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    2001年春に日本の大学を中退し留学生活を始めました。学部に編入したのですが、早3年が経とうとしている現在、「ああぁ、自分の実力ってこんなものだったんだな」と痛感する毎日です。

    発音だけはネイティブ並みと言われるまでになりましたが、英語で大したことを言っているわけではなく、思考力が停滞するのは3年前とさほど変わりません。講義やら教授との会話やら、一歩日常会話を離れると途端に意識が飛びます。

    リーディングも遅い上に理解力もいまいちです。これも3年前と比べて自分では変化を感じません。今日、履修している授業の教授に言われました。「英語の壁がなけりゃ、君だってこのクラスでもっとよく出来たろうにね、ふぅ〜」と。3年もいてそんなことを言われる自分が情けないです。

    でも、実は英語云々のハードルがなかったとしても元々自分は無能なんだ、と最近は思うようになりました。自分より英語で苦労している留学生が自分より良い成績を収めている。同じ時期にやってきた留学生が自分よりハードな生活に適応している。このような周囲の状況を見ていて、何が悪いって自分自身の実力が一番伴ってなかったんだな、ということに気付きました。勉強法も実力のうちと言いますが、私はそれすらダメで3年経ってもアホなままです。昔と違うのは、下手な言い訳をすることがなくなり、自分の無能さを素直に受け入れているということです。喪失感はありますが、プライドにしがみついて躍起になっていた頃よりは淡々としています。

    留学というと、身近なものでもネット上のものでもなぜか美談しか聞いたことがありません(つらいこともあったけれど行ってよかった、という感じの)。私が学んだことと言えば、「自分はそこまで勉強好きではなかった、そこまで勉強ができる人間ではなかった」、ということです。どなたか留学経験者の方で、多かれ少なかれこのような挫折感や失敗感を伴って帰国された方はいらっしゃるでしょうか。そのような状況の後、帰国後どのように生活を送ってらっしゃるのでしょうか。私はこの冬卒業予定なのですが、成績はボロボロです。暗い就職生活も覚悟しています。その後の気持ちに変化のあった方もなかった方も、自分の実力のなさを認識したことのある方のお話を伺いたいのですが・・。

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