価格では既存薬を早期に置き換えることは難しいと思われます。 厚生労働省はオプジーボ、キイトルーダなどの高額医薬品の使用について最適使用ガイドラインを策定中であり、価格が十分下がるまでは厳格な使用基準が適用されると思われるからです。  ここでも、BMS=小野薬品が進めているCheckMate227試験が重要になります。 この試験が成功すれば、キイトルーダに対して十分対抗できると思われます。

  • >>62

    臓器別のがん治療から、臓器ごと置き換えるがん治療へ

    再生医療でも、BMYと日本企業のアライアンスを期待したい!!


    日経産業新聞 (2017/01/01)より


    病気やけがで機能しなくなった組織や臓器を新しいものと置き換える「再生医療」。ここに来て研究開発から実用段階に入ってきた。国が期待するiPS細胞の分野では、目の難病治療を目指す臨床研究が2017年前半にも再開される。「死なないカラダ」の時代が今、幕を開ける。

    ブリストル・マイヤーズ・スクイブ【BMY】 臓器別のがん治療から、臓器ごと置き換えるがん治療へ  再生医療でも、BMYと日本企業のアライアンスを期待したい!!   日経産業新聞  (2017/01/01)より   病気やけがで機能しなくなった組織や臓器を新しいものと置き換える「再生医療」。ここに来て研究開発から実用段階に入ってきた。国が期待するiPS細胞の分野では、目の難病治療を目指す臨床研究が2017年前半にも再開される。「死なないカラダ」の時代が今、幕を開ける。

  • sakura colorさん、皆さま
    明けまして おめでとうございます。
    本年も貴重な情報をよろしくお願いいたします。
    BMS=小野薬品とみていますが、トランプ政権下で
    BMSがどう動くか、気になります。

    ブリストル・マイヤーズ・スクイブ【BMY】 sakura colorさん、皆さま 明けまして おめでとうございます。 本年も貴重な情報をよろしくお願いいたします。 BMS=小野薬品とみていますが、トランプ政権下で BMSがどう動くか、気になります。

  • >>61

    オプジーボ、パテントは2030年まで続く
      それまでの今後15年間で、第二のオプジーボを


    日経バイオテクONLINE (2016.12.27)より

    BMS社、腫瘍溶解性ウイルスをPsiOxus社から導入

    CD4とCD8細胞を強力に活性化する

    米Bristol-Myers Squibb(BMS)社と英PsiOxus Therapeutics社は、2016年12月20日、PsiOxus社が固形癌を対象として前臨床開発を進めている次世代型腫瘍溶解性ウイルスNG-348に関する独占的世界的ライセンスをBMS社が得ることになったと発表した。

  • >>53

    タカラバイオ(HF10) × BMY&小野(オプジーボ&ヤーボイ)連合 = 併用療法の話


    楽天証券投資Weekly (2016年11月25日)より

    HF10の開発状況は以下の通り。

    日本1

    メラノーマ(悪性黒色腫、皮膚がんの一種)向けにフェーズⅠが進行中だが、今期中に終了し、来期からフェーズⅡを開始する計画。
    フェーズⅠは単剤での試験だが、フェーズⅡからは免疫チェックポイント阻害剤との併用試験になると思われる。
    現在、上市されている免疫チェックポイント阻害剤、オプジーボ(一般名ニボルマブ、小野薬品工業)、ヤーボイ(イピリムマブ、BMS)、キイトルーダ(ペンブロリズマブ、メルク)の3種を比較検討している模様。
    タカラバイオはオールカマー戦略(出来るだけ治療条件に制限を付けない)を採っており、今の考え方が維持されるなら投与条件に制限が少ないオプジーボが採用される可能性がある。
    ただし、これは決まるまでわからない。

    フェーズⅡの結果が良好なら、そのまま日本で申請する方針。
    申請は2019年3月期を見込んでいる。製造は自社で行うが、販売は他社に委託する方針である。

    日本2

    膵臓がん向けに、名古屋大学と共同で、HF10と抗がん剤(ゲムシタビン(製品名ジェムザール、イーライリリー)とエルロチニブ(製品名タルセバ、中外製薬))の併用試験(臨床研究)を行ってきたが、良好な結果が出たので、来期に臨床試験フェーズⅠを開始する計画。

    アメリカ

    メラノーマを対象にフェーズⅡを実施中だが、今期中に終了する予定。
    フェーズⅡはヤーボイ(イピリムマブ)との併用試験である。

    現在、フェーズⅢ試験を計画中だが、他企業への導出、または他企業との共同研究を検討中の模様(フェーズⅢは治験者数が数百人規模になるため、タカラバイオ単独では難しい)。
    また、フェーズⅢはヤーボイかオプジーボの併用試験になると思われる(どちらになるかは未定)。
    フェーズⅢには2~3年かかると思われるため、申請は2020年3月期と思われる。

    なお、日米のメラノーマ向け臨床試験の目処がつけば、次は肺がん、胃がん等の固形ガン向け臨床試験を始める可能性がある。
    これは、メラノーマ向けは他のがん種に比べ患者数が少ないためである。

    ブリストル・マイヤーズ・スクイブ【BMY】 タカラバイオ(HF10) × BMY&小野(オプジーボ&ヤーボイ)連合 = 併用療法の話   楽天証券投資Weekly (2016年11月25日)より  HF10の開発状況は以下の通り。  日本1  メラノーマ(悪性黒色腫、皮膚がんの一種)向けにフェーズⅠが進行中だが、今期中に終了し、来期からフェーズⅡを開始する計画。 フェーズⅠは単剤での試験だが、フェーズⅡからは免疫チェックポイント阻害剤との併用試験になると思われる。 現在、上市されている免疫チェックポイント阻害剤、オプジーボ(一般名ニボルマブ、小野薬品工業)、ヤーボイ(イピリムマブ、BMS)、キイトルーダ(ペンブロリズマブ、メルク)の3種を比較検討している模様。 タカラバイオはオールカマー戦略(出来るだけ治療条件に制限を付けない)を採っており、今の考え方が維持されるなら投与条件に制限が少ないオプジーボが採用される可能性がある。 ただし、これは決まるまでわからない。  フェーズⅡの結果が良好なら、そのまま日本で申請する方針。 申請は2019年3月期を見込んでいる。製造は自社で行うが、販売は他社に委託する方針である。  日本2  膵臓がん向けに、名古屋大学と共同で、HF10と抗がん剤(ゲムシタビン(製品名ジェムザール、イーライリリー)とエルロチニブ(製品名タルセバ、中外製薬))の併用試験(臨床研究)を行ってきたが、良好な結果が出たので、来期に臨床試験フェーズⅠを開始する計画。  アメリカ  メラノーマを対象にフェーズⅡを実施中だが、今期中に終了する予定。 フェーズⅡはヤーボイ(イピリムマブ)との併用試験である。  現在、フェーズⅢ試験を計画中だが、他企業への導出、または他企業との共同研究を検討中の模様(フェーズⅢは治験者数が数百人規模になるため、タカラバイオ単独では難しい)。 また、フェーズⅢはヤーボイかオプジーボの併用試験になると思われる(どちらになるかは未定)。 フェーズⅢには2~3年かかると思われるため、申請は2020年3月期と思われる。  なお、日米のメラノーマ向け臨床試験の目処がつけば、次は肺がん、胃がん等の固形ガン向け臨床試験を始める可能性がある。 これは、メラノーマ向けは他のがん種に比べ患者数が少ないためである。

  • >>49

    やはり、年間販売額が1,500億円を超えただけでは、薬価は50%引き下げられない!! 

    【特例市場拡大再算定】の『かつ・・・』以降の記述を多く(アナリストさえ)が読んでいない。
    『予想販売額』は、厚労省の売り上げ予想1516億円が当てはまるようだ。


    【特例市場拡大再算定】とは・・
    年間販売額が1,000億~1,500億円、かつ予想販売額の1.5倍以上となる製品は、薬価を最大25%引き下げる。または、年間販売額が1,500億円超、かつ予想販売額の1.3倍以上となる製品は、最大50%引き下げる。


    4528 - 小野薬品工業(株) 2016/11/18〜のスレより引用
    http://textream.yahoo.co.jp/message/1004528/beaelnltij9a96h/63?offset=478&rv=0&back=1

    477 アスナロ 11月19日 06:05

    >>475meiさん
    おはようございます。
    昨日、オプジーボのロイヤルティー計上についてIRに確認しました。・・・・間違いを指摘していただき、感謝します。

    ついでに、オプジーボの今後の薬価について、掲示板で悲観的に言われているとおり売り上げが1000億円又は1500億円以上になると2年ごとの見直しのつど30%又は50%引き下げになるのか、オプジーボは今後1500億円を上回ることができないのか、聞きました。

    厚労省の制度見直しがあれば別だそうですが、今回の臨時の見直しのもととなった厚労省の売り上げ予想1516億円が、これからの基準になるそうです。

    そこから30%又は50%以上上振れると引下げの対象になるそうです。
    つまり、18年4月の次回見直しの際、1516億円×30%の1970億円を上回ると引下げの対象になるようです。

    厚労省しだいで制度がどうなるかわかりませんが、掲示板で悲観的に書かれている1000億円や1500億円をうわまわることができないような最悪なことでは無いと私は理解しました。

    今回もそうですが、海外との価格差も参考にされるのではないかと個人的には思います。

    いずれにしても、今後の薬価の見通しにについて、厚労省は正確な情報を発信すべきです。日本の創薬研究を拡大するためにも必要です。

  • >>48

    オプジーボ、中医協の資料では、日本で毎年1,500億円以上売れても、必ずしも薬価は下がり続けるとは限らないと解釈できる。

    本邦における今回のオプジーボの薬価50%ダウンの一件で、厚労省の最大のこだわりは、現行のルールの枠内で処理した形を保ったこと・・

    このことは、高薬価に対する感情的な批判、政治的・経済的な圧力屈して、なんの根拠もなく、ざっくりと半値の50%にした訳ではないことを示すとともに、次回、平成30年度の薬価改定のときも、厳格にこの現行のルールに則って対処することの妥当性を担保ことにもつながっている。

    よって、次回の薬価改定では、オプジーボの薬価は上がることはあっても、もっとさがることはないと中医協で決定されたと読める。



    中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第120回) 議事次第(平成28年11月16日(水))より

    今回の緊急的対応の対象となった医薬品について、平成 30 年度改定においては、平成 29 年度薬価調査に基づき、今回の引下げを行わなかったと仮定した販売額を算出の上、平成 30 年度薬価制度改革に基づく再算定を改めて実施する。
     http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12404000-Hokenkyoku-Iryouka/0000142956.pdf


    日経産業新聞(2016/11/17)より
     
    16日の中医協では、オプジーボの17年3月期の売上高を新たに1500億円超と見積もった。1500億円超だと50%の引き下げという現行ルールがあるからだ。医薬品卸や病院などに入るマージンや消費税など諸経費を推定して上乗せした「薬価ベース」に直すと、1500億円を超えるという論理だ。

    しかし、このマージンなどの計算は実数ではなく厚労省の推定だという点に不透明さと危うさがつきまとう。
    事実、中医協委員からは「推定の根拠を求められたとき、納得の得られる説明ができるのか」「もし結果的に1500億円を超えなかった場合に対応できるのか」といった声が上がった。

    これに対して厚労省は、「実際の諸経費が推定と異なるなら、小野薬品は不服を申し立てられるので、そこで対応する」「年度末の売り上げが結果的に今回の予想と異なっていれば、18年の薬価改定時に改めて対応できると考えている」と答えるにとどまった。

  • >>39

    オプジーボ、小野よりもBMYの利益が凄いことになる 

    2022年の全世界の年間売上、1兆5000億円程度との予測がある。

    その時の売上比率のイメージは、

    米国(BMY):欧州(BMY):日本+台韓(小野)≒ 6:3:1  こんなところかな??  

    米国(BMY):欧州(BMY):日本+台韓(小野)≒ 9000億円:4500億円:1500億円  

    海外(BMY)では2030年のパテント切れまでは伸びるが、日本(小野)では薬価改定があるため、年間売上が1500億円程度で頭打ち。


    BMYから小野へのロイヤリティ、1035億円(9000億円×4%+4500億円×15%)を払っても、
    BMYには、毎年、数千億円以上で漸増する利益が残るハズ

    ブリストル・マイヤーズ・スクイブ【BMY】 オプジーボ、小野よりもBMYの利益が凄いことになる   2022年の全世界の年間売上、1兆5000億円程度との予測がある。  その時の売上比率のイメージは、  米国(BMY):欧州(BMY):日本+台韓(小野)≒ 6:3:1  こんなところかな??    米国(BMY):欧州(BMY):日本+台韓(小野)≒ 9000億円:4500億円:1500億円    海外(BMY)では2030年のパテント切れまでは伸びるが、日本(小野)では薬価改定があるため、年間売上が1500億円程度で頭打ち。   BMYから小野へのロイヤリティ、1035億円(9000億円×4%+4500億円×15%)を払っても、 BMYには、毎年、数千億円以上で漸増する利益が残るハズ

  • >>39

    キートルーダの売上が拡大し、そこから得られた利益は、やがてオプジーボ陣営に還元される。


    小野薬品HP (2016 年 10 月 24 日) より

    MSD 株式会社に対する特許侵害訴訟の提起について

    小野薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:相良 暁、以下、「当社」)は、本庶佑氏※1との共有に係る抗PD-1抗体に関する特許(特許第4409430号、特許5159730号、以下、「本特許」)に基づき、本年 9 月 28 日に「キイトルーダ®」(一般名:ペムブロリズマブ、MK-3475)に関する製造販売承認を取得した MSD 株式会社に対し、10 月 24 日に特許権侵害行為差止請求訴訟を東京地方裁判所に提起しましたので、お知らせします。

    当社は、「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」という企業理念のもと、世界に通用する独創的な新薬を研究開発する企業であり、知的財産を極めて重要な経営資産であると認識しています。

    そのため、当社の知的財産権を侵害又は侵害するおそれがある行為に対しては、適切かつ迅速に対応を講じることとしており、今回の訴訟提起に至りました。

    本特許に対応する欧州及び米国特許は、ブリストル・マイヤーズ スクイブ社(米国)にライセンスされており、それら各特許に基づいた訴訟が欧州各国および米国においても係属しています。

    なお、当社とブリストル・マイヤーズ スクイブ社(米国)は、当該治療が患者さんの生命救済に関わるという特徴を考慮して、ロイヤルティなどを含む適切な対価を支払う旨の訴訟当事者の合意がなされれば、又は裁判所による命令が下されれば、これらの訴訟において「キイトルーダ®」の販売差止判決を求めない旨を表明しており、本件訴訟においても、その方針で臨みます。

  • >>38

    BMY&小野連合のリードは続く(その2)

    オプジーボやキイトルーダを免疫細胞のブレーキに働きかけるPD―1陣営と呼ぶとすると、それを踏むがん細胞の足の動きを封じるPD―L1陣営にはロシュ以外にも世界の有力製薬会社が名を連ねる。
     その1社が英アストラゼネカだ。抗PD―L1抗体「デュルバルマブ(一般名)」を開発しており、治験の最終段階の第3相にあるが、その特徴はもう一つの免疫チェックポイント阻害薬である「抗CTLA―4抗体」と同時に開発し、併用に軸足を置いていることだ。
     抗CTLA―4抗体といえば免疫機能へのブレーキを解除する仕組みで、すでに実用化されている米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)の「ヤーボイ(一般名イピリムマブ)」で知られる。アストラゼネカが開発している抗CTLA―4抗体は「トレメリムマブ(一般名)」だ。
     抗がん剤治療で最初に投与する1次治療で非小細胞肺がんを適応にした両がん免疫薬候補を併用する国際共同治験を進めている。この適応では順調に行けば日本で18年春~秋にも発売できる可能性がある。このほか、同じ非小細胞肺がんで3次治療、ぼうこうがん、頭頸部がんなどでの複数の治験も実施している。
    売上高は急増
     独製薬大手メルクと米ファイザーもPD―L1陣営で、開発中の「アベルマブ(一般名)」は日本でも胃がんや非小細胞肺がん、ぼうこうがんなどで治験の第3相にある。抗PD―L1抗体の仕組みに加えて、分子構造上の特徴で、がん細胞に目印を付けて、免疫細胞を集めて攻撃しやすくするADCCと呼ばれる機能もあると期待されている。
     これまでの抗がん剤の勢力図を変える勢いのがん免疫薬。抗PD―1抗体と抗PD―L1抗体について中外の永山会長は「どちらが良いというのはまだ分からないが、今までの臨床研究データをみているといい勝負」と分析する。
     英調査会社のエバリュエートによるとPD―1陣営のオプジーボの年間売上高は15年は全世界で11億1900万ドル(約1150億円)だったが22年には146億3400万ドルまで増え、抗がん剤市場の頂点に上りつめると予想する。年率44%という驚異的な伸びだ。
     PD―L1陣営では、ロシュグループのテセントリックは現状で売り上げはないが、22年に53億3100万ドルと予測されている。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  • >>37

    BMY&小野連合のリードは続く(その1)

    日経産業新聞(2016/10/20)より 

    日本にも近く投入
     免疫細胞のブレーキ「PD―1」ががん細胞に踏まれないようブロック、人が持つ免疫の力を最大限引き出す免疫チェックポイント阻害薬(免疫薬)。小野薬品工業のオプジーボはその代表格だが、それだけではない。ブレーキを踏むがん細胞の足である「PD―L1」の動きを封じ免疫力を引き出す薬剤の研究も急ピッチで進む。日本でも早ければ2年後に登場する可能性が出てきた。(関連記事14面に)・・・・・・・・・・・・・
     「抗PD―L1抗体は(大型新薬で年1000億円以上を売り上げる)ブロックバスターになりうるし、当然そのようにしなければ」。中外製薬の永山治会長兼最高経営責任者(CEO)はこう自信をみせる。
     スイス製薬大手のロシュグループと共同で開発を進めている「テセントリック(日本での製品名は未定、一般名アテゾリズマブ)」は米食品医薬品局(FDA)から今年5月、抗PD―L1抗体では世界で初めて、ぼうこうがんを適応症として承認を受けた。さらに10月18日には肺がんの約8割を占める非小細胞肺がんでも承認を取得した。
     アテゾリズマブは複数の国・地域で同時に実施する臨床試験(治験)である国際共同治験という方式で開発を進めている。治験で出てきたデータは国際基準を満たしているため、世界の主立った国で製造販売の承認を求める場合、どこででも利用できる。
     日本でもこの治験のデータをもとに2017年に非小細胞肺がんとぼうこうがんへの適応で承認を申請する予定だ。肺がんは単剤とほかの抗がん剤との併用の両方、ぼうこうがんでは単剤での治験を進めている。
    同時に12の治験
     一般的に承認申請から取得までの期間は1年程度の場合が多く、国内での発売は18年ごろになる可能性がある。18年には腎がんや乳がんでの承認申請も計画している。開発後期段階だけで、日本ではアテゾリズマブで12もの治験が同時に走っている。こんな状況は初めてといい「期待は大きい。これまでのがん治療を大きく変える可能性を持つ」と小坂達朗社長は解説する。
     ロシュが10月9日に欧州臨床腫瘍学会で発表したテセントリックの非小細胞肺がんの患者を対象にした第3相治験では、免疫細胞のブレーキを踏むPD―L1の発現状況にかかわらず化学療法を上回・・・・・・・・

  • >>36

    オプジーボ&ヤーボイ連合(その2)

    日経産業新聞(2016/10/20)より 

    単剤と比べ2倍
     オプジーボとヤーボイの併用療法の効果の高さについては世界各国の医療機関ですでにいくつかのデータが出ている。今年6月4日、米国臨床腫瘍学会で発表された試験結果では、非小細胞肺がんでPD―L1が「陽性」の患者では、併用による奏効率が57%。オプジーボ単剤と比べて2倍の患者に効いたことになる。しかもPD―L1が「強い陽性」に限ると、92%にも上ったという。
     オプジーボもヤーボイも働きかけるのは免疫細胞だが、それぞれ別の部分に作用する。オプジーボは免疫細胞の「PD―1」というブレーキペダルをがん細胞が押すのを防ぐ。これに対してヤーボイは同じく免疫細胞の「CTLA―4」という別のブレーキペダルに作用する。
     CTLA―4はPD―1と同じブレーキペダル。ただ、PD―1は、がん細胞が免疫細胞の攻撃をかわすために押すブレーキであるのに対してCTLA―4は正常な「抗原提示細胞」と呼ばれる細胞があまり免疫細胞が活性化しすぎないようバランスをとるために押すブレーキだ。
     抗原提示細胞はいわば司令塔の役割を果たす細胞。免疫細胞が攻撃すべきがんの情報を免疫に伝達、そのうえ免疫細胞を元気づけてがん細胞を攻撃させる。
     しかし、免疫細胞が一定程度働けば抗原提示細胞は免疫細胞にブレーキをかける。このブレーキがCTLA―4だ。免疫細胞が攻撃し過ぎて、がん細胞以外の健康な組織まで傷めてしまわないようヒトが持ついわば本能だ。
     免疫細胞のブレーキであるCTLA―4を作動させてしまうと、いくらオプジーボによって、もう1つのブレーキであるPD―1をブロックしても免疫細胞の攻撃力は半減する。
     このため、オプジーボとヤーボイの両方を投与することで免疫細胞が持つPD―1とCTLA―4という2つのブレーキが押されないようにブロック、免疫細胞が持つ外敵に対する攻撃力を最大限に高める。オプジーボとヤーボイの2枚看板がそろえば小野薬品―BMS連合は縮まりつつある後続組をまた大きく引き離すことが可能になる。
     ただ併用する分、副作用が発生するリスクは高まることも事実。併用はもろ刃の剣でもあることを忘れてはならない。

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