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  • 「カリスマ獣医」などと自称し、派手な宣伝で集客している動物病院などで、「脊椎症」、あるいは、「腫瘍」などと診断され、ステロイド長期連続投与を受けた後、ペットが死亡するなどした飼い主さんへ。

    「治療」と称して、強力な鎮痛・消炎剤であり、制吐剤、免疫抑制剤であるステロイド「プレドニゾロン」を、動物に数ヶ月間、全身投与(口径投与)し続けている獣医師がいます。

    ステロイドは、免疫抑制力が高く、連用するとさまざまな感染症に罹るリスクが高いため、人間の医療においても、2週間以上の全身投与(口径投与)は行いません。

    ステロイドを数ヶ月間、全身投与された動物は、人工的に免疫不全症(エイズのような状態)にされ、多数の感染症に罹り、死亡していると考えられます。

    しかし、ステロイドには、優れた鎮痛・消炎作用と、吐き気を止める作用がありますので、何らかの感染をしたとしても、発熱・発疹・腫れ・嘔吐などの感染症の症状が出ず、飼い主さんが異変に気付かないと思われます。

    犬には、ブルセラ、フィラリア、エキノコックスなど、さまざまな細菌・ウイルス・真菌・原虫・寄生虫症があり、散歩の際に、どのような感染症に罹るか分かりません。

    動物に長期間、ステロイドを全身投与(口径投与)した場合、通常は、動物の自己免疫力で防御できるはずのさまざまな感染症に罹り、体内で増殖した菌や原虫などが、飼い主さんに感染する危険性があります。

    特に重篤な原虫感染症として、エキノコックス症は、人間に感染してもすぐには症状が出ません。1mmほどの大きさの原虫が、人体内で増殖し、肝臓に巣を形成して、肝臓障害を起こすまでには、子供で5年、大人で10年かかります。

    肝臓に原虫の巣が出来て、症状が出てから治療をしても、治療は極めて困難で、手術が必要となり、術後の生存率も高くありません。

    万が一、原虫に感染しても、早期発見・早期治療で、軽症で済む場合もあると思われますので、動物病院で、ステロイド剤の長期連続投与を受け、ペットが死亡するなどした飼い主さんは、医療機関に相談され、検査など受けたほうが良いと思います。

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