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ボーイング【BA】の掲示板 〜2019/07/08

  • >>262

    ボーイング(BA)の第2四半期決算

    ■全般的な業績
     世界的な市場拡大により予定通り好調に推移。

    ■貨物機好調

    ■KC-46Aタンカープログラムの繰延費用問題説明
     2018年7月13日ボーイングとアメリカ空軍は連名で、新型空中給油機KC-46ペガサスの初号機引き渡しに向けた飛行試験プログラムが終了したと発表しました。「KC-46A」は、民間旅客機で成功した767型機を基に、空軍の仕様で改良を加えタンカーとした機体だが、これまでにも多くの問題の解決に手間取り、開発費に15億ドルも多く費やしてきた。加えてC-17大型輸送機とA-10地上攻撃機への給油試験で新たな不具合が生じ、空軍への納入スケジュールに影響が出てきた。繰延費用は相殺。

    ■BGSが1年で好調な軌道に。
    四半期中、BGSは約40億ドルの主要契約をし、受注残高は現在200億ドルである。7月でボーイング・グローバル・サービス事業の立ち上げ1周年を迎え好調な業績と予測。BGSの年初来の成果は、チームと企業の証拠であり、規律ある実行を維持しながら、トップラインの成長を達成することに重点を置いています。今年の重要な勝利は、顧客に提供するOne Boeingの強みを強調しています。

    ■自社株買い実施
    ボーイング株式、30億ドルの自社株買い。昨年から1株当たり20%の配当増を反映して10億ドルの配当金を支払った。今後18ヶ月から24ヶ月の間に残り120億ドルの自社株買いを予定し株主還元。

    ■新中型機NMAプログラム順調に推進
    787のような複合材主翼と胴体を持つが翼幅は787より狭く2025年ごろの就航を目指している。単通路の狭胴型機エアバスA320neoや737Xと、2列通路の広胴型機787や777X、エアバスA330やA350、との中間のサイズで、いわゆる中間市場 (MOM = middle of market)を狙い、現在成功しているエアバスA321neoより客室快適性、航続距離、座席当たりの運航コストで優れた機体を目指す。

    ■中国貿易摩擦に関しては楽観的見解
    予測する将来の市場、およそ次の20年間で43,000機の飛行機を必要とする世界、そのうち7,200機が中国の需要なので、ボーイングにとって重要な顧客です。ボーイングは中国政府にうまく位置づけられています。ボーイングは中国の各航空会社および中国政府と密接に協力しています。