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エイ・ティー・アンド・ティー【T】の掲示板 〜2019/05/31

現在、AIアプリケーションの多くはクラウドで構築・運用している。
しかし自動運転車などのリアルタイム処理では、いちいちクラウドにおうかがいを立てているとうまく動作しない。
5G時代になれば、デバイスエッジやモバイルエッジにAIアプリを実装するエッジコンピューティングが進むと予想されている。エッジAIデバイスが増えると、幹線網の通信量は増えにくくなり、通信事業者にとっては幹線網サービスの収益に不透明感が出てくる。これを「AIオフロード」と呼ぶ。
米AT&Tは5G時代に向けいち早く動き、18年春に「AT&Tエッジコンピューティング」構想を発表し、AIオフロードへの対応を始めた。同社が年内に12カ所で始めるモバイル5Gサービスと密接に関係している。
ざっくりいえば、5~10キロごとに整備されているマクロ基地局や、5Gで数百メートルごとに整備されるマイクロセル基地局などにサーバーを置き、ネットワークの末端に分散型のデータセンターを構築するプロジェクト。
AT&Tにとってのエッジとはモバイル基地局や電話局である。