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    空いていたので■が入るならと作ってみた。

    独り言、世迷い事、好きに書いてくれ。

    書き込む内容に限定なし。
    資格はタイガースファンであるということだけ。

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    Toratorausa 7月23日 08:49

    「巽さん」
    の著書を読み始めた。

    もともと食のエッセイや本はあまり読まないようにしている。

    独善の一方的解釈を延々と聞かされるのはあまり愉快じゃない。たとえ意見が合おうとも、批判的精神もなく、自分の味の評価がア・プリオリに全員に共有されるとの議論は退屈。

    しかし一方で、味覚に一般論は存在しないし、きわめて個人的で優劣なども決定する術すらない対象・・・
    まあそういうことは、心の中に留めておくがよかろう・・・・・と思っている次第。

    さて、この本は、その意味で破格。

    まず最初がストックと出汁の比較。
    日本の澄ましと、例えばコンソメの味の優劣を問うても仕方がない。
    長らく肉のストックを味の基本に使っているから、舌がそれに慣れてしまった。だから、コンソメが澄ましよりもおいしく感じることも多い。

    ところがこの本ではいきなり、硬水と軟水の比較から始まる。日本の国土が、水のRetention time(飲まれるまでにどれだけ地下などミネラルと接触して存在するか)を極端に短くしているー川は急流で、地下水も数年単位、これがUSの中央平原の大地下湖になると、1万年のオーダー。

    硬水にはカルシウムイオンが大量に存在するが、これが獣脂由来の成分を「沈殿」させることで、ストックは透明度が上がり味も軽くなるわけだが、軟水ではこうはいかない。逆に昆布や鰹節からグルタミン酸を抽出する際、ミネラルイオンが大量にあれば濁り、アミノ酸が沈殿の形で失われてしまう。

    優劣を問わずとも、日本のやり方は、国土の地理条件を生かしたもの。ヨーロッパなどのストック文化も、やはり地理的条件に適したもの。

    こういう論を進めるなら、主観に満ちた優劣論で堂々巡りすることはない。
    それが味と何の関係があるかどうかという事とは別に読んだ後ある種の「満足感」を感じる。
    こんなことを考えてなかったところに、新しいものが見え、知的好奇心が刺激される。

    味の「メカニズム」を科学的方法論(とはつまり、何故という質問を創出し、それに対する論理的考察から結論を導くこと)で次々「料理」してゆく巽博士に拍手を送りたくなった。

  • >ふと思ったのが、現在ホモ・サピエンス由来と思われている遺伝情報が、実はホモ・ネアンデルターレンシス由来(またはデニソワ)何て事はありませんかね?

    これを検証する一つの方法が、アフリカのホモ・サピエンスとそれ以外の地域のホモ・サピエンスを比べることで、ネアンデルタールやデニソヴァとの交雑は、出アフリカに近いころ、あるいはその後に起こったようです。

    様々なアフリカの現生人類の遺伝子は、その一部の子孫であるヨーロッパ・アジアの現生人類よりもはるかに多様性が高いので、そこにない、アジア・ヨーロッパ固有の遺伝子の中には、ネアンデルタール・デニソヴァなど由来のものが含まれているということが、一つのスクリーニングの根拠になっているようです。

  • >>10240

    「土用の丑の日」ではありませんでしたが、差し入れされた「うな重弁当」を昨日食べました。
    パッケージには、肉厚のウナギが乗っかった、その湯気までも見えてきそうな見事なうな重の写真が載っていたのですが、蓋を開けて観ると。。。横2cm、縦3cm位、厚さも3mm位のとても奥ゆかしいウナギの蒲焼がちょこんと乗っかっている物でした(笑)。
    いや、差し入れして頂いた物なので、文句は言えませんが。。。職場では私に限らず爆笑の渦が。


    >で、そこでフランス人らしく、「醤油」について批判を繰り返しています。醤油は、「調味料であってソースではない」「日本料理はすべて醤油の味」「濫用する日本人は想像力に乏しい人種ではないか?」とまで言っているからまあ勝手なもんです。

    そもそも「調味料」と「ソース」の違いって何なのでしょうね?
    もちろん定義の話しではなく。。。ある程度の文化が成熟していると、当然食文化も成熟して行く物だと思います。
    その過程で、ある”ソース”が開発されます。
    その後、今度は、その”ソース”をベースに料理が開発されます。
    もちろん、逆もあるでしょうが、そうなると。。。あまり「ソース」とか「調味料」何て意味がなさそうに思えます。
    まぁ、この人のおかげで「醤油が日本食の発展を妨げた」などと言う誤解が生まれたのは。。。残念ですね。
    味噌汁すらも”醤油味”だと書いてあったものがあったと記憶しています。
    まぁ、味噌の副産物で醤油は生まれた訳ですから、味は似てはいますが。。。当時「その程度?」と思いました。


    >脳機能を深く理解することで、リセットする術がいつかは見つかるのではとも空想しています。

    一体「美味しい」って何なのでしょうね?
    究極的には主観にしかなりえないし。。。
    まぁ、私は「美味し」ければ、それで良しですが(笑)。

  • >>10234

    USAさん、こんばんは。
    私の場合は独学なので、ポイントがずれているかもしれませんが。。。


    >面白いことに、ミトコンドリアは、精子と卵が合体して受精するとき、卵からしか供給されない。

    これ、不思議に思っていました。
    何故母方のみになってしまうのか。。。は置いといて、仰るとおりにこれだけでは「追跡」と言う意味では母方のものしかできません。
    まぁ、細菌との類似性とかも指摘されていますね。


    >さて、古生物のDNAを取り出すことは必ずしも簡単なことではない。

    それ以前に、そもそも我々の知っている形で遺伝子が残っている事は。。。本当に稀だそうですね。
    生命活動が終わってしまうと、その瞬間から劣化が始まるそうなので。
    もちろん、その時の環境等により劣化速度は変わるそうですが。。。って、これはUSAさんに対しては釈迦に説法でしょうけど。


    >西ヨーロッパでは見られないが、東側(アジアだけでなく、ヨーロッパの東部も含めて)のネアンデルタールのミトコンドリアには、ホモ・サピエンスの遺伝情報が存在しているらしいという。

    これ、不思議ですね。
    いや、ネアンデルターレンシスのmt(省略、笑)にホモ・サピエンスの遺伝情報が見られると言う事ではなく、現在の所ホモ・サピエンスのmtにネアンデルターレンシスの遺伝情報が見られないと言う事が。
    前に紹介した事もあったかもしれませんが、喉仏の位置で複雑な発音ができなかったなんて説もありますが、社会性と言う意味では、この両者はそんなに変わらなかったと思っています。
    では、何故ネアンデルターレンシスは受け入れて、ホモ・サピエンスは受け入れなかったのか。。。


    >混入したホモ・サピエンス由来の遺伝子情報は何万年も経つうちにどんどん希釈されてゆくから)のかもしれない。

    現在単一種になってしまった我々には、想像し辛い所ですね。
    ふと思ったのが、現在ホモ・サピエンス由来と思われている遺伝情報が、実はホモ・ネアンデルターレンシス由来(またはデニソワ)何て事はありませんかね?

  • 「イヌ」の先祖

    これもジェノム研究。
    これまで、最低2か所で独立して狼→犬化が起こったという説が支配的だったのが、今度のデータは、4万年ほど前に、一か所で犬化して、すべての犬はその子孫であるという新説。

    tps://www.nature.com/news/ancient-genomes-heat-up-dog-domestication-debate-1.22320

    人類の起源(これは場所の問題)といい、次々と対立するデータが現れるのは、ジェノム遺伝学のフィールドがまだ若い証拠・・・

  • 「ハムスターの写真いろいろ」
    インターネットで見つけたTwitter。
    可愛い写真がいろいろ。

    ttps://twitter.com/osamuchandao

    この大理石の「涼感プレイト」
    うちのにも買ってやりたいが、どうやら日本仕様らしく、こちらでは見かけない。

    先代様は、冬に暖房のために小屋の下にヒーターを入れてやったら、暑かったらしく小屋から出てきて、土間?の真ん中であおむけになって寝ていたことがあるが、それ以来小屋の外では、寝ているのを見たことはない

  • >>10235

    おはようございます。
    今帰ってきたところで、ニアミスでした。

    >そうは言っても美味しい物を「日本食だから」と言って、食べない理由もないでしょう。
    こちらではもうすぐ「土用の丑の日」、今年は7/25と8/6ですね。
    そちらではなかなか手に入らないのかもしれませんが、たまにはいかがですか?

    こちらでウナギの蒲焼き、あるいはそれに類したものを探すと、調理済み真空パックというものがせいぜいで、あまり割きたて→焼きたての味を再現してくれませんが、お勧めに従って来週ぐらい試してみましょう。

    ところで、ウナギをヨーロッパで食べると、燻製にしているものが多く、泥臭い印象だけが残ります。
    イィルパイもありますが、これもそんなに飛びつきたくなるものでもないと感じます。

    味覚とは本当に多彩で、共通項を探すのがむしろ難しいですね。

    20世紀中ごろ、一世を風靡したフランス料理のシェフで、Raymond Oliver(レイモン・オリヴェ)という人がいます。この人は、料理の本を色々著していて、その「Classic Sauces(基本的なソース)」という著作を大昔読んだことがあります(なぜ読んだか忘れました、笑)

    で、そこでフランス人らしく、「醤油」について批判を繰り返しています。醤油は、「調味料であってソースではない」「日本料理はすべて醤油の味」「濫用する日本人は想像力に乏しい人種ではないか?」とまで言っているからまあ勝手なもんです。

    フランス料理が大きな顔をできるようになったのも高々200年以内で、イタリア料理の質の劣るコピーだった癖に(笑)。

    ところが、魚醬であるヴェトナムのニョクマムについては、ローマ時代の「ガルム」というソース(マグロやカツオなどの内臓を発酵させたもの)との類比から、「ソース」と認定しているから手前勝手もここまでくるともう天晴(笑x3)。

    蒲焼についても「ウナギの繊細な味を醤油で台無しにしている」と一言。
    まあ、たかがフランス人のいうことだから(笑)。

    ただ、醤油の濫用については、確かに何が何でも醤油という傾向が日本料理にはあることは、批判として受け止めてもよいと感じます。逆に彼らも何が何でも「ミルクの脂肪」という批判を受け入れるなら(笑)。

    ウナギの「微妙な味」が蒲焼で殺されるといわれても、残念ながらヨーロッパで食べるウナギからは、私には「味」が感得できません。

    味覚も、幼少期に形成された脳回路だから、他の感覚と同じく、リセットは不可能に近いのでしょうね。
    でも・・・・脳機能を深く理解することで、リセットする術がいつかは見つかるのではとも空想しています。

  • 一昨日、突然時間ができたので。。。「横浜恐竜博 2017」に行ってきました。
    7/15。。。そう、初日(笑)。
    いや~、混んでた。
    子供が多い事多い事。
    まぁ、自身が子供だった頃の事を考えると、文句を言ったら罰が当たるが(笑)。
    で、ブラックヒルズ地質学研究所が協力しているだけあって、展示目的ははっきりしていたが。。。完全に子供向け。
    いや、それは良いのだが、やたらとレプリカが多かったのは残念。
    バイトマークが残ったアンモナイトも展示されていなかった。
    個人的にはこれが一番残念だった。
    それでも楽しめたので、良しとしよう。

    歯を撮りたかったので、鼻先の角しか写っていないが。。。トリケラトプスのケルシーでも(笑)。

    好きに書き込もう、タイガースファン限定 一昨日、突然時間ができたので。。。「横浜恐竜博 2017」に行ってきました。 7/15。。。そう、初

  • 例えば「ゾンビ映画だからB級映画」等と決め付けてしまうのは。。。大嫌い。

    そんな「ゾンビ映画の父」と言われるジョージ・A・ロメロ氏が亡くなった。
    昨今のゾンビ達は人間の運動能力を遥かに凌駕しているが、氏の映画では、常に人間よりも劣る運動能力しか持っていなかった。
    その圧倒的な感染力と数の多さが脅威であり、5分前まで話をしていた人間がゾンビになってしまうと言う生理的な気持ち悪さ。。。何よりどこかで必ず自身の利益を考えてしまう人間の性。。。一貫して「知性が無いゾンビ何かより、余程知性を持つ人間の方怖いんだよ」と言うメッセージがあったと思う。
    夏の長くて暑い夜、たまにはロメロ3部作でも観て、背筋を冷やそうかな。。。

    合掌。

  • >>10188

    でね。。。
    少し古い話題だけど。。。

    tp://www.afpbb.com/articles/-/3135064

    またまた出てきましたね。。。
    今度はブルガリア。
    前回はギリシャ。。。
    まぁ、地理的に近いと言えば、ギリシャとは隣だし。。。少し、また少しとアフリカから遠ざかっています。
    その内にシルクロードを渡り中国を越え、「人類の起源は日本」何てなりそうで心配です(笑)。
    まぁ、実際にはそんなに都合良く化石は発見されないでしょうが。
    人類の起源がアフリカだと何か困る事でもあるのだろうか。。。(笑)
    と、冗談は置いといても、今回は発見自体は古い物らしいですが、まだ出て来そうですね。

  • >>10233

    USAさん、おはようございます。
    下書きしていたら、そのまま寝落ち。。。
    ネアンデル地方の渓谷に住む人たちへの返信はまた今度。。。(苦笑)

    >地質学科学者の巽さんという人が、火山噴火や地震、特に「頻度がまれな大災害」について書いている記事をよく目にします。

    巽好幸氏ですよね。
    「いちばんやさしい地球変動の話」と言う本を持っています。
    まぁ、題名どおり入門書の様な内容ですが、読んだ時にはそれが自分に必要と感じたので。。。助かったなぁ。。。(笑)


    >この人は、日本で唯一のSupervolcanoである鬼界カルデラの調査も企画参加していましたが、全く畑違いの「味覚」の本を出していることを最近知りました。

    これは知らなかった。
    探してみよう。


    >ここでふれたように、本来の起源は、マリアナやサルガッソーという、深海。孵化した幼体が、当時は距離が近かったであろう陸地の河川で成長するという生活サイクルは、地質学的に何億年もかけて、「長い長い旅」に進化させたと同時に、ウナギという魚の日本独特の調理法を生んだことでしょう。

    まぁ、”日本や中国⇔マリアナやサルガッソー”と言うのは解明されたし、おそらく黒潮を利用している言う事も言われますが、やはり中間は謎のままですね。
    で、日本人がうなぎを食したのは意外に古く、新石器時代。。。と言う事は有史以前らしいですね。
    他の魚に混ざってうなぎの骨も発見されているみたいです。
    まぁ、当時から蒲焼と言う訳ではないだろうし、火を通さなければ食べられない魚なので(一部には刺身もあるらしいが、血液は我々にとって有毒だったはず。少なくとも地抜きなどはしているはず。)、今で言う白焼きに近かったのかもしれませんね。


    >日本食・・・というのは、日本国外に生活している限り食するメリットがないし、もっともっと開発できる別の食スタイルがごろごろ転がっているのだから「生涯勉強」と割り切って、和食レストランにもいかないし、日常でも完全に縁の切れた生活です。


    そうは言っても美味しい物を「日本食だから」と言って、食べない理由もないでしょう。
    こちらではもうすぐ「土用の丑の日」、今年は7/25と8/6ですね。
    そちらではなかなか手に入らないのかもしれませんが、たまにはいかがですか?(笑)

  • 「ネアンデルタール人」

    現代人類と、明らかに「遺伝子のやり取り」をしたという事実が明らかになり、最近いろいろと脚光を浴びている我々とは別の人類。
    同じようなデニソヴァ人という種もあるが、これはまた別の機会に。

    これらの仕事はジェノム解析(遺伝子情報解析)だが、詳しく言うと、細胞の核に存在するジェノムとミトコンドリアという細胞内小器官のジェノム(細胞の中にある小さな構造物が独自の遺伝子情報を持つ事実は、現在細胞内でエネルギー産生を司るこの存在が、かつては独立した生物であったものが、寄生を通して他細胞に取り込まれたという仮説の根拠となっている)の両方の解析がある。

    面白いことに、ミトコンドリアは、精子と卵が合体して受精するとき、卵からしか供給されない。このポイントは、学生だった頃、ゼミで論争になったことを思い出す・・・・ともあれ、我々の体内にあるミトコンドリアは、すべて母由来であり、父方のものは入って来ない。したがってミトコンドリアのジェノムを調べると、純粋に母方の情報を先祖代々にわたって追跡できることは、かなりよく知られている事実だと思う。

    だから、ミトコンドリアと核の遺伝子情報で見た「系統樹」は必ずしも一致しない。
    例えば、母方を見れば地理的に隔離されたA島の純系種なのに、核(ここには父由来の遺伝情報が毎回交雑してくる)をみれば、大陸や別の島から渡ってきた遺伝子が入り込んでいるというような例を考えてみればよい。
    だから、両方の遺伝子情報を読み比べることでしか、理解できない状況も、出てくる。

    さて、古生物のDNAを取り出すことは必ずしも簡単なことではない。更に問題なのが、サンプルそのものが現代人によって取り扱われている際に現代人のDNA混入を受けていることだ(もちろん、核の中へ混入するのではなく、抽出したら区別ができないということ)。得られた情報が「汚染」されてしまうことが一番の障害。
    核DNAは、ミトコンドリアDNAに比べてはるかに傷つきやすく、技術的に古いサンプルから取り出すことは困難。古生物遺伝子解析という分野は、まだまだ乗り越えなければならない障壁に取り囲まれている。

    現在のネアンデルタール⇔ホモ・サピエンスの研究は、ミトコンドリアを見る限り、現代人にはネアンデルタール人の遺伝子痕跡は存在しないというところから始まった。それゆえに、「交雑はなかった」という説が最初に提唱された。

    しかし、ホモ・サピエンスでは最も先祖系を守るアフリカ人(アフリカの諸人類同士のほうが、アフリカ人とユーラシア人よりも遺伝的には距離が遠いという例がいくらでもある)と、そこから10万年ほど前に分かれたユーラシア人との遺伝子を比較するという手法(簡単なようだが、これは数理的に非常に複雑なアルゴリズムを必要とする)で、ネアンデルタール由来の遺伝子がユーラシア人には存在することが明らかになった。定説が新しい手法で「覆された」例の一つ。

    さて、ミトコンドリアから解析された遺伝子の流れで、交雑が見られないということは、ホモ・サピエンスを父とし、ネアンデルタールを母とする子供(と母親)が、ホモ・サピエンスの集団に「同種」として受け入れられなかったという社会学的シナリオを意味する。

    逆に、ネアンデルタールを父とし、ホモ・サピエンスを母とする子供は、ミトコンドリア的にはホモ・サピエンスだから、これがホモ・サピエンスの集団に受け入れられ育てられ、子孫を残したことは、核内DNAにだけ痕跡として残るネアンデルタール人遺伝子が物語っている。

    では、ネアンデルタール側はどうだったのか?
    これまでホモ・サピエンス→ネアンデルタールへの流入は認められていなかった。

    ところが、昨年新しい発見があり、それによってシナリオが書き換えられつつあるようだ。

    かいつまんで言うと、ネアンデルタール人も我々ホモ・サピエンスと同じぐらい広範囲に広がり、「民族」的な複雑さを備えていた種らしい。ヨーロッパ西、アジア東、アフリカと相当多様性がある。

    西ヨーロッパでは見られないが、東側(アジアだけでなく、ヨーロッパの東部も含めて)のネアンデルタールのミトコンドリアには、ホモ・サピエンスの遺伝情報が存在しているらしいという。

    tp://www.nature.com/articles/ncomms16046

    10万年ほど前、おそらく北アフリカで、ネアンデルタールのある集団に、「ホモ・サピエンス」由来の遺伝子が導入された。ホモ・サピエンスを母とする(その背景や状況などは、各人の想像にお任せする・・・)子供はネアンデルタール人の集団に受け入れられ、成人し子供を産み、集団の中にホモ・サピエンスの遺伝情報を残しただけでなく、この集団自体がおそらくほかのネアンデルタールとは独自に変化していった(そうでなく、ほかのネアンデルタール集団と完全に社会的同一性をもっておれば、混入したホモ・サピエンス由来の遺伝子情報は何万年も経つうちにどんどん希釈されてゆくから)のかもしれない。

    ふと目に留まった新しい知見。

  • >>10231

    「最近」

    地質学科学者の巽さんという人が、火山噴火や地震、特に「頻度がまれな大災害」について書いている記事をよく目にします。

    以前から不思議だったのが、USなどでSupervolcanoというコンセプトが提唱されたころ(20年ほど前)、不思議なくらい火山国日本ではこのコンセプトが「受け入れられ」ているように見えなかったこと。
    何となく、日本の学会主流派が、冷淡な態度をとっているのだろうか・・・といぶかったことを思い出します。
    この国に来た頃、胃がんとヘリコバクターピロリとの関連が指摘された最初の論文が出たので、かつての医者仲間で、「消化器の専門家たち」に「こんなことがあるよ」と伝えたら、「ガセ」と冷笑されたことを思い出します。こういうのは、専門家の陥いりやすい癖かもしれません。

    この人は、日本で唯一のSupervolcanoである鬼界カルデラの調査も企画参加していましたが、全く畑違いの「味覚」の本を出していることを最近知りました。

    といっても、もちろん専門である地質学の観点から、日本という土地の立地条件がどのように調理法や料理に影響を与えているかという著作のようです。

    >「和食はなぜ美味しい」巽 好幸


    ふと思い出したのが、ウナギ・・・ここでふれたように、本来の起源は、マリアナやサルガッソーという、深海。孵化した幼体が、当時は距離が近かったであろう陸地の河川で成長するという生活サイクルは、地質学的に何億年もかけて、「長い長い旅」に進化させたと同時に、ウナギという魚の日本独特の調理法を生んだことでしょう。まだ未読ですが、おそらくこの話題は論じられている筈。同じウナギ目の鱧やアナゴも、やはり日本料理に欠かせないサカナですが、こちらは大規模回遊はしない代わりに、おそらく海台だとか、沈降しつつあるかつての火山島などを拠り所に生活しているから、こういうのも話題になりそうですね。

    日本食・・・というのは、日本国外に生活している限り食するメリットがないし、もっともっと開発できる別の食スタイルがごろごろ転がっているのだから「生涯勉強」と割り切って、和食レストランにもいかないし、日常でも完全に縁の切れた生活です。

    これはしかしおそらく少数派でしょうね。


    大多数の日本出身の人たちは、頑なに伝統を守った食生活をしています。良し悪しではなく、私はそれとは違ったスタイルを採択しただけのことです。

    むしろ、そちらのほうが生物の「ディフォールト」なのでしょう・・・ウナギが未だに何千キロも回遊しながら、太古の生活環を守り続けていることを見れば(笑)。


    日本語の本を取り寄せるとNYからでも、時間と費用がかかるので、あまり頻繁にはやりませんが、前の遠藤原作の映画Silenceなどの時は久しぶりに原著を読んでみたくなったし、今回もいくつか他の本が欲しくなったらまとめて注文するかもしれません。

  • >>10230

    >今、レッドリストに登録されている生物達も、その子孫は将来はありふれた生物になっているかもしれないと。

    ほぼ間違いないことは、何らかの理由で、Homo Sapienceという種が絶滅、あるいは非常に減少した場合、危惧種の多くが爆発的に復活するであろうことでしょう(苦笑)。

  • 昨年、横浜の恐竜博は開催されなかった。。。と思う。
    もう、開催される事はないのだろうか。。。と思っていたら、今年は開催されるらしい。
    しかも、なんとブラックヒルズ地質学研究所が協力しているらしい。
    と、言う事は。。。スタンの実物が来るのかもしれない(未確認、笑)。
    ここでも話題になった「噛まれたアンモナイト」は来るのだろうか。。。

    tp://yokohamakyoryu.jp/

    動く”恐竜”にディメトロドンが入っているのはご愛嬌か(笑)?

    ただ。。。最大の問題はいつ時間を作るか。。。(苦笑)

  • >>10229

    USAさん、こんばんは。

    >6500万年前の大絶滅に際して、いったん10種に減少したカエルのなかで、わずか3種類から現在6800種にまで拡散したらしいことーなんだかカンブリア大爆発を思わせます。

    ふと思ったんですよ。
    もし、この通りの事が起こったのならば、これまで生命の歴史の中でも何度も何度も現れている「生命の逞しさ」と照らし合わせると。。。今、レッドリストに登録されている生物達も、その子孫は将来はありふれた生物になっているかもしれないと。
    まぁ、こればかりは神のみぞ知る。。。答え合わせができるほど我々も長生きはできないだろうし。
    カエルとは違い爬虫類ですが、ムチオトカゲ等はメスしかいないのに繁殖します。
    生まれてくるのは常に母親のクローンのみ。。。遺伝子的には行き詰ってしまうはずです。。。はずなんですが。。。
    そして、カエルと同じ両生類。。。これは昨年の5月の記事。

    tp://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/051200165/

    「生命は必ず生き残る術を考え出す。」(V3翻訳、笑)
    と、映画ジュラシックパークを思い出します。
    遺伝子と言う意味では、研究者達はその変異までも解明しようとしています。
    でも。。。
    もしかしたら、現在絶滅の危機にある生物にも、この記事の様な行動や、遺伝子自体に変異が起こっている生物もいるのかもしれません。

    何か支離滅裂です。。。が、こんな考えが、この記事を読んで頭の中を押し合い圧し合いしています(笑)。

  • 「ボトルネックからの大爆発?」

    V3さん、こんばんは。
    カエルの進化に関する新しい論文が、PNAS(US科学アカデミー紀要)にのったようで、その孫引き記事を読みました。

    tps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170704-00000027-jij_afp-sctch

    6500万年前の大絶滅に際して、いったん10種に減少したカエルのなかで、わずか3種類から現在6800種にまで拡散したらしいことーなんだかカンブリア大爆発を思わせます。

    本来ここまで種の(あるいは遺伝子レヴェルでの)多様性が狭められてしまうと、ボトルネック現象が起きそうですが、意外なことに、むしろ生じたニッチが遺伝的に不利な状況をものともしなかったというところに興味を感じます。

    カンブリア爆発という現象を見るにあたって、どうしても個人的には「遺伝子的多様性を最大限に生かせるジェノム重複などが、ベイスにある」と考えてしまうのですが、環境要因はそれをも凌駕できるということなのかと、驚きを覚えつつ、自分のプリ・コンセプションの浅薄さも感じますね。

  • >>10225

    大連勝も欲しいですが、2週間通して最低7勝5敗を取り戻してほしいものです。
    これでも、終盤までに相当貯金を殖やすことができますから。
    そして、終盤の失速を防ぐことができれば・・・

    ただ、どうも打順の組み方が面白くありません。
    どこで点を取ろうとしているのか?
    不調のヴェテランの復調だけを願っているようにしか見えません。

  • >>10224

    生物によって、抱卵の温度が少しずつ違う・・・この範囲を見る限り気候変動で説明できるものではないと思いますが、ウナギの例もあるように、生物にはその発祥の時・地理的な場所の条件をかたくなに守るという保守性も見られますね。

    そういう要素も加味できないかなとふと考えることがあります。

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