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    はじめまして。
    最近のミステリーをまったくと言っていいほど、読んだことのない者ですが、皆さんのご推薦をお願いしたいと思います。作家名、作品名、出版社、をお教えください。

    (条件)
    1.日本人作家の作品
    2.1990年以降の作品(厳密でなくとも構いません)
    3.本格もの(「トリックを特に重視している」という意味でお考え下さい)

    なお、当方、このトピに出てきそうな作品は、まず読んだことがありませんので、個々の作品の内容の深み(トリック内容や犯人名等)に至るようなご説明は、お避けいただきますようお願いいたします。逆に、簡単なご説明であれば、大歓迎です。

    それでは、よろしくお願いいたします。

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  • 813(最新)

    Aki***** 6月10日 15:58

    >>812

    【◎井沢元彦】

    読後レポートです。
    井沢元彦(いざわ・もとひこ)です。

    ・猿丸幻視行(さるまるげんしこう):++

    過去に戻るなど、様々なアイデアが盛り込まれた江戸川乱歩賞受賞作ですが、最も基本的な部分が暗号、ということで、個人的に苦手なのでした。

    さらに続きます。

  • >>811

    【◎太田忠司】

    読後レポート継続します。

    太田忠司(おおた・ただし)の次の作品を読みました。

    ・僕の殺人:++

    「+++」(+が3個=読むことをお薦め)にできなかった理由は、トリックと意外性に物足りなさがあったのと、青春ミステリ、という点ですかね。

    レポートさらに続きます。

  • >>809

    【◎柳広司(やなぎ・こうじ)】

    読後レポートです。

    ・聖フランシスコ・ザビエルの首:++
    ・虎と月:++(中島敦「山月記」のパスティーシュ?)

    それほどでもなかったということでしょう。

    それでは。なぜ、柳広司でわざわざこの2作品を選んで読んだのでしょうか?
    それは、単に手許にあったからです。
    さらに、では、なぜ手許にあったのでしょうか?
    それは謎です。

  • >>807

    【横溝正史/雪割草】

    こんな本が出ています。

    雪割草
    横溝正史
    戎光祥出版
    2018/2/22
    2808円
    h ttp://www.ebisukosyo.co.jp/products/detail.php?product_id=397

    「発表から77年を経て初の単行本化」ということですが、一読の価値があるのでしょうか??

  • >>808

    【◎物集高音(もずめ・たかね)】

    読後レポートです。

    ・赤きマント【第四赤口の会】(物集高音(もずめ・たかね)):++ 
    (なお、「赤口」は「しゃっく」と読みます)

    事件というよりは、「判じ物」という感じでしょうか。
    設定はかなり特殊で奇異ですが、あまり述べることはありません。

  • >>806

    【◎皆川博子】

    さらに、レポートです。

    ・死の泉(皆川博子・ハヤカワ文庫):+++

    ちょっと迷うところありましたが、結局、++ではなく+++にしました。
    ドイツを舞台として、戦争の部分は酷いのですが、全体としては、たゆたうようないい雰囲気がありました。また、最後のシーンは目を見張るような感じもあります。

    ただ、根本的な問題として、流れが悪く感じる面があり、もう少し流れをよくできたのではないか、と思いました。
    (なお、ミステリではないのではないか、という点は、ここでは問いません。)

    なお、訳者・野上晶の「あとがきにかえて」は蛇足だったのではないでしょうか?

  • >>806

    【杉本一文/横溝正史】

    角川文庫版の横溝正史の表紙でおなじみの杉本一文さんの画集が出ています。

    杉本一文『装』画集〜横溝正史ほか、装画作品のすべて (TH ART SERIES)
    杉本 一文
    書苑新社
    2017/11/22
    ¥ 3,456

    でも、またもや、全点掲載ではないんだそうです。
    いったい、出版社はなにやっているんですかね?
    そして、いつ全点掲載作品集が刊行されるんでしょうか?

  • >>805

    【◎小林泰三】

    さらにレポートです。

    ・密室・殺人(小林泰三 こばやし・やすみ):++

    もともとホラー系の作家によるミステリ。
    スラップスティック的味わいがあるので、個人的には苦手な作品かもしれません。
    密室に関しては、オーソドックスといえるでしょう(なぜ、タイトルの「・」があるのかも、作品中で説明があります)。が、ホラー作家なりの「仕掛け」のようなものもありますので、ご用心を。

  • >>804

    【◎小川勝己】

    さらにレポートです。

    ・撓田村事件 iの遠近法的倒錯(小川勝己 おがわ・かつみ):+++

    タイトルの地名の読み方は「しおなだ・むら」です。いまだに、よく読めません。

    初めのほうを読んで、「青春ミステリ」なのかな、と不安に思っていると、つながりの良くわからない複数の事件が起きて、最後には、かなり複雑な真相が明らかになるという、よくできた作品だと思います。
    横溝正史風の味付けがありますが、それだけではなく、より現代的な内容も入ってきています。

    全体としては、あまり救われない内容といえるでしょうか。
    それから、探偵役を好きになれるかどうか?

  • >>803

    【◎谺健二】

    またレポートです。

    ・未明の悪夢(谺健二 こだま・けんじ):+++

    阪神・淡路大震災と島田荘司的味わいが、なぜこう組み合わされたかたちで成立するのでしょうか。極めて不思議です。この作者の能力のなせる技なのでしょう。
    ただ、阪神・淡路大震災で被害を受けた方には、描写があまりに生々しいので、あまりお薦めできません。ご注意ください。多少の経験しかない当方でも、かなりきつかったので。

  • >>802

    【◎多島斗志之】

    またレポート。

    ・症例A(多島斗志之・たじま としゆき):+++

    果たしてミステリなのかという点はありますが、とにかく特徴のある面白い作品である、ということで「+++」としました。
    これ以上は、ちょっと内緒で。

  • >>801

    【◎藤田宜永】

    今年もよろしくお願いいたします。
    さて、年初から読後レポで、幸先の良いスタートです。

    奇妙な果実殺人事件(藤田宜永・ふじた よしなが):++

    これは、どうということもなく、いま一つの感が残りました。
    いろいろと詰め込み過ぎて、ごちゃごちゃになってしまっているのではないでしょうか?

    なお、以前と異なり、「1作家1作品」の紹介となっているので、このような投稿のタイトルは「作家名」だけではなく、「作品名」を入れた方がいいかもしれません。

  • >>800

    【◎岩崎正吾】

    さらにレポートが続きます。

    探偵の夏 あるいは悪魔の子守唄:+++

    これは、基本は横溝正史作品のパロディです。
    タイトルに表れている通りの『悪魔の手毬唄』と、『獄門島』『本陣殺人事件』くらいですかね。

    しかし、単なるパロディだと侮ってはいけません。
    元ネタを使いながらも、オリジナリティにあふれた、しっかりした作品です。
    著しい新味はないかもしれませんが、読む価値はあると思います。

    ということで、今後も「読後レポート」を積極的にご紹介していきたいと思います。
    それでは、また来年。

  • >>799

    【◎城平京と佐々木俊介】(つづき)

    最後に、いずれの作品も、ある種の不自然さが、やはり問題なのでしょう。具体的には、ネタバレになりますので書きません。
    (しかし、二階堂黎人的な不自然さに比べれば、はるかにましです)

    ほぼ同じ時期に読んだ浜尾四郎の「鉄鎖殺人事件」が今一つだな、と思ったのに対して、この2作品がかなりよかったので、あえてご紹介いたしました。こんなところに、これだけの作品が隠れているという点は、大きな驚きです。まだまだ読み続けなければ。

    なお、浜尾四郎は、「殺人鬼」はもっとよかったような記憶があるのですが。それでは、未読の長篇「博士邸の怪事件」はどうだろうか?

  • >>601

    【◎城平京と佐々木俊介】

    異常に久しぶりに読後レポートです。

    名探偵に薔薇を(城平 京・しろだいら きょう):+++
    繭の夏(佐々木俊介):+++

    たまたま続けて読みましたが、いずれも、創元推理文庫です。
    すでに「+++」の評価のレベルが自分でもよくわからなくなっていますが、4段階評価の上から2つ目、「必読ではないもののかなりおすすめ」というところです。

    いずれの作家もマイナーであり、この2作品を読んだことのない方がほとんどではないかと思います。がしかし、それはもったいない。もしも、「最近はもう読むミステリがないな」、と思っている方には、この2作品をおすすめします。

    いずれも鮎川哲也賞系の作家ですが、とてもよくできた作品です。トリックもよくできているし、複線もあり、「本格」の名にしっかり値しますし、最後ですごくよく考えさせられるという、ある種の共通点もあります。
    前者は、2部構成になっていますが、これがくせもので、十分に注意していただきたい。ただ、これが、長所であるとおもに、ある種の弱点になっているのではないかとも思います。この作品成立の経緯について、文庫解説(津田裕城)も面白いので、本篇読後!に、是非お読みいただきたい。
    後者は、これも文庫解説(若竹七海)を、読後にお読みください。ただし、分かりやすいので、解説に書かれていることですが、この作品が「おさえている」若竹七海の「急所」をご紹介すると(ネタバレにはなりません)、
    ①スリーピング・マーダー
    ②姉弟兄弟のキャラクター
    ③青春ミステリ
    非常にわかりやすい。個人的にこの「繭の夏」について読んでいるときにひっかかるところがあったのは、このうち2点目と3点目が苦手だからだということがよくわかりました。若竹作品が苦手な理由もこの第2点と第3点のせいですね。なお、若竹解説では、青春ミステリは「苦い」と書いてありましたが、同感です。

  • >>797

    【岩波文庫の江戸川乱歩作品集】続

    >いったい全体で何冊刊行されるのか、よくわかりません

    と書いてしまいましたが、「全三冊」と紹介されていました。
    きちんと見ずに、いいかげんな情報、すみません。
    続巻について収録作品が分かれば、またご紹介いたします。

  • >>796

    【岩波文庫の江戸川乱歩作品集】(つづき)

    岩波文庫に戻りますが、今後はどんなラインナップなのでしょうか?
    つい先日(2017年9月)、『怪人二十面相・青銅の魔人』が岩波文庫から刊行されたばかりで、つづけて、10月には、『少年探偵団・超人ニコラ』も刊行されたようです。
    岩波文庫からどんどん江戸川乱歩の文庫が刊行されていくようですが、単に、闇雲に刊行するだけだったら、屋上屋を架すだけに終わるでしょう。
    どう特徴を出して、差別化を図るのか、今後に期待します。

  • >>794

    【岩波文庫の江戸川乱歩作品集】

    岩波文庫から『江戸川乱歩作品集I』が刊行予定です(2017年11月予定)。
    第Ⅰ巻のテーマは「愛のゆくえ」で、「接吻」「日記帳」「人でなしの恋」「蟲」「孤島の鬼」「防空壕」の6篇を収録、ということですが、いったい全体で何冊刊行されるのか、よくわかりません。
    2008年に岩波文庫で『江戸川乱歩短篇集』(二銭銅貨、D坂の殺人事件、心理試験、白昼夢、屋根裏の散歩者、人間椅子、火星の運河、お勢登場、鏡地獄、木馬は廻る、押絵と旅する男、目羅博士の不思議な犯罪)が刊行された時には、とうとう「岩波文庫で江戸川乱歩が出る」という話題になりました。が、もう10年近くたって、当然のように複数巻が刊行される時期になったということなのですね。

    江戸川乱歩の文庫で昔から有名なのは、新潮文庫の『江戸川乱歩傑作選』(初版は1960年? 二銭銅貨、芋虫、二癈人、D坂の殺人事件、心理試験、赤い部屋、屋根裏の散歩者、人間椅子、鏡地獄)でしょう。新潮からは最近(2016年)、続篇たる『江戸川乱歩名作選』も刊行されました(石榴、押絵と旅する男、陰獣、目羅博士、人でなしの恋、白昼夢、踊る一寸法師)。
    対する角川文庫からは、かつて、全20冊の網羅的な刊行がありました(今は、整理されて、ずいぶん減ってしまっている)。中絶作品「悪霊」が『化人幻戯』の巻に収録されていたことに、当時驚いた記憶があります。
    また、春陽文庫でも「江戸川乱歩文庫」というものがありました。調べてみたら、2015年に「旧江戸川乱歩文庫30巻のうち、ベスト13巻を選び、リニューアルしました」とのことで、まったく知りませんでした。
    創元推理文庫からも、『日本探偵小説全集〈2〉江戸川乱歩集』に加えて、20冊ほど江戸川乱歩の文庫が刊行されています。

    網羅的という意味では、講談社からは全集として「江戸川乱歩推理文庫」(全65冊+貼雑年譜)がありました。随筆もかなり収録されている「決定版」的な色彩のものだったかと思います。
    光文社文庫でも、「江戸川文庫全集・全30巻」があり、これはまだ購入可能です。

  • >>791

    【KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ】

    この話題ばかりですが、「KAWADEノスタルジック 探偵・怪奇・幻想シリーズ」の続巻の予告です。

    『いつ殺される』楠田匡介(2017年12月刊行予定)解説=山前譲
    『人外魔境』小栗虫太郎(2018年2月刊行予定)折竹孫七活躍

    ちなみに、このシリーズの過去のラインナップの中で、次のものだけ趣が異なるような気がするのですが、いかがでしょうか?

    神州纐纈城/国枝史郎

    いわば「伝奇もの」ですよね。確かに、シリーズ名には、「ミステリ」という言葉はまったく出てこないのですが…。

  • >>790

    【江戸川乱歩と横溝正史】

    次の本が刊行予定です。

    江戸川乱歩と横溝正史
    中川右介
    集英社 (2017/10/26)
    1836円

    目次は以下のとおり。

    はじめに
    第一章 登場――「新青年」~一九二四年
    第二章 飛躍――『心理試験』『広告人形』 一九二五年~二六年
    第三章 盟友――『江戸川乱歩全集』 一九二六~三一年
    第四章 危機 『怪人二十面相』『真珠郎』 一九三二~四五年
    幕間 一九四〇年~四五年
    第五章 再起――『黄金虫』『ロック』『宝石』 一九四五~四六年
    第六章 奇跡――『本陣殺人事件』 一九四六~四八年
    第七章 復活――『青銅の魔人』 一九四八~五四年
    第八章 新星――『悪熊の手毬唄』 一九五四~五九年
    第九章 落陽――乱歩死す 一九五九~六五年
    第十章 不滅――横溝ブーム 一九六五年~八二年
    あとがき

    あれっ、最近似たような本が出てませんでしたか?
    それにしても、中川右介さんって、いろいろな本を書きますね。

    実物が出たら、書店で見てみましょう。

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