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    空いていたので■が入るならと作ってみた。

    独り言、世迷い事、好きに書いてくれ。

    書き込む内容に限定なし。
    資格はタイガースファンであるということだけ。

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  • 10221 10202
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  • 10221(最新)

    saber_tiger_v3 6月25日 02:05

    毎年幕張の恐竜展は。。。なかなか時間が作れなくて行く事ができない。
    しかし、今年は何としてでも行きたい。
    いや、行かなくてはならない(笑)。
    何故って?
    だってあのワイレックス(WYREX)がやって来るのだから。
    昨年11月頃にここで紹介した、尾が切断されたT-REX。。。
    まぁ、その切断箇所を詳細に写真に収める事は出来ないかも知れないが、一度は観て置きたい化石。
    さらに、ついこの前話題になった羽毛を持つティラノサウルス科ユウティラヌス(Yutyrannus)も来るらしい。
    さらにさらに、竜脚類ルヤンゴサウルス(Ruyangosaurus)まで。。。
    さて、どうやって時間を作ろうか。。。このままじゃ仕事に身が入らん!(苦笑)

    tp://giga2017.com/

  • ケプラーの話題などもあるが。。。

    tp://www.afpbb.com/articles/-/3132950

    我々よりもはるかに進んだ文明を発見できるかもね。
    地球と言う惑星が物凄く広大な「宇宙」と言う存在の中で、どれ位ありふれた惑星なのか。。。
    我々の太陽系は宇宙の中でも稀有な存在なのか。。。
    生命の誕生は、地球のみに起こった事なのか。。。
    もちろんすぐに答えは出ないだろうけど。。。楽しい話題になってもらいたいね(笑)。

  • >>10216

    >ここで一度は取り上げたかもしれないが、日本のウナギ。

    3年か4年位前に会話した記憶がありますね(笑)。


    >マリアナから何千キロも離れた日本列島まで、稚魚(それこそ数センチの大きさ)が健気にも泳いできて、日本の河川で育つ。この驚異的な生活環は、どうやら先祖代々のものらしい。

    形状から考えるとそんなに長距離を泳ぐ様には見えないので。。。解析された時には驚いたでしょうね。


    >「予想される当然の帰結」だけを追い求め、それを支持するデータだけを集めて論じるのは、残念ながらサイエンスにおける論の進め方の経験の少ない人の陥りやすい陥穽。

    耳が痛い。。。が。。。これはいつも気を付けている事。
    人間誰しもこう言う自分勝手な感情はあるもの。
    でも、それでは真実どころか事実すら見えなくなってしまう。
    きっと、ほんの少しの違い。。。
    困った事に、大体の場合は本人がこれに気付いていない。
    残念ながら、サイエンスの分野においてもある事です。
    ただし、現代ではその場合はいつぞやの「陸上説」の様に「もううんざりだ」等と言われてしまう訳です。

  • >>10217

    どうも、リクエストにお応えいただいて。癒されますね~彼なりに考えた行動?快適な暮らしを追求してるのかな?ハムちゃん飼いたくなりますね。

  • >>10214

    「新ハムは個性派」

    >まぁお気に入りはハムちゃんかな

    旧大公さんがお亡くなりになった後、巣箱だけは処分(先代の匂いなどを嫌がるかと思いました。しかし我が家の裏庭には副葬品を入れるピラミッドは作れない(笑)ので、焼却しました)、ケージや餌箱、回し車などは洗浄した後、そのまま引き継ぎにしました。
    ところが、何が気に入らなかったのか、餌箱を砂場(つまりトイレですね)に転用してしまいました。

    そうはいってもアンタ、古歌にも「家にあれば笥に盛る飯」とあるように食器は大事だぜ、椎の葉なら食べちゃうだろうしね・・・・・・と新しいのを買ってやりました。下図の左のような餌箱です。

    ところがなんと・・・・
    この新しい餌箱を、お気に召したのは良いが、毎晩座っています・・・・・(それが右側の写真)
    オモシロカシイことするねえ・・・・

    そのうち、古い餌箱をそれと認識したらしく、砂場にしなくなったので、現在は餌箱に戻しました(もちろん、しっかりと洗浄した後、笑)。大人しく毎日そこから餌を食べています。

    結局新しく買った容器は、新ハムのカウチに転用されてしまいました。
    旧大公は、こういうことはしなかったんですが、一人一人個性がある模様・・・

    好きに書き込もう、タイガースファン限定 「新ハムは個性派」  >まぁお気に入りはハムちゃんかな  旧大公さんがお亡くなりになった後、巣箱だけ

  • 「ウナギの先祖は深海魚」

    観察は、自然科学の基本。
    ただ、自然科学はそこに留まるものではない。

    生物学は、この世界に存在する多種多様な生き物を分類することから始まった。
    分類とは、見かけの違いや共通性をベイスに、それぞれの種の間の近縁・遠縁を推定する作業。

    教科書にも出てくる、リンネのような先達のお陰で、20世紀初頭にはすでに、大部の「分類系統図」が出来上がっていた。
    生物のこの部分は遥か昔に「完成していた?」

    ところがどっこい。近年、特に1980年代以降になって、あらゆる生命の「遺伝子暗号」が解読されるに至り、単に部分に留まらず、多くの種のジェノム(染色体全体の配列)が決定されている。これが、「分類」に及ぼした影響は非常に大きい。具体的に、違う種で同じ機能を持ち、おそらく単一の先祖から進化した遺伝子の配列を比較することで、例えばAという種とBという種の間の「距離(どのくらい昔に共通の先祖から分岐したか)」が決定できるようになった。

    その結果、以前は絶対と思われていた「観察」に基づく分類が大幅に見直されるようになった。

    ここで一度は取り上げたかもしれないが、日本のウナギ。
    日本人は世界的に見ても、ウナギを特に好んで食べる(蒲焼という食べ方は確かに日本が世界に誇る発明だとおもう、笑)。
    平賀源内伝説ではないが、ウナギは人気のある魚。

    ・・・・にも拘らず、一体どこでウナギが産卵し、どのような生活史を経ているのかは、ついこの間までわからなかった。

    東京大学の海洋研究所(主体は塚本さんという研究者)が中心になって、産卵場所がマリアナ海溝の深海であることが解明され、更にその近海で日本種のウナギの成体が捕獲され(つまり日本の川を下った成体ウナギはマリアナまで泳いで行っているということ)、さらにはウナギの卵(これには遺伝子解析が必要だ)も発見された。

    マリアナから何千キロも離れた日本列島まで、稚魚(それこそ数センチの大きさ)が健気にも泳いできて、日本の河川で育つ。この驚異的な生活環は、どうやら先祖代々のものらしい。
    そもそも、世界にウナギの種は沢山いるが、例えばヨーロッパとアメリカ大陸大西洋岸のウナギは、種も違うにもかかわらず、みんな大西洋の深海部であるサルガッソー海で産卵孵化したのち、西と東にはるばる旅をして、河川に棲みついている。

    日本ウナギの故郷であるマリアナ海溝は、東アジアのオオウナギ(二ホンウナギとは種が違う)などを含む、太平洋に育つウナギ種全体にとっての産卵の場所らしい。

    更に、様々なウナギ種の遺伝子を解析すると、驚くべきことに、形態や生活様式から、近縁関連種だと従来思われていたアナゴやウツボ、ウミヘビとはあまり関係が深くなく、深海にすむ種で、生活環(これらの種は、淡水河川に遡上しない)も形状も全く似ていないフウセンウナギ、フクロウナギ、シギウナギなどと、遺伝子上は類縁であることも証明された(↓)。

    観察の重要性を否定してはサイエンスは成り立たない。
    しかし、観察を判断する人間の理性、直観というものは、無条件には信用できない。
    「観察」から導かれた結論は、一見「合目的(敢えて合理とは言わない)」であるにもかかわらず、真実を外していることも多いもの。

    こういうのをサイエンスの世界で、Counter-intuitive(反直観的)と呼ぶ。
    自分の職業でも、観察から「当然」帰結されるであろう安易な結論が実験で否定され、詳しく調べてみたら全く反対の結論に辿り着いたとき、最も楽しいし、面白さと興奮とを感じる。

    「予想される当然の帰結」だけを追い求め、それを支持するデータだけを集めて論じるのは、残念ながらサイエンスにおける論の進め方の経験の少ない人の陥りやすい陥穽。

    あちこちで見かけるけれどもね・・・・・・

    下図:この仕事を支えた、新しいウナギ種の分子系統図。
    東京大学海洋研究所の研究グループの仕事。
    大変な労作(世界の海からこれだけのウナギ関係の資料を集め、更にDNA解析をするだけでも気の遠くなるような仕事-20年以上かかっている)。

    好きに書き込もう、タイガースファン限定 「ウナギの先祖は深海魚」  観察は、自然科学の基本。 ただ、自然科学はそこに留まるものではない。

  • >>10213

    たぶん、金本は考えてる。創意工夫。タカシロベッドと矢野と飲んでるに違いない。割り勘でwたまには重盗返しすれば、いいのに。頂いたものはより多くお返しするのが、日本の文化。やってくれると思います。

  • 根気なくなったな~論争。長文読むのあきませんわ。年かな。感心するのは双方の情熱。もう、すっとばしてます。あっここの長文は(最近年かなw)いいのです。まぁお気に入りはハムちゃんかなw 情熱は別として、根気が続かない。また、なんのこっちゃ話。でした。とらばくさんは元気そうで、なにより。です。

  • 交流戦5割は、来年に持ち越し。
    もう少し上手に戦えば、今年でも交流戦の優勝を争えたと思うが、残念だが、これも今のタイガースの実力かもしれない。

    従来の打線の組み方に拘らず、新しい知見も勉強して変えれば、得点力がもう少し向上するだろうけれども、今の首脳、いやタイガースには、そういう情報は入ってこないし、入ってきても受け皿もないだろうから仕方ない。

    一応勝ち越したのだから合格点ではあるが、現状に安住するのではなく、もっと上を見て行くのだと信じたい。

  • >>10197

    ハムちゃんはすっとぼけた顔してますね。目の間隔が絶妙w また変なことしてたら教えてくださいね。

  • >>10199

    >化石の発見は必ずしも、食料も水も尽き果て、何人もの仲間が志途中にして離脱しなければ行き着けない場所からしか発見されない。。。何て事はない。
    もちろん、そんな場所で発見される事もあるのだが、逆に住宅地であったりオフィス街等からも発見されている。

    おはようございます。一週間の仕事で尽きたエナジーをようよう取り戻して読み始めました。

    子供のころ、親戚の家に直径40センチほどのアンモナイトの化石がありました。
    東北の炭鉱を視察に行ったときに、掘り出されたものを進呈されたと聞きました。
    まあ炭鉱というのも一般人が手軽に入れる場所ではありませんね(苦笑)。


    USには、それこそ荒野の真ん中で、化石がざくざく出てくる場所もあります。

    地殻運動さまさまですね。

  • う~ん。。。
    松田投手、期待してるんだけどなぁ。。。
    毎年の様に故障して、ファストボールの速度も少し遅くなっている様に思う。
    ただ、まだ若い投手。
    そもそも、針の穴を通す様に精密なコントロールを持った選手ではなく、力強いファストボールが魅力の選手。
    もう少しファストボールの速度が戻ってくれば、もっと活躍できると信じたい。

  • 【カンブリア爆発・エピローグ】
    「牛の首 その2」

    一体「カンブリア紀の生命進化の大爆発」の実態は何だろうか?
    事実として、「カンブリア紀の生命進化の大爆発」には未だに解っていない事が多すぎる。
    これまで幾人もの研究者が、その生涯をかけて研究しても、未だに解らない事が多すぎるのだ。
    もしかしたら、「カンブリア紀の生命進化の大爆発」と言う言葉だけが先行してしまっているのかもしれない。
    そう、尋常でなく怖い話だと言う言葉だけが先行し、その実態は何も解らない怪談「牛の首」の様に。。。
    それでも、研究は続けられている。
    将来、「カンブリア紀の生命進化の大爆発」の実態が解る日は必ず来ると信じている。
    それは、もしかしたら我々が望む形ではないのかもしれない。
    それは、もしかしたら我々のずっとずっと後の世代になって解き明かされるのかもしれない。
    それでも、その日は必ず来ると信じている。。。

    まだまだ書き残した事は沢山ある。
    旧口、新口にも触れていないし、嫌気性生物からカンブリア紀の生物にどう繋がるのかも書いていない。
    他にも沢山あるが、実は解っていない事が沢山ありすぎて、書かないのではなく、書きたいのだが書けない。。。
    なので、ここで一旦筆を置きたいと思う。
    残りの書き残しを含み、色々とつながったなら。。。将来連載と言う形ではなく個別に書くかもしれないし、「続・カンブリア爆発」や「新・カンブリア爆発」等と銘打って連載するかもしれない。

    最後に。
    この連載に付き合ってくれた全ての人たちに感謝します。
    ありがとうございました。

    【カンブリア爆発】

  • 【カンブリア爆発・エピローグ】
    「牛の首 その1」

    この連載投稿も、プロローグを投稿したのは2015/6/5。
    この日から本日に至るまで、カンブリア紀の研究が進歩していない。。。何て事は当然無く、この間にも色々な発見がもたらされている。
    ハルキゲニアは天地どころか尾は頭だったらしいし、新種の生物が何種類も発見されている。

    地球が誕生してから現在までを9等分して、その1/9をたった一つ遡ると、その時代はカンブリア紀。
    生物進化の大爆発があったとされる時代。

    でも、本当に大爆発があったのだろうか?
    これまでは、カンブリア紀に入ってから突然多様な生物が現れ、その後何度も生物は絶滅の危機に遭いながらも何とか生き残ったとされていた。
    しかし、多様な生物が現れた要因とされる「生物進化の軍拡競争」も。。。それだけで全てが説明できるものではなかったと思う。
    きっとそれだけでは説明しきれない「何か」があるに違いない。
    遺伝子が爆発的に進化したのさえ、カンブリア紀だとは言い切れない。
    多細胞生物の発生まで遡ってみたが、それでも生物の多様性を説明する事はおろか、硬い組織の発生さえ説明できなかった。
    そして、エディアカラ紀には、今の所現在とは繋がっていないが、多様な生物が確認されているし、カンブリア紀の前に爆発があったかもしれない事も紹介した。
    スノーボールアースの時代、一体生物はどんな進化を遂げたのだろう?
    また、左右対称の生物が安定し、増えて行ったのはカンブリア紀かも知れないが、その発生は少なくともエディアカラ紀以前。
    これはエディアカラ紀以前からいた左右対称の生物が、自然淘汰によりカンブリア紀に繁栄したと考えるのが自然ではないだろうか?調べれば調べるだけ謎は増えて行く。。。

  • 【カンブリア爆発・第八幕】
    「二つの産地 その7」

    バージェスの化石は、言わば「押し潰された」状態なのだが、澄江の化石のほとんどは、「押し潰された」状態ではなく。。。立体的な化石が算出されている。
    また、その中には、それまで知られていなかった新種の化石も次々と発見されるに至った。
    で、バージェスは「頁岩」なのに対して澄江は。。。先に書いた様に結構広い場所に点在しているため一つの種類の岩から発見される訳ではない。
    ただ、私の感想だが、澄江の化石は少し黄色がかった色をしている。
    時代は、バージェスよりもほんの少しだけ(もちろん地質学的スケールで)古い時代で、バージェスよりも1000万年~1500万年古い地層から産出される。
    また、化石ができた経緯についても、一つに絞る事は無意味だろう。
    その後、発見された化石は研究され、バージェスだけでは解らなかった事や新しい発見をもたらしている。


    【カンブリア爆発・第八幕】
    「二つの産地」 了

  • 【カンブリア爆発・第八幕】
    「二つの産地 その6」

    1980年頃に雲南大学の侯先光博士が調査に乗り出し、1984年にこの昆明から70Kmほど南下した澄江と言う街の近くの帽天山(マオトンシャン/Chengjiang Fossil Site)で保存状態が良い化石を発見してから事態は一変する。
    1980年に侯先光博士は昆明近くを調査し、数多くの節足動物を発見したが、1984年には澄江近隣の村で雲南省の地質調査部と合流し、最初は他の村周辺を調査したが。。。あまり成果は挙げられずにいた。。。
    この近くに必ずもっと保存状態が良い化石が眠っているはず。。。と、侯先光博士が考えたかどうかは知らないが、その後帽天山に行き着く。
    で、この帽天山の岩はとても脆かったため発掘は容易だったと記録されている。
    その脆い岩を割ったところ、見慣れない甲殻類と思われる化石が発見され、さらにその周りの岩を割ると、バージェスで発見されているナラオイア(Naraoia)と言う三葉虫が発見された。
    これらの化石は。。。通常残らないはずの軟組織の形をそのまま留めていて、まるでつい昨日まで生きていた様にさえ見えたと言う。侯先光博士は当然これらの化石の重要性に気付いた。
    この様な経緯でカンブリア紀にはバージェスから見ると地球の反対側に有った筈の澄江の化石は日の目を見る事になった。
    しかも、バージェスは先に書いた高さは2~3m、幅は数10mと言う密集した地域に対し、澄江周辺の化石産出ポイントは、広い地域に点在し、そのほとんどは非常に良好な保存状態である事まで解った。

  • 【カンブリア爆発・第八幕】
    「二つの産地 その5」

    舞台はロッキー山脈から中国澄江へ。。。
    中国と言う広大な大地では、カンブリア紀の化石の発掘。。。採取は。。。実は20世紀初頭、ウォルコットがバージェス頁岩行き着く以前には始まっていた。
    その中で、現在カンブリア紀の化石の発掘と言う意味では。。。間違えなく澄江が世界的にもリードしている。
    雲南省昆明南方に位置し、陽宗海(Yangzong Lake)から撫仙湖(Fuxian Lake)にかけての数か所から化石が発掘されているが、こちらもとても綺麗な所らしい。
    中国の農村部と言えば、ほとんどの人がとてものどかな風景を想像する事だろう。
    まさにそんな場所だと言う。
    この場所で20世紀初頭。。。ウォルコットがバージェスに至る2年前には、フランス人研究者のオノレ・ラントノワ (Honore Lantenois、Honoreの”e”は「e」の上に「'」)、ジャック・ドプラ(Jacques Deprat)、アンリ・マンシュイ (Henri Mansuy) 等が調査を行なっていた。
    この調査では軟体性の生物の化石が多数発見されており、昆明蝦(クンミンゲラ/Kunmingella)の存在も報告されていたが、大きく注目される事はなかった。
    (ちなみに、この人たちに関する情報は。。。得られなかった、苦笑)
    1930~1940年頃には、中国で大規模な地質調査が行われていて、その時にカンブリア紀初期~中期の地層が中国全土に、結構露出している事が解った。
    その時にも澄江周辺では数多くの甲殻類に近いとされる節足動物の化石が報告されている。
    ただし、(それまで研究がされていなかったと言う意味ではなく)本格的に注目を集めたと言う意味ではもう少し先になるのだが。

  • 【カンブリア爆発・第八幕】
    「二つの産地 その4」

    で、この研究が進展を見せたのが、1960年代になってから当時ハーバード大学のハリー・ウィッティントン(Harry Blackmore Whittington 1916~2010)等の手によって。
    彼らはウォルコットの標本を再分類し、現在にかなり近い分類が完成した。
    この辺りは「ワンダフル・ライフ」に詳しい。
    が。。。ここを書き出すと本シリーズ投稿のモデルとなっている「バージェス劇」を書くことになってしまうので、もし、未読だったなら一読する事をお勧めする。

    さて、一般生活ではほぼ使う事がない「頁岩」とは、どんな岩なのだろうか?
    当然これは地質学用語。
    簡単に説明すると、粘土等が堆積し、長い年月をかけて岩となった物。
    で、このバージェス頁岩は、実はそんなに大きくはない。
    高さは2~3m、幅は数10m。。。
    周りでは三葉虫等の化石はチョコチョコ見つかっているが、これだけ集中してこの時代の多様な生物の化石が発見されるのは、この場所では今の所このバージェス頁岩だけ。
    そもそも5億年も前の化石。
    それにしてはとても保存状態が非常に良い。
    これは。おそらくここに化石となった生物達にとっては悲劇が降りかかったからだとされている。
    この時代。。。いや、もっと後の時代まで、深海には生物は住めなかっただろうと推測されている。
    余談だが、オルドヴィス紀の大量絶滅の原因は氷河の発達による「海退」が原因とする説があるほど。
    あまり深い海に住めなかった生物達が氷河の発達により海全体の水位が低くなり生息場所の「浅瀬」奪われたと言うもの。
    で、深海と言う訳ではないがバージェス頁岩になった場所は、当時のの生物棲息域では結構深い場所だったと考えられている。
    その海底に突然土砂が降り注ぎ。。。まるでタイムカプセルの様に、一流フォトグラファーの写真の様に「一瞬」を閉じ込めてしまった。
    その結果、我々にとっては宝の山となるバージェス頁岩は、5億年と言う長い年月を経て「頁岩」となり発見された。
    では、もう少し浅い海の地域にも違う生物がいたのではないか。。。等と夢は広がって行く。。。

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