ここから本文です

【4月15日衆議院環境委員会[ボン条約(移動性野生動物種の保全に関する条約)]】
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/186/0017/18604150017007a.html

○河野正美(日本維新の会) 
ちょっと話は多少前後するかもしれませんけれども、草刈参考人にお尋ねしたいんですけれども、先ほどボン条約というのが出てまいりました。ボン条約というのが、今既に百十カ国ですか、二〇〇八年十月現在で締約国があるということで、我が国が未締結であるというふうに伺っております。
我々の同僚議員の中にも、やはり、海獣といって、海生の動物、鳥獣保護に対して先ほどお話がありましたけれども、そういった漁業被害のことを言っている議員がおります。
そういった意味から、この条約を何で我が国が締結していないのかなという思いもあるんですけれども、一説には鯨ということもありましたが、その辺、ちょっとお聞かせいただけますでしょうか。

○草刈秀紀(WWFジャパン事務局長) 
ボン条約の件でございますが、これまで、生物多様性国家戦略の中でもボン条約の議論はされております。ただ、国家戦略では、まだ日本はボン条約は批准しないんだけれども、個体の種としての協定とか、そういうことができるという議論までは行っておりますが、まだ条約の批准というところまでは行っていません。我々からすると、国際的な責務を持っている先進国でございますので、そういう面からも日本はボン条約に批准すべきではないかなというふうに思っています。
それはなぜかと申しますと、日本は島国で、南から北まで幅広い島でありますし、南からいろいろな生物も渡ってきます。また、ウミガメなどもきちんと対象にするということができていないですね。今、ウミガメも世界的には非常に絶滅の危機があるものですから、そういう面でもボン条約にきちんと批准するということは大事だと思います。
ボン条約を批准した上で、鯨なりイルカなりはどう扱うか、それを考えるべきであって、鯨、イルカがあるからボン条約に批准しないというのはちょっと流れではないかなというふうに思うので、ぜひ、ボン条約の批准について、前向きに国としても検討をしていただきたい。これはやはり、日本の国際的な使命でもありますし、生物多様性基本法でもそういうふうにうたっておりますので、重要な条約だというふうに考えているところでございます。

○河野正美(日本維新の会) 
ありがとうございました。

アプリでサクサク「掲示板」を見る Yahoo!ファイナンス公式アプリ
ファイナンスストア