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    『ブラック・ゴスペル』というジャンルの音楽は、
    マスコミを通じ、急速に認知度が高まったとはいえ、
    この日本では、まだまだ
    アルバムやアーティストの情報も不足していますし、
    そのうえ、愛好者どうしの横のつながりも乏しいのが現状です。

    そこで、このトピックスでは、
    コンサートの案内やおすすめアルバムの紹介、
    クワイアでどんなふうに唄っているかなどなど、
    情報交換を通じて、ゴスペルフレンドの輪を広げちゃいましょう。

    そんなワケですから、聞きたい事はどしどし質問してください。
    なお、ゴスペルの教室、サークルを探している人は、
    ここに書きこむ前に下のサイトを見てみてくださいね。
    きっとお近くの場所にもあると思いますよ。

    コンサート情報などにはレスできない場合もありますが、
    管理人わっしぃも、できるだけ話に加わるようにしますので、
    多くの人が参加できるようなトピックスにしましょう。

    では、どうぞ、奮ってご参加ください、いざーっ!!

    http://member.nifty.ne.jp/gospel/link.htm
    http://www.yamaha-ongaku.com/pms/courses/19.html

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  • 2188(最新)

    wassy11 7月22日 17:22

    >>2187

    ≪前の投稿から続く≫


    ミルトン・ブランソン&ザ・トンプソン・コミュニティ・シンガーズの特集の続きです。


    以上、お聴きくださったように、
    トミーズの持つ、大人数の声圧による「音のカベ」感や、
    ピアニシモからフォルテシモまで、一気に駆け上がるダイナミズム、
    それに、クワイアのまとまりや躍動感には目を見張るものがあります。

    また、一般的にゴスペル・クワイアというと、
    クワイアのリーダーがリードやソロをとる事が多いのに対し、
    トミーズのディレクターであるタイロン・ブロックは、一切リードを歌わずディレクトに専念し、
    その代わり、曲によって次々と才能豊かなソリストが登場してきます。

    これらの点から、
    日本でも人気のある、ヘゼカイア・ウォーカーのクワイアや、
    リッキー・ディラードのクワイアなど、今日の一線級のクワイアと比較しても、
    トミーズは決して負けていない、と感じるのはわっしぃだけでしょうか?

    わっしぃ的には、ミルトン・ブランソンは最も優れたクワイア・リーダーの一人で、
    トンプソン・コミュニティ・シンガーズは、
    ゴスペル史上最高のクワイアの一つだと信じて疑いません。

    まさに、80年代後半から90年代前半にかけてのアメリカでのクワイアブームを
    先頭に立って牽引してきた、そして人々に愛されるクワイアと言えるでしょう。


    そんなトンプソン・コミュニティ・シンガーズの再結成ライブが、
    この10月26日にCDとして販売されることが決定しました。
    まさにワクワクするようなイベントではありませんか。

    期待しつつ、リリース日を待ちたいと思います。


    以上、たいへん長い文章となってしまいましたが、
    ザ・トンプソン・コミュニティ・シンガーズの特集でした。
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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  • >>2185

    ≪前の投稿から続く≫


    ミルトン・ブランソン&ザ・トンプソン・コミュニティ・シンガーズの特集の続きです。


    その後、ミルトン・ブランソンが1997年に死去、
    翌98年に、トミーズはゴスペルの殿堂入りを果たしました。

    2000年には、The Tommies 名義でアルバム『Real』を発表し、
    スモーキー・ノーフルとの共演も果たしましたが、
    そのトミーズも、2003年に惜しまれつつ活動を休止しました。

    2006年には、元メンバーによる一度目の再結成ライブがあり、
    CD2枚とDVDが発売されました。

    そして2016年8月に、二度目の再結成ライブがあり、
    今回、そのライブをレコーディングしたCDがリリースされるということです。


    これらのオリジナル・アルバムの他に、
    80年代以降の時期のベスト盤が、これまでに5枚リリースされています。

    Greatest Hits Vol.1(1996)
    50 Blessed Years (1998)
    Super Hits (2000)
    Great Gospel Moments(2000)
    Ultimate Collection(2012)

    これらベスト盤が数多く発売されていることからも、
    彼らが活動休止後も、いかに多くの人々から愛されているかがわかると思います。


    ≪次の投稿へ続く≫

  • >>2184

    ≪前の投稿から続く≫


    ミルトン・ブランソン&ザ・トンプソン・コミュニティ・シンガーズの特集の続きです。


    60年代の後半から70年代にかけて、
    トミーズは、後年、独立して有名になるジェシー・ディクソンを
    ピアニストやプロデューサーに起用し、
    いくつかのスマッシュ・ヒットを世に送り出しました。

    そして80年代前半、パーシー・ベイディとダリウス・ブルックスという
    二人の若き才能をプロデューサーに登用し、
    当時、まだ目新しかったジャズコードを多用したコンテンポラリーなサウンドに衣替えして以来、
    その快進撃が始まります。

    特に、1986年リリースの『There is Hope』から、
    1992年リリースの『My Mind Is Made Up』まで連続5枚が
    発売と同時にゴスペル・アルバム・チャート1位となったのは圧巻です。

    また1992年にはステラー賞、95年にはグラミー賞も受賞しました。
    まさに、80年代後半から90年代前半にかけて、アメリカで起こったクワイアブームを
    先頭に立って牽引してきたクワイアと言えるでしょう。


    彼らの80年代以降のディスコグラフィです。
    ただ残念なことに、これらのオリジナル・アルバムは、すべて廃盤となっており、
    一部の中古レコード業者以外での入手は困難なようです。

    Miracle Live(1984)      最高位6位
    There Is Hope(1986)    最高位1位 グラミー賞ノミネート
    If I Be Lifted(1987)    最高位1位
    Available To You(1988)  最高位1位 ソウル・トレイン音楽賞受賞
    Open Our Eyes(1990)    最高位1位
    My Mind Is Made Up(1992)最高位1位 ステラー賞受賞
    Through God's Eyes(1993)最高位4位 ソウル・トレイン音楽賞受賞
    Shout(1995)       最高位5位 グラミー賞受賞
    He's Still Good(1997)  最高位9位


    ≪次の投稿へ続く≫

  • 今回の特集は、この10月26日に再結成ライブ・アルバムをリリースする、
    Rev. Milton Brunson & The Thompson Community Singers(愛称:The Tommies)です。

    活動休止から15年たった現在でも、
    「クワイアの中のクワイア」と称賛され、愛されている彼らの功績とは、
    いったい、どのようなものだったのでしょうか?
    それを、これから皆さんとご一緒に見ていきたいと思います。


    リーダーであるミルトン・ブランソンは1929年シカゴ生まれで、
    高校卒業後、トーマス・ドーシーやマヘリア・ジャクソンといった
    ゴスペル第一世代の指導を受けつつ、
    1948年にシカゴの Mckinley High School で
    ザ・トンプソン・コミュニティ・シンガーズ(愛称:ザ・トミーズ)を結成しました。

    「ザ・トンプソン・コミュニティ・シンガーズ」という名は、
    当時、彼が通っていたSt. Stephan's AME 教会の、
    Eugene Thompson 牧師に敬意を表してつけられたものだといいます。

    彼らの映像で最も古い60年代当時の貴重なフィルムを見ると、
    他の教会のクワイアが直立不動で賛美歌を歌うなかで、
    トミーズはお揃いの衣装に息の合ったクラップ、それにモダンで高度なバック・サウンドなど、
    既に圧倒的な斬新さを備えており、歌のクォリティも非常に高かったことがわかります。

    Rev. Milton Brunson & The Thompson Community Singers(1963)
    https://www.youtube.com/watch?v=SpvkMnPoljs


    ≪次の投稿へ続く≫

  • 少し前の事で、皆さんにはご報告が遅くなり申し訳ございませんが、
    過去の投稿No.2113でもお知らせしました、
    あのトンプソン・コミュニティ・シンガーズの再結成ライブが、
    CDとして販売されることが決定しました。


    トンプソン・コミュニティ・シンガーズをご存知ない方のために簡単にご説明すると、
    このグループは、リーダーであるミルトン・ブランソン師のもとで、
    8回ものゴスペル・チャートNo.1やグラミー賞受賞(1995)に輝き、
    80年代後半から90年代初めにかけて、
    アメリカでのクワイア・ブームを先頭に立って牽引してきた偉大なクワイアです。

    そのトンプソン・コミュニティ・シンガーズが、2016年8月29日、
    イリノイ州のマットソン市にある New Faith Baptist Church にて、
    当時のプロデューサーだったダリウス・ブルックスやパーシー・ベイディ、
    それにクワイア・ディレクターだったタイロン・ブロック、といった、
    そうそうたるメンバーと共に行った再結成ライブが、CD化されることになったのです。

    彼らの全盛期を知る人にとっては、まさにワクワクするようなイベントではありませんか。


    なお、発売日は10月26日で、
    レコード会社は、ゴスペルを多く手掛けるアメリカの大手レーベル、
    Tyscotからリリースされる予定ですので、日本でも入手できると思われます。
    もちろん、わっしぃも購入するつもりです。

    詳しくは、以下の「The Tommies Reunion」の特設サイト(英語)をご覧ください。
    http://www.tommiesreunion.com/home


    以上、トンプソン・コミュニティ・シンガーズ再結成ライブCD化のニュースでした。
    彼らのバイオグラフィとディスコグラフィについては、
    後日、この掲示板上で詳しく特集をする予定です。


    なお、当掲示板では、ゴスペル情報ならびに
    「こんなこと教えてぇ~」という質問を募集しておりますので、
    ブラック・ゴスペル全般へのご質問や、ゴスペルを唄っていて疑問に思ったことなど、
    どしどしご投稿下さい。みんなで考えていきましょう!

  • >>2181

    ≪前の投稿から続く≫


    この5月に来日する Kurt Carr の特集の続きです。


    さて、カート・カーのサウンド上の特徴ですが、
    彼の師匠であるリチャード・スモールウッドのように、
    一聴してクラシック色が強いという印象はなく、
    むしろ、彼が敬愛するジェームズ・クリーブランドやアンドレ・クラウチのように、
    親しみやすいメロディーを作る点にあると思われます。

    かといって、まったくクラシック的な要素がないかと言えば、そうではなく、
    リフレイン(繰り返し)とサビでの劇的な展開には、
    明らかにクラシック音楽からの影響が感じられます。

    彼が手掛ける曲は、“In The Sunctuary”のように、
    わかりやすいメロディの部分のみに焦点を当てられることが多いのですが、
    クラシック音楽とコンテンポラリー・ゴスペルとの融合の一つの形態として聴いてみると、
    また違った印象を持つのではないでしょうか。


    最後に、これら彼の特徴が最もよく出た曲として、
    讃美歌66番"Hoy, Holy, Holy"(日本語題:聖なる、聖なる、聖なるかな)
    を聴いてみたいと思います。

    カート・カー&カート・カー・シンガーズが、シンプルな讃美歌を料理すると、
    これほどまでに劇的な曲になるという好例ではないでしょうか。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / "Hoy, Holy, Holy"(1997)
    https://www.youtube.com/watch?v=tQmPMEofOFs



    今回、ご紹介させていただいた、カート・カー&カート・カー・シンガーズが、
    今年の5月にワークショップと来日公演を行います。
    (詳しくは、投稿No.2177をご覧ください)

    この機会に、もう一度、彼らの楽曲に触れてみてはいかがでしょうか。


    以上、まとめと言いながらたいへん長い文章となってしまいましたが、
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



    なお、当掲示板では、ゴスペル情報ならびに
    「こんなこと教えてぇ~」という質問を募集しておりますので、
    ブラック・ゴスペル全般へのご質問や、ゴスペルを唄っていて疑問に思ったことなど、
    どしどしご投稿下さい。みんなで考えていきましょう!

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  • >>2179

    ≪前の投稿から続く≫


    この5月に来日する Kurt Carr の特集の続きです。


    2000年には4枚目のアルバムとなる『Awesome Wonder』を発表し、
    このアルバムは50万枚を売り上げ、4部門でステラー賞を受賞しました。

    このアルバムの1曲目に入っている“In The Sunctuary”は、
    つい鼻歌に出てくるようなシンプルなメロディなのに、
    クワイアで唄うとどんどん気分が高揚していく、そんな不思議な力を持った曲で、
    日本のゴスペル愛好者にもこの曲のファンは多いようです。

    Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / "In The Sunctuary"(2000)
    https://www.youtube.com/watch?v=xwPoiK537og


    また、プロデューサーとしても多忙で、特に2003年のバイロン・ケイジのアルバム、
    『The Prince Of Praise』では、最優秀プロデューサー賞を含む5部門で
    ステラー賞を受賞しました。

    Byron Cage / "The Presence Of The Lord Is Here"(2003)
    https://www.youtube.com/watch?v=2OpO6EL2kbM

    同じく2003年には、初来日を果たし、
    ダイナミックなステージングとゴムまりのようなパフォーマンス(笑)を繰り広げてくれました。


    2006年には、トラメイン・ホーキンスのアルバム
    『I Never Lost My Praise・Live』をプロデュースし、
    このアルバムは2部門でステラー賞を受賞しました。

    Lady Tramaine Hawkins / "I Never Lost My Praise"(2006)
    https://www.youtube.com/watch?v=wvznt5UcjPw


    ≪次の投稿に続く≫

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  • 今年の5月にワークショップと来日公演を行う、
    Kurt Carr について、まとめてみました。


    カート・カーは、ゴスペル・アーティストとしては、
    ユニークな経歴の持ち主です。

    彼は1964年にコネチカット州で生まれました。

    彼の生まれた家は、教会に行く習慣がなかったため、
    彼は、13歳まで、あまり教会に通っていませんでした。
    しかし、通い始めると彼はじきにゴスペル音楽の虜となったそうです。

    高校を優秀な成績で卒業した彼は、名門といわれるコネチカット大学に進学し、
    そこでクラシック音楽とファインアートを専攻しました。

    大学在学中には、リチャード・スモールウッドに師事し、
    クラシックとブラック・ゴスペルという異なった音楽スタイルの融合について学び、
    また、アンドレ・クラウチの下でも、1年間学んだそうです。


    1986年には、ゴスペルの皇太子と呼ばれるジェームズ・クリーブランドのグループに参加、
    彼にその才能を見出され、ピアニスト兼バンド・ディレクターに就任し、
    ジェームズ・クリーブランドが1991年に亡くなるまで、
    彼と共に世界中をツアーして回ったそうです。

    ジェームズ・クリーブランドの死後、カート・カーが発表した下記の曲は、
    ジェームズ・クリーブランドのヒット曲を組曲形式にした斬新なもので、
    彼のジェームズ・クリーブランドへの愛があふれています。
    よろしければお聴きください。指揮はカート・カー本人です。

    The LA Messengers / "We Have Not Forgotten You"(1994)
    https://www.youtube.com/watch?v=RjBbI92NJU8


    ≪次の投稿に続く≫

  • カート・カーが大阪でワークショップと来日公演を行います!

    また、特筆すべきは、コンサートでは、
    カート・カー・シンガーズ7人とバックバンドが来日、演奏します。

    まさに、日本で聴くことができる貴重なコンサートだと思います。

    以下、ワークショップとコンサートの詳細です。

    *******************************************************************

    ★ワークショップ
    ■日時:5月4日(金)、5月5日(土)
    ■場所:あましんアルカイックホール・オクト
    ■料金:23,000円(中学生以下は17,000円)
    ■ホームページ
      http://kcws2018.jp/

    ★コンサート
    ■日時:5月6日(日) 開場16:00 開演16:30
      オープニングアクト:Katsu Shijima & Jacoo Gospel Singers / The Faith Mass Choir
      第一部:Kurt Carr / Kurt Carr Band / 2018 Workshop Mass Choir
      第二部:Kurt Carr & The Kurt Carr Singers / Kurt Carr Band
    ■場所:大阪国際交流センター 大ホール
    ■料金:前売 5,000円 / 当日6,000円(全席自由、但しワークショップメンバーのエリア席あり)
    ■ホームページ
      http://kcws2018.jp/

    ********************************************************************

    なお、カート・カーのバイオグラフィとディスコグラフィについては、
    後日、この掲示板上で詳しく特集をする予定です。

  • >>2175

    ≪前のメッセージから続く≫


    2018年の第33回ステラー賞の続きです。


    その他、目についたところでは、
    トラヴィス・グリーンの『Crossover Live in Music City』が、
    年間最優秀アーティスト賞、年間最優秀男性ボーカル賞を含む4部門で受賞、
    ターシャ・コブス・レナードの『Heart. Passion. Pursuit』が、
    年間最優秀女性ボーカル賞を含む4部門で受賞しました。

    Travis Greene / "You Waited"
    https://www.youtube.com/watch?v=qnN9Zz6BBzs

    Tasha Cobbs Leonard / "Your Spirit (feat. Kierra Sheard)"
    https://www.youtube.com/watch?v=BZT8jqsc8lQ


    クワイア・ファン注目の、年間最優秀トラディショナル・クワイア賞は、
    ビショップ・ポール S. モートンの『Legacy Live in New Orleans』が受賞しました。

    Bishop Paul S. Morton / "Watching Over Me (Live)"
    https://www.youtube.com/watch?v=VWRLv8ly5sg


    その他の受賞作品については、こちらのサイト(英語)をご参照ください。
    http://www.thestellarawards.com/2018winners.html

    最後に、ステラー賞の公式ホームページ(英語)はこちらです。
    http://www.thestellarawards.com/


    以上、今年のステラー賞情報でした。

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  • >>2172

    ≪前の投稿から続く≫


    今年のグラミー賞で2冠に輝いた CeCe Winans の特集の続きです。


    以上、見てきたように、シーシー・ワイナンズの魅力は、
    女性ゴスペル・シンガーといえば、ゴリゴリの唄い方をするシンガーが多い中で、
    R&Bに由来するソフトでやさしい口調で、唄いかける点にあります。

    また、その歌詞も、JesusやGodといった直接的な言葉を避け、
    YouやHeといった婉曲的な表現で、ブラック・ゴスペルに馴染みのない層にも訴えかけ、
    ブラック・ゴスペルという枠を飛び出し、クロスオーバーなヒット曲を量産しました。

    ですから、日本でもR&Bが好きな方でしたら、
    彼女の歌とサウンドは違和感なく聴くことができると思われます。


    しかし、そのように世俗の音楽ファンを意識しながらも、
    シーシーの唄う歌詞の内容は、間違いなくゴスペルですし、
    彼女の中で、この姿勢がブレたことはありません。

    サウンドと唄い口は、おしゃれなR&Bでありながら、
    そのメッセージ内容は純然たるゴスペルである、
    ここに、彼女の最大の特徴があると思います。


    そんなシーシー・ワイナンズが今年のグラミー賞で2冠に輝きました。
    この機会に、もう一度、彼女の楽曲に触れてみてはいかがでしょうか。


    以上、まとめと言いながらたいへん長い文章となってしまいましたが、
    最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



    なお、当掲示板では、ゴスペル情報ならびに
    「こんなこと教えてぇ~」という質問を募集しておりますので、
    ブラック・ゴスペル全般へのご質問や、ゴスペルを唄っていて疑問に思ったこと、
    この掲示板へのご意見、ご希望など、
    どしどしご投稿下さい。みんなで考えていきましょう!

    あなたの投稿、お待ちしております!!

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  • 今回の特集は、今年のグラミー賞で2冠に輝いた CeCe Winans です。
    ワイナンズファミリーで、最も成功を収めたと言われる、
    彼女の足跡を、簡単にまとめてみました。


    シーシー・ワイナンズは、本名を Priscilla Marie Winans といい、
    ゴスペル界で有名なワイナンズ家の10人兄弟中の8番目、長女として、
    デトロイトで1964年に生まれました。

    彼女の両親も、有名なゴスペル・シンガーで
    また、彼女の実兄の4人は、The Winans として活動した事でも知られています。


    シーシーは、テレビ番組から生まれた The PTL Singers に所属した後、
    1987年に、すぐ上の兄であるBeBeと兄妹デュオを組み、
    BeBe & CeCe Winans としてレコード・デビューしました。

    BeBe & CeCe Winans は、5枚のアルバムを発表し、
    グラミー賞やドーヴ賞などを数多く受賞し、
    ゴスペル界で、アーバン・コンテンポラリーという新たな潮流を生み出しました。


    その流れに乗って、彼女は1995年に初のソロアルバムとなる、
    『Alone In His Presence』を発表しました。
    このアルバムはプラチナ・ディスクとなり、グラミー賞も受賞しました。

    "I Surrender All"(1995)
    https://www.youtube.com/watch?v=90I-HyZzV1Q


    また同年、
    かねてより親交のあったホイットニー・ヒューストンと、"Count On Me"をデュエットし、
    話題となりました。

    Whitney Houston, CeCe Winans - "Count On Me"(1995)
    https://www.youtube.com/watch?v=ae2iX6vZCoM


    1997年には、アンドレ・クラウチのトリビュート・アルバム、
    『The Songs Of Andrae Crouch』の中で、彼の"Take Me Back"をしっとりと唄い上げ、
    この曲でドーヴ賞を獲得しています。

    "Take Me Back"(1997)
    https://www.youtube.com/watch?v=IkToowjb1Pg


    ≪次の投稿へ続く≫

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