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東急不動産ホールディングス(株)【3289】の掲示板 2016/11/10〜2017/11/12

>>278

東急不動産って、賃貸不動産の保有を増やす気って大してないんじゃないのかな。
大半はノンリコースローンを活用したSPC形態での開発だろうし、それって将来的にはリートに押し込むつもりじゃないのかな。
大雑把な概算だけど:-
東急不動産賃貸用オフィス・商業ビル 簿価3,000億円
ゴルフ場、ホテル、その他もろもろ 簿価3,000億円
SPC 簿価6,000億円
リート 簿価6,000億円

てな構成では。SPCは次々にリートに売却してますし、今後も売却していくのでは。
例えば、アクティビア(3279)なんか、毎年公募増資を続け、12年の上場時には900億だったのが、ここ4年ほど毎年公募増資を行い現在では2000億を超え、保有不動産もざっと2000億弱から4000億と急成長ですよね。

12年3月期まででしたっけ、SPCは連結非対称だったんですが、そのころは、ここってバランスシートを見ると、賃貸事業なんてマイナーな事業で、主体はコニュニティのマンション等の管理事業、リバブルの仲介事業、ホテル・ゴルフ場・フィットネス・介護などの運営事業がむしろ主体の会社だと思ってましたけど。賃貸事業なんて、電鉄が主体で進めているので、ここはその補完的な位置づけなのかなって思ってましたが。

SPCやリートによって、ここが活躍しやすい事業環境が整ってきたのが近年の状況では。でもここは、賃貸収入ではなく、リートへの売却物件の開発利益、リートの資産運用収入(利益の12~13%)や、リートへの出資、その保有ビルの管理事業なんかで儲けようってなとこでは。

有利子負債は多いですが、恐らく1/3程度はノンリコースローンでしょうし、ここには返済義務のない踏み倒せる借金ですし、今後も次々にリートに押し込むでしょうから、ここの借金は寧ろ減少していくのでは。
経営の方向性が大手3社とは異なりますね。そこがここの良さと思ってますが。

  • >>280

    ここの収益って、ビル竣工より、売却に依存するんでは?
    竣工時期と売却時期ってのはかなり差がありますから。

    ちなみに、最近東急不動産から、アクティビアに売却された4物件をみてみると;-
    17/03/16
    DBC品川東急ビル 188億円
    ・本館竣工 1985/08
    ・別館竣工 1999/09

    17/01/06
    A-FLAGウェスト 22.8億円
    ・竣工 1992/09

    16/12/02
    A-FLAG美術館通り 47億円
    ・竣工 1998/12

    16/12/02
    汐留ビルディング 209億円
    (10%の持分取得)
    ・竣工 2007/12

    最近、アクティビアへ東急不動産(A-FLAG)および東急不動産のSPC(他の3件)から売却された物件(総額466.8億円)ですが、竣工御10年~30年ってなものですね。
    竣工は平準化が難しいかも知れませんが、売却は竣工とは関係なくできますので、竣工と損益を結びつける必要はないのかも。
    ともあれ、傘下の3リートで年1000億程度を押し込めそうですね。