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ゴールドマン・サックス・世界債券オープンA【35311986】の掲示板 2017/03/30〜2018/01/08

おはようございます。
今日は相場が休みなので、好評であった記事を一つ載せますので命の大切さについて考えてみてくださいね。
長文失礼致しますと最初に述べておきます。

                  【消防士の職務で知った、命の大切さとは?】


                      
                                
皆さんは自宅で救急車のサイレンの音を耳にすることはありませんか?実は救急依頼が年々増加している傾向にあるのです。

最近は日本が少子高齢化社会になったこともあり、お年寄りが増えて行けば当然に救急車で運ばれる人も増えて行くのです。

そんな毎日起きている救急搬送の中で、私が実際に搬送をして知った命の尊さについてお伝えしたいです。



1、人の命の尊さとは?


私は救急車にも応援でよく載りますが、普段は消防士として消防隊として火災や救助などに出動していましたが、そこで救急搬送をたくさんしている間に、いろんなことに気付いたのでした。

それは「自分で自分の命を絶つ」という自損行為(自殺)が年々増加している傾向にあることです。
皆さんはそのような自分で自分の命を絶つという行為をどう思われますでしょうか?

かけがえのない命の大切さは、あなたを「かけがえのない存在と感じてくれる人の有無にかかっているのです。
だからたった一つしかない、かけがえのない命なのではなく「あなたをかけがえのないと思ってくれる人がいる」という事実があってこそ、あなたをかけがえのない存在にすることが出来ることを覚えておいてください。


2、出動の要請を受けて知った、命の大切さ。


これは失恋をして飛び降りの自殺未遂をしてしまった若い女性のお話ですが、人は恋をして異性を好きになるもんですよね。特に若い年代では私も経験がありますが、異性に興味を持ちたくさんの女性とお付き合いして恋をしたものでした。

どうしようもないぐらいに、そのお付き合いした異性を好きになってしまい燃え上がるのは若さの特権であり、大変良いことなんですが、それで大好きになった男性にふられてしまい失望感に陥り、飛び降り自殺をしようとある会社の屋上に上がり飛び降りようとした若い女性の実話なのですが。二人の間に何があったか知りませんが、ともかくその飛び降りをしようとしている女性を何とか思いとどまらせようと説得したのでした。

もう錯乱状態であり、今にも飛び降りそうな状態であり、そのために救急隊であった私は署に梯子車の依頼をしていましたので、梯子車が到着するのを待っている状態でした。

最初の119番の通報では「女性がパニックに陥り、過換気症候群みたいな感じで至急、救急車をお願いします」と言う救急依頼であったのでそんな想定で現場に向かったのでしたが、まさか、こんな状態にまで発展しているとは夢にも思わずの出動となったのです。

私達は、高層ビルからの飛び降りを実際に防ぎきれずに飛び降り自殺させてしまった苦い経験をしているだけに、あの時の高層ビルから飛び降り、何とも言えないような「ド~ン」と下まで落ちる音を実際に聞いてしまい、あんな下に落ちて何か砕けたような音は聞いたことがありませんが、きっと頭が砕けて脳みそが飛び散る音だったのでしょう。あの何ともいえない嫌な音がトラウマになり今も頭に残っているだけに、こんなこれからの将来がある若い女性を飛び降り自殺させてはいけないと、一生懸命に必死になって、屋上から飛び降りようとしている女性を説得したのです。

「梯子車隊よ、頼むから早く到着してくれ!」と私は心で叫びながら説得を続けたのでした。「いや~っ、いや~っ!死なせて、死なせて」とその若い女性はパニックになり騒ぎ続けるので、本当に説得するのに苦労する状態でした。そして梯子車が到着するまでに、何とか飛び降りをしてしまうのを防いで、梯子車隊の隊員が梯子車から伸ばした梯子に乗って屋上まで到達して、何とか危機一髪の所で若い女性の飛び降り自殺を防ぐことが出来たのでした。

私達はすぐに救急車に載せてパニックになって泣きじゃくって、「死にたい、死にたい!」「彼に会いたい!」とまだ騒いでいるから事情聴取をしようとしましたが騒いで暴れているので、事情聴取をすることもできずに舌でも噛まれてはいけないと注意しながら、押さえて病院まで搬送するのがやっとでした。
その時の彼氏にふられて失恋した悲しい、悲しい若い女性の顔を今でも私は忘れません。

後から聞いた話ですが、お付き合いしていた男性から「もう飽きたので別れよう」と悲しい宣告の言葉を突き付けられたと言うことでした。

確かに失恋した時は無茶苦茶辛いし、どうしようもなく心が砕けてしまう気持ちになるのは、私も若い頃にも何回か経験しましたから、飛び降り自殺しようとした女性の心理も分かりますが、だからと言って自殺まで考えてしまってはだめです。皆さんもそう思いませんか?

「恋はガラスのようなものであり、いい加減に掴んだり強く掴み過ぎたりすると割れてしまう、繊細であるし移り気なものなんです」だから大切に育てようとしたいのですが、これが思うように行かないのも現実なのであり、人を恋するということは心が満たされて楽しいのですがその反面に難しく、辛いものが付きまとう事も多いのです。

でも失恋は時間と言うものが味方をしてくれて、時間が過ぎて行けば、時が経てば、そのうちに忘れて行くものなんです。ですからその女性も時が経てば、きっと新しい素敵な恋をして行くことでしょう。
そう考えると飛び降り自殺をすることを防げて、本当に良かったと思うのでした。



【まとめ】


こんな感じで消防の職務をしていることにより、いろんな命に関わる体験をたくさんしてきましたが、命を守って行く仕事ですので「絶えず心を引き締めていかないと大切な尊い命を守れないのである」そんな緊張感や、使命を背追いながら頑張って行くこの仕事を「私の天職」と考えています。

世の中には生きたくても病気などで、何ヶ月も生きられない人もいますが「自殺をして、自らの命を故意に絶つぐらいなら、私にその命をください」と言う、そのような長く生きられない運命の人から、悲しく伝わって来る夢を見ることが私はありますが、どうか尊い命を大切にして生きる大事さを、皆さんももう一度考えて見て欲しいものです。