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東急不動産ホールディングス(株)【3289】の掲示板 2017/11/13〜2018/10/03

今年5月に東急リバブルがロサンゼルスとダラスに100%出資の子会社を設立、
日本の投資家向けに仲介業を始めると発表した。

同社の事業スキームは中古の戸建てやアパートを自社で取得し、
リフォームやリーシングをした上でエンドの投資家に売却するというものだ。

東急不動産ホールディングスグループではすでに米国で不動産投資を2012年より始めているが、
国内の仲介実績と顧客ネットワークを武器に多様化する投資家のニーズに対応するためとしている。

不動産会社は他にも数社すでに同様のスキームで営業を盛んに行っているが、
東急リバブルの参入で競争が一段と激化することが予想される。

これらの会社の殆どが日本の減価償却を使った節税メリットを唄い築22年以上の木造物件ばかりを斡旋している。

なぜ一旦自社で仕入れるのかというと、日本人投資家の購入決断までのスピードが現地とは乖離しすぎていて
普通に仲介しているとすぐブツが他に流れてしまうからだ。

そこでこれら日系企業は自社で購入し、かなりのマージンを乗せて一般投資家にネット4%前後で売却している。
テキサスで物件購入検討している方はよくリサーチしてから投資に踏み切ってもらいたい。

一部にはアパートなどの一棟物を強引に区分化してそれを日本の投資家にバラ売りしている日系会社もある。

投資家にして見れば一室1000万円以下で手軽に購入できるメリットがありそうだが、問題は出口である。
あるテキサス州不動産鑑定士によるとこのタイプの部屋はもともと賃貸需要しかなく、
購入ニーズがないので鑑定すらできない部屋があるとのこと。

償却後結局は二束三文で販売業者の買取に頼らざる得ないケースも出てくるかもしれないので注意が必要だ。

簿価が下がっているのでキャピタルゲイン税を多く払わなくていいという見方もあるかもしれないが、
出口が見えにくい物件は要注意と考える。
https://www.kenbiya.com/ar/ns/region/kaigai/3309.html

日本の不動産会社が、海外進出なんて、80年代後半のバブル時と同様です。

そもそも、東急リバブルは、国内専業の仲介と、マンション販売会社のはず。
米国で不動産投資するスキルやノウハウなんて、あるはずないのに。
東急不動産ホ-ルディングス、ヤバイんじゃないでしょうか。