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    『無頼より大幹部』の無音と三奈の唄シーンですが、これはすでにtsubakiさんがアツク語っておられて、その文は消えてしまいましたが、そのときこちらも気づいたのです。
    あれは名文だった。残すべきじゃった。
     なお、ゴッドファーザーに似たシーンがあったと書いたのは少々間違い。こちらは音を消したのがよかった。ゴッドの方は聖と悪の対比がよかった。洗礼のシーンと殺人のシーンが交互に現れる。一人は床屋の椅子に座ったまま目を射抜かれる。残酷でんなー。

     さて、倍返しでっか。なるほど英治、清十郎。ウーン。く、くっ、くっ、悔しーーーい。
    しかし、教せーてくれる人がいるから、キョウヨウも伸びるのじゃ。ナットク。

     消えた『バー「横丁」』を思い出してみました。


    さて、新年に移る前に新トピ開設。大体、ヒトサマより少し早く、年の瀬にしたのトピを開店しまっさ。というか、気が早いので引越しじゃっ。

    「名画横丁・疾風怒涛篇」

     これに強引に決めてしまうのだ。明日ははかない命だもん。どのくらい続くかチョーセンしましょう。と、寿一族の三姉妹が声を張り上げ申しておりました。

     なんだか、また踊りが始まっています。「人食い音頭」というのだそうで、どんどんヒトが集まってきています。みーんな食われてしまうのになー。
     オら、知らねーよ(森川信のオイちゃん)

     

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    pata_111 7月1日 11:09

    >>3526

    ズクさん、ルーベンさん、おはようございます。

    ズクさん、『手紙は憶えている』はショッキングな映画のようですね。
    二重に仕掛けられたどんでん返しもあるようで、同じくクリストファー・プラマーが主演した『トリプル・クロス』という三重スパイ作品を連想したりもしたのでした。
    しっかりインプットしたのだ。機会があったらきっと観てみます。

    ところで、この邦題も雰囲気作りに一役かっているように感じるなあ(原題は「Remember」だそうで、意訳でもないのかもしれないが)。

    以前はよくこんなタイトルを目にしたな。
    “日本のクリスティ”と称され、ミステリーブームの火付け役となった仁木悦子に「猫は知っていた」って作品があった。
    西部劇にも『連発銃は知っている』って興味津々なタイトルの作品があった。
    「ああ、この腐った生活。見るのもつらい。おいちゃん、お天道様は見ているぞ」、って、これは寅さんか(笑)。
    失礼しましたー。

    ルーベンさん、残酷(刺激的)描写はヘンリー・ハサウェイ監督の資質でもありましたか。
    そういえば、ハサウェイ監督はリチャード・ウィドマークが冷酷な殺し屋を演じて鮮烈なデビューを飾った『死の接吻』の監督でもありました。
    確かに、言えているかもしれないですねえ。

    お書きの『ナイアガラ』、それまで端役だったマリリン・モンローが一躍注目された作品ですね。作品としてはフィルム・ノワールの範疇に入るのだけど、モンローのおかげで(笑)そういう印象にはなってないのだ。
    ご存知“モンロー・ウォーク”が登場した作品だけど、ヒットメーカーのハサウェイ監督はこの“モンロー・ウォーク”の誕生にも深くタッチしているんじゃなかろうか。

    今朝の一曲は、モンロー・ウォークからの連想で郷ひろみの歌で「セクシー・ユー」をどうぞ。
    もう強(郷)引そのものである(笑)。

    https://www.youtube.com/watch?v=fp51C4kHaVI

  • >>3525

    パタさん、ズクさん こんばんは、

    「手紙は憶えている」は怖い映画でした。私も、もう20年もしたら、プラマーの演じた主人公と同じくらいの年齢になりますな(若し生きていたらね!)。映画だから誇張はしてあるんだろうけど、あんな風になるのはこわいですね。腕の刺青は、たしかにショックでした。そして、プラマーを影であやつる、もう一人の男。メーキャップもあるんだろうけど、マーティン・ランドーとは、とても気付かなかったな、こちらも老けたものでありました!

    パタさん、

    > 残酷(刺激的)な描写があるのはマカロニ・ウエスタンの影響かなあ。

    これは、確かに影響があるでしょうね。女の子の頭に乗せた、マグか何かを撃つあたり、かなりサディスティックでありました。しかし、これはどうもハサウェイ自身の資質でもあるようで、以前書いたかもしれませんが、ハリー・ケリー・Jrの話では、「ナイアガラ」に於けるハサウェイのモンローへの演出の苛めは、それはひどいものであったと云う。そういえば「勇気ある追跡」の中でも、鉈で指を切るなんて、ひどい場面があったな。

  • >>3524

    パタさんお早うございます。
    「手紙は憶えている」観ました。何ともいえない衝撃でした。
    アウシュヴィッツで家族を殺された90歳の老人のナチの残党への復讐の物語なのですが
    最後のどんでん返しは二重に仕掛けられておりズクは固まってしまいました。
    主演のおじいちゃんクリストファープラマーの若き日の映像ありがとうございました。実際は
    86歳だそうですが、認知症の設定で演技とは思えないリアルなヨレヨレぶり。
    すごい俳優だったんですねエ。とにかくホロコースト関連映画へのズクの常識が覆された瞬間でした。

  • >>3523

    ズクさん、今晩は。

    『手紙は憶えている』という作品をご覧になるのですね。
    知らなかったのでちょっとWikiを見てみると、どうやらナチスのホローコース関連を描いたサスペンス映画のようで、シリアスな内容になっているんだろうなと感じたのでした。

    「ナチの残党は草の根わけても探し出す」、そして裁判にかけて裁いてやる。
    ナチ占領下で苦しめられた人たちの怒りは凄まじかったようです。
    さすがにもう終戦から70年以上経っているので、当時の(主導的立場にあった)関係者は生存していないだろうなあ。
    運良く捕まらずに生を全うした人もいるだろうけど、その人たちの日常は毎日が恐怖の連続で針のむしろだったろうな。

    アイヒマンってホローコーストに関係した中心人物がいたけど、彼は南米アルゼンチンに逃げた。
    しかし、止むことのない追跡によって1960年にアルゼンチンで捕まり、裁判にかけられて絞首刑に処せられた。終戦から15年後のことでした。
    「ユダヤ人を根絶やしにする」というヒトラーの狂気の政策で、アウシュビッツのガス室に送られたり、虐殺されたユダヤ人の総数は500万人以上(そのうち、ポーランドだけで300万人いる)と言われています。とんでもない数字です。

    『海の牙』(ルネ・クレマン、1948)という潜水艦映画を観たことがあります。
    ナチ首脳を乗せ南米に脱出を図る潜水艦を描いたものですが、終戦直後のこともあってその描写は生々しく、ナチス最後のあがきを描いた潜水艦内部は狂気に満ちていて、それをクレマン監督は怒りを持って描いていた。
    サスペンスに溢れた見ごたえある映画だったのだ。

    お書きの『手紙は覚えている『という作品から、こんなことを連想したりしたのでした。
    主演のクリストファー・プラマーって、『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ大佐を演じた人ですね、懐かしいなあ。

    今夜の一曲は、その『サウンド・オブ・ミュージック』から、トラップファミリーの長クリストファー・プラマーの歌う「エーデルワイス」をどうぞ。

    https://www.youtube.com/watch?v=4g84dejrJXI

  • >>3522

    ルーベンさん、パタさんお早うございます。
    お二人の映画談義で連日横丁が賑わっていて嬉しいです。ズクにはかなり難解(?)で
    チンプンカンプンなのですけどいつか役に立つ?なんて一生懸命聞かせていただいてます。
    今日は、珍しく息子が勧めてくれた「手紙は憶えている」を観るつもりです。ナチスに関連
    した話らしいのですけど取り敢えず付き合って観るつもりです。
    「冷血」とか「復讐するは我にあり」は怖いえいがでしたね。忘れられませんサスペンスもの
    大好きなもので・・。では又観終わったら書き込みます。

  • >>3521

    ルーベンさん、おはようございます。

    リチャード・ブルックス監督の作品は脚本も含めて多彩ですねえ。ノンフィクション・ノベルという分野を開拓したトルーマン・カポーティ(「ティファニーで朝食を」の著者でもある)の「冷血」の脚本/監督もブルックスだったんだなあ。
    バート・ランカスターとは『真昼の暴動』(ジュールズ・ダッシン監督の出世作)もあるし、相性がよかったのでしょうね。

    「冷血」といえば、日本のノンフィクション・ノベルの第一人者に佐木隆三がいたけど、その直木賞受賞作「復讐するは我にあり」が話題になり映画化された頃を思い出す。今村昌平が監督し、緒形拳が冷酷な殺人鬼を熱演して見ごたえありました。

    小説の方は賛否両論で、柴田錬三郎なんか「絶対に認めん」と舌鋒鋭く批判していた。この頃のシバレンさんは村上龍の「限りなく透明に近いブルー」を「便所の落書きだ」と斬って捨てたり、文壇界で盛んに物申して(ケチをつけて(笑))いた。
    「どうぞロマンを語ってくれ」が信条だったシバレンさん、なんだかわかるなあ。

    お書きの馬のシーン、ピンポイントで指摘されているので、思わず早回しして観にいってしまった。
    そして、思わず「だっぷんダー」(志村けん風に)と叫んでしまった、まったく(笑)。

    馬車で追い立てるシーンは、ほんと『駅馬車』でしたね。リンゴ・キッド(ジョン・ウェイン)とダラス(クレア・トレバー)、いいシーンだったなあ。

    今度は『新・ガンヒルの決斗』(ヘンリー・ハサウェイ、1971)という西部劇を観たのだ。この作品、ガンヒルという地名が一緒なだけでジョン・スタージェス監督の『ガンヒルの決斗』とは無関係でした(列車は出てくるが)。
    グレゴリー・ペックが主演で、小さな女の子(6才という設定)と一緒に、昔の裏切った仲間に対し復讐の旅に出るのだ。

    派手なドンパチではなく、ペックとその女の子(可愛い子なんだ)のロードムービーみたいで、テイタム・オニールが好演した『ペーパー・ムーン』を連想したりしたのでした。女の子はオニールを4~5才若くした感じで、実に雰囲気が似ていた。

    残酷(刺激的)な描写があるのはマカロニ・ウエスタンの影響かなあ。敵のちょっとイカレタ男は『ダーティハリー』の異常犯“さそり”を連想したりした。
    西部劇の名匠ハサウェイ監督だけど、時代の影響があるかなと思ったのでした。

  • >>3520

    パタさん こんばんは。

    お書きのとおり「プロフェッショナル」は面白い西部劇でした。リチャード・ブルックスは、硬派で骨太の作品が多い。毎度出てくる、ロバート・テイラーの「最後の銃撃」もブルックスの作品でした。「プロフェッショナル」のころには、「冷血」なんて怖い作品があったな。もう少しあとでは「弾丸を噛め」があった。どれもハードだ。

    >4人の指揮はリー・マービンが采っていたけど(『特攻大作戦』を連想したのだ)、美味しいところはランカスターがしっかり持っていっていたのだ(笑)。

    そうでしたね。タイトルもマービン、ライアン、ストロード、この次にランカスターが来るのだが、おいしい場面はランカスターでした。映画の途中で、ランカスターが岩場で、パランスを待ち伏せして一人一人倒していく場面なんかは、まさにそれでした。ところで、この場面のなかで、パランスが”フランチスコ!”と叫ぶところがある。フランチスコはランカスターに撃たれて倒れているのだけど、この場面に注目してください!

    尾篭な話で恐縮なんですが、フランチスコの奥にいる馬の1頭が、なんと脱糞するのだね。私も西部劇は1000本近く見ていて、西部劇には馬が沢山でてくるが、馬が画面の中でポロするなんてのは初めて見ましたよ。

    ランカスターも「エルマー・ガントリー」でオスカーを獲っているので、ブルックスとは良いコンビなんでしょうね。

    最後にパランスとカルディナーレの乗る馬車を追い立てるのは、これは「駅馬車」でしたね!

  • >>3519

    ルーベンさん、今晩は.

    普段は悪を演じない人が、ときに悪役をやると新鮮でいいですね。
    お書きの俳優や作品では、それぞれがまた違った魅力をみせているんだろうなあ。
    『ヴェクルス』のバート・ランカスターなんか儲け役で、ゲーリー・クーパーを完全に食っていた。

    今度は『プロフェッショナル』(リチャード・ブルックス、1966)という作品を観たのでした。ちょっと変型の西部劇かな。

    テキサスの油田主の妻(クラウディア・カルディナーレ)が山賊に誘拐され、国境を越えてメキシコに連れ去られる。
    彼女を助けるため、その救出は一筋縄でいかないとみた油田主は、4人のプロフェッショナル(戦争専門家)を雇うのだ。
    集められたのは射撃の名手(リー・マービン)、馬を扱うプロ(ロバート・ライアン)、弓矢の名手(ウッディ・ストロード)、ダイナマイトのプロ(バート・ランカスター)の4人で、彼らは山賊の待ち受ける岩山と砂漠の地に踏み込んでいくのでした。

    山賊の頭はジャック・パランス(出たー(笑))、彼は大勢の手下を従えて縦横無尽に暴れまわっていたのだ。
    そして、この山賊一味と上記4人の死闘が繰り広げられるのでした。

    こんなストーリーで、監督がリチャード・ブルックス(脚本も)。一捻りも二捻りもしていて、単なる勧善懲悪にはなっていないのでした。
    メキシコ革命を絡ませたり、カルディナーレ演じる拐われた女房というのがワケありで、またジャック・パランスも単なる悪党には終わらせてなかったのだ。

    背景やシチュエーションはユル・ブリンナーが主演した『戦うパンチョ・ビラ』を連想したりしたのでした。これもなんだか変な西部劇だった。変といえば、ブリンナーが髪の毛フサフサだったのが一番変だったかな(笑)。

    4人の指揮はリー・マービンが采っていたけど(『特攻大作戦』を連想したのだ)、美味しいところはランカスターがしっかり持っていっていたのだ(笑)。

    ラスト(近く)は「関ヶ原」の戦いでの薩摩の“捨てがまり”戦法か、はたまた『誰が為に鐘は鳴る』のロバー・ジョーダン(映画で演じたのはゲーリー・クーパー)かだけど、しかーし、そこはアクション派の雄バート・ランカスター、そうはならんのだわい(笑)。かっちょいいー。

    面白い作品でした。

  • >>3518

    パタさん おはようございます。

    昨日、アラン・ラッドの「大荒原」を見ていたら、アンソニー・カルーソが悪役でアラン・ラッドを苛めていました。まあ、この人は、いつもワルを演じる名傍役なんだけど、東映の天津敏みたいで小気味良かったのでした。

    ロバート・ミッチャムの悪役は、お書きの通り良かったですね。50年代のタフガイと云われるような役者も結構悪役を演じていますね。お書きのグレゴリー・ペックも「白昼の決闘」なんか、実の兄を銃で撃つワル者を演じていますし、先に出たロバート・ライアンなんかも、平気で悪人を演じていました。

    「OK牧場の決闘」のカーク・ダグラスも「ガン・ファイター」なんか、近親相姦まで連想させる悪を演じておりました。ランカスターの方も、「ヴェラクルス」は灰汁の強いヒールでありました。この所、おなじみのロバート・テイラー氏は「最後の銃撃」など、2枚目とは程遠い強烈な悪役でした。

    その他、グレン・フォード、スターリング・ヘイドンなども、時としては悪役を演じておりますね。私の好きなジョン・ウェインも、若い時は「絶海の嵐」や「血戦奇襲部隊」なんて処では、エゴの強い強烈な役を演じ、最後は死んでしまいます。

    役者も2枚目ばかり演じていると、飽きてしまうのか、時としては捻った性格を演じてみたいのかも知れません。

  • >>3517

    ルーベンさん、今晩は。

    >デュークに対抗出切る悪役というのも、当時から居なかったですね~。

    確かにそうですね。ジャック・パランスあたりを持ってこないと、貫禄負けして勝負にならないかな。
    いっそのこと、ロバート・ミッチャムを敵役に持ってきたら相当に面白い作品ができたと思うなあ。まあ、これはちょっと実現不可能ではあるけど。

    西部劇じゃないけど、『恐怖の岬』(リー・J・トンプソン、1962)というサスペンス作品で、グレゴリー・ペックとロバート・ミッチャムという大スターが共演して、ミッチャムはペック一家をつけ狙う偏執狂的な男を演じて完全に悪に回っていた。
    スリリングな展開で、大スター二人が火花を散らして迫力があり、とても面白い作品だった。
    どうみてもペックよりミッチャムの方が強そうだったけどなあ。

    ミッチャムは同じような役(偏執狂)で、『狩人の夜』(チャールズ・ロートン、1955)という作品でも不気味極まりない男を演じていた。こんな役をやらせたらもうピタッと嵌って、ここにも大鉱脈があったのになあ。
    大スターだから、「そうそうこんな役ばっかりやってられるかー」って怒ったかな(笑)。

    この『狩人の夜』で、子供たちをかくまい、狂人ミッチャムにライフル銃をぶっ放していたのは、なんとなんと、往年の『散り行く花』で薄幸の少女を演じていたリリアン・ギッシュでした。

    ロバート・ミッチャムの悪役、もっともっと見たかっのだ。

    >ウェインを岩の上から撃つのはジョニー・クロフォード、TV「ライフルマン」の子役でした。

    ハイ、ハイ、確かに。面影ありましたねえ。「ライフルマン」から6~7年ってとこですか。懐かしい名前を思い出させてもらいました、ありがとうございます。


    今夜の一曲は、その懐かしの「ライフルマン」の主題歌を小坂一也の歌でどうぞ。
    オープニングがカッチよかった。
    この作品、確かサム・ペキンパーが関わっていましたね。

    ♪どこからやって来たのやら いかつい顔に優しい目
    ♪笑えば誰でも懐くけど 悪人どもには鬼より怖い
    ♪ライフルマーン ライフルマーン 無敵のライフルマーン

    小坂一也の歌がまたよかった(歌ってしまった(笑))。

    https://www.youtube.com/watch?v=WVNpsTmxknM

  • >>3516

    パタさん  おはようございます。

    >設定はほとんど『リオ・ブラボー』と同じといってもいいですね。

    そうですね。これには”まるで前作(リオ・ブラボー)と同じじゃないか、”と云う声もあるし、この繰り返しが堪らんという人がいますね。ホークスは、前の物語が上手くいったなら、作家は次はもっと上手く作れる自身がある、なんて言って、脚本のリー・ブラケットが、これもこれも「リオ・ブラボー」でやったじゃないかといっても、ホークスは殆ど意に介さなかったようです。「リオ・ブラボー」は135分ありますが、「エル・ドラド」は126分。このあたりも、多少物語りをすっきり仕上げてあるのかも知れません。

    ウェインは、この作品に先立つ1964年の四月に肺ガンの手術をしているので、撃たれて腕が動かないという、動作の少ない役にしてあるなんて声もあります。しかし、ウェインにはチャック・ロバーソンという影武者がいるので、どんなアクションシーンにも対応出切るのです。ウェインを岩の上から撃つのはジョニー・クロフォード、TV「ライフルマン」の子役でした。

    「リオ・ブラボー」のジョン・ラッセルにしろ、「エル・ドラド」のクリストファー・ジョージにしろ、デュークの相手には軽すぎるなんていう声が多いのですが、デュークに対抗出切る悪役というのも、当時から居なかったですね~。

    本作は、珍しく米国よりも日本の方が公開が早かった映画でした。まだまだ、この頃は、西部劇とジョン・ウェインにはバリューがあったのですね。

  • >>3515

    ルーベンさん、今晩は。

    今度はジョン・ウェインとロバート・ミッチャムが共演した『エル・ドラド』(ハワード・ホークス、1966)を観たのだ。西部劇づいております。
    ホークスの豪快な作品で、設定はほとんど『リオ・ブラボー』と同じといってもいいですね。

    ミッチャムが演じたアル中の保安官は『リオ・ブラボー』でのディーン・マーチンが演じた役(助手だったが)と言えるし、ジェームズ・カーンが演じた若者ミシシッピは『リオ~』ではリッキー・ネルソンが演じたコロラドと言ってよく、頑固な爺様ブル(アーサー・ハニカット)は『リオ~』ではウォルター・ブレナンが演じたやはり頑固な爺様といってよかった。両者ともいい味を出していたなあ。

    そしてジョン・ウェインが演じた主人公のコール・ソーントン、『リオ~』では保安官だったけど、この作品では流れ者のガンマンという設定になっていて、保安官のJ・P(ミッチャム)とは以前から旧知の仲でありました。
    今回ウェインは、銃で撃たれた弾が背中に残っていて、ときどき激痛に襲われるというハンデを背負っていたのだ。

    ハンデといえば、保安官ミッチャムはアル中、若者カーンはナイフの腕(ナイフが胸にグサッという鮮烈シーンがあった)と度胸は満点だが、銃は使ったことがなく、弾の行き先は弾に訊いてくれって感じでショットガンを使っていた(笑)。爺様も腕は確かだが何せ年なので・・・。
    っていう具合に、えらもん(笑)陣営はみーんなハンデ持ちなのだ。
    『リオ・ブラボー』でのアンジー・ディッキンソンを連想させるような女性も登場していた。

    これらの面子で、「無法は許さん」と、悪徳牧場主&彼らに雇われたわるもん(笑)ガンマンどもに戦いを挑むのでした。

    いかにもハワード・ホークスの作品といった豪快エンターテインメントで、観ていてとても楽しかったのでした。


    今夜の一曲は守屋浩の歌で「夜空の笛」をどうぞ。
    ♪チイタカタッタ チイタカタッタ 笛の音が~♪
    守屋の歌声がムチャクチャ懐かしい。

    https://www.youtube.com/watch?v=2q9WVq0GKdE

  • >>3514

    パタさん おはようございます。

    失礼しました!ご指摘のとおりモーリン・オサリバンは「反撃の銃弾」です。思い出しながら書いていると、こんな間違いをしてしまう。マスターの恣意的ボケでないところが悲しいじゃありませんか。(先のパタさんの眼の話といい(ご同様)、こちとら、オツムも緩くなっておる。)

    このスコット・ベティカー西部劇には、年増女優がよく出てくる。ゲイル・ラッセル、モーリン・オサリバン、ヴァージニア・メイオ等など。これはスコットの年齢にも合わせてあるのだろうね。

    しかし、これらの作品群には、もう一人カレン・スティールという、もう少し若く可愛い女優が出ており、こちらはベティカー監督のガールフレンドだったのであります。

  • >>3513

    ルーベンさん、こんにちは。

    以前、スカパーに出た作品をせっせと録画していました。
    いろんな作品が出てくるんだ。タイトルを知るのみで観たくてたまらなかった作品とか、映画本で目にして意識にあった作品とか・・・、もう大喜びで録画していた。

    当然、録画DVDはどんどん溜まる。そして、「いつでもスタンバイできる」(これが大きかったのだ)と満足して、「そのうち観よう」がどんどん積みになっていく。
    「ええい、キリがないわい」って止めたけど、すごい数の手持ちがあるのでした(苦笑)。
    そろそろ消化にかからんと、ほんとに積みのままで終わりそうじゃー。

    こんなこと書くとなんか自慢っぽくなって(って、単に録画していたら溜まっただけだが)、読んでいる方としては「好きにするがよかろう」(「夫婦喧嘩は犬も食わん」とういうあの類かな)ってなるだろうけど、こんなことでおます。

    バート・ケネディ、ジョン・ウェインのパトジャック・プロ、バッド・ベティカー監督、そしてランドルフ・スコットのラナウン・サイクル・・・、興味津々の話題が出ていますね、ありがとうございます。
    パトジャック・プロ、ラナウンサイクルは以前にお話に出てきたので頭にあって、「へえーっ」ってまたまた興味を掻き立てられたのでした。

    『七人の無頼漢』はタイトル名を知るのみで未見なのですが、和田誠の「お楽しみはこれからだ」に度々出てきていたのを覚えています。
    モーリン・オサリバン、ターザン映画のジェーンじゃないか(ミア・ファローの母親でもある)、懐かしいなあ。
    そういう因縁があった作品だったのですね。しっかりインプットしたのだ、機会を待とーっと。

    バット・ベティカー監督のフィルモグラフィーを見ていたら、『シマロン・キッド』とか『平原の待伏せ』とか『反撃の銃弾』(ひょっとして、オサリバンはこれでは)とか、ワクワクしてくるタイトル名が並んでます。以前に話題にあがった『真昼の死闘』の原案もこの方だったんだなあ。

    今日の一曲は、「東京ららばい」(カラオケ)をどうぞ。
    ナチカチイ。

    https://www.youtube.com/watch?v=PPCgxQStTKc

  • >>3512

    パタさん おはようございます。

    「悪党谷の二人」とは、いいですね。この作品は日本のソフトが無いので見ておりません。うらやましい~!
    お書きの通り、ケネディはコメディ・ウェスタンが得意でした。この人、最初は脚本から始めた。バトジャック(ジョン・ウェインのプロダクション)で「七人の無頼漢」の脚本を書いたのです。これが西部劇とのかかわりの始め。これをロバート・ミッチャムに見せたら、15万ドル払うと云った。ウェインは驚いて俺にも見せろと言ったらしい。そして、これは結局、ウェインのプロダクションで製作されたのです。(映画人は色々なところで繋がっているな。)

    「七人の無頼漢」は主演がランドルフ・スコット、監督はバッド・ベティカーで大ヒットしたんだけど、プロデューサー・ウェインは左程のこととは思わなかったらしい。そこで計算高いランディ・スコットは、脚本のケネディと監督のベティカーを自分のプロに引き抜いたのでした。こうして、”ラナウン・サイクル”なんて呼ばれる、スコット・ベティカーの西部劇シリーズが生まれました。

    この「七人の無頼漢」、凄惨な撃ち合いの終わったあと、スコットとモーリン・オサリバンは、お互い手を取り「今日も、良い日になりそうだ」なんて、ノー天気なことを言って去って行く。まさにケネディの脚本の面目躍如ですね!

  • >>3511

    ルーベンさん、こんにちは。

    >この”左きき”というのは英語では「不器用な」とか「ぎこちない」と云う意味もあるらしいです。だからこの題名には利き腕のこととは別に、「不器用にしか生きられなかった若者」を描いておるのですね。

    なるほど、タイトルにはそういう意味も含まれていたのですね。確かに、ビリーの生き様にはそんな感じを受けます。「不器用ですから」、って高倉健だな(笑)。

    ビリー・ザ・キッドを演じた役者はお書きになっている方々だけでも沢山いて、相当な数の作品数があるんですねえ。
    なんと、ここにもロバート・テイラーが登場している(笑)。うーん、テイラーとビリーねえ。テイラーさん、あんたはエライ! ← 小松政夫風に

    ロイ・ロジャースって、以前に話題に上がった方ですね。ボブ・ホープの愉快な西部劇『腰抜け二挺拳銃』(カラミティ・ジェーンを演じたジェーン・ラッセルが好助演)の続編『腰抜け二挺拳銃の息子』に愛馬トリガーと共に出ていた。
    いろんな人が演じているんだなあ。


    積みになっていた今度は『悪党谷の二人』(バート・ケネディ、1969)という西部劇を観たのだ。ロバート・ミッチャムとジョージ・ケネディが主演のちょっとコメディがかった作品でした。
    バート・ケネディという監督さん、『戦う幌馬車』とか『夕陽に立つ保安官』とか、こういう軽快なコメディがかった作品を撮るのが得意なようですね。

    原題が「The Good Guys and the Bad Guys」というもので”Good Guy”にあたるのがミッチャム(複数形になっているのでケネディも含まれるかな)で、列車強盗を計画している悪党たちに2人(ケネディはお尋ね者だったが宗旨替えしたのだ)で立ち向かうのでした。
    『戦う幌馬車』(ジョン・ウェインとカーク・ダグラスの共演が魅力的)もそうだったけど、この『悪党谷~』もバート・ケネディが快調に演出して楽しい作品になっていました。

  • >>3510

    パタさん 今晩は。

    「左ききの拳銃」、この”左きき”というのは英語では「不器用な」とか「ぎこちない」と云う意味もあるらしいです。だからこの題名には利き腕のこととは別に、「不器用にしか生きられなかった若者」を描いておるのですね。もっとも、ビリーが”左利き”であるというのは、現存する、彼の有名な写真からきておるのですが、この写真は「裏焼き」であるという説も根強く、真偽のほどは判りません。

    ビリーはワイアット・アープと違って(アープにはスチュアート・N・レイクという伝記を書いた守護神がいたので、簡単に映画化出来なかった。)、沢山のビリーを主人公とした映画があります。B西部劇にも、ボブ・スティール、バスター・クラブ、ロイ・ロジャースなど枚挙に暇がありませんね。これも、ビリーは若くで死んでいるので、多少、アメリカとはいえ判官贔屓もあるのでしょう。

    大作でも、ジョニー・マック・ブラウン、ロバート・テイラー、ジャック・ビューテルといった2枚目がビリーを演じていますが、ポール・ニューマンやエミリオ・エステべスといった一寸癖のある俳優のほうがビリーらしいですね。風貌も似ているからかな。

  • 皆さん、今晩は。

    積みになっていた『左ききの拳銃』(アーサー・ペン、1958)を今観終わったところです。
    西部の無法者ビリー・ザ・キッドを描いたものですが、前半生は端折っているのか、そんなに無法な振る舞いはしていなのでした。
    キッドを演じたのはポール・ニューマンで、いかにも彼らしい演技を見せていて印象に残ったのでした。何だか『暴力脱獄』でのニューマンを連想したりもしたのだ。

    メキシコの平原を行き倒れに近い状態でさまよっていたキッドは、牛を追って移動していた牛商人の一行に助けられる(『去り行く男』のグレン・フォードみたいだ)。
    しかし、命の恩人といってもいいいその頭が、牛の売買の交渉に行った町で、保安官を含む4人に闇討ちされるのでした。
    彼に恩義を感じていたキッドはその4人に対して復讐を誓うのでした。
    そして、最後にはキッドは無残な死を遂げるのだ。

    こんなストーリーなんだけど、監督が後に『俺たちに明日はない』でアメリカン・ニューシネマの幕開けを飾ったアーサー・ペンなんだなあ。

    作品紹介の“point of view”に「『俺たちに明日はない』のアーサー・ペン監督が、何度も映画化された歴史に名高い無法者を史実に忠実に描いた初監督作。青春の虚無と輝きが同居した、アメリカン・ニューシネマの先駆けともいえる作品となっている。若きポール・ニューマンの陰影に富んだ演技も素晴らしい」とありました。

    仰る通り、その通りだと感じたなあ。

    『俺たちに明日はない』のラストは強烈だったけど、この『左ききの拳銃』も似たようなもので、追い詰められて破滅していく主人公をニューマンがよく表現していたのだ。
    そういやニューマンは『暴力脱獄』でも、しなくてもいい事をわざわざやって自分で自分の首を絞めていたけど、一種の自己愉快犯(言い過ぎか)のようなところがあって、そんな役を喜々として演じていた。この『左ききの拳銃』にも似たような印象を受けたなあ。

    共演者は演技派が揃っていたけど、名前を知っている人がいない(顔は知っているが)のが残念だったのだ。

  • >>3507

    ルーベンさん、ズクさん、今晩は。

    ズクさん、『日本人の勲章』はTSUTAYAにレンタルでなかったとのこと。
    残念ですが、きっとご覧になれる機会はあると思いますよ。
    頭の片隅にでも留めておいて、どうぞそのときをお待ちください。

    なんか愛想なしの書き込みみたいになってごめーん。
    でも、「観なきゃ」みたいになってくると苦痛でしょうし、好きなときに好きなものを観るのが一番ですよ。

    そして、その折々に書き込んで、それに反応してくれる方がいればその会話を楽しめばいいし。
    って、今までと一緒じねーか(笑)。
    そう、それでいいと思うのだ。

    ちょっとご挨拶の顔出しでしたー。

  • >>3507

    ズクさん こんばんは。

    「日本人の勲章」邦盤dvdは、たしかにツタヤの”復刻シネマライブラリー”から発売されていますが、これは値段がバカ高い。おそらくセル盤のみで儲けて、レンタルはやってないのかも知れませんね。他社ならレンタルあるかも知れません。(気長に待てばNHKあたりで放映があるかも・・)

    「墓石と決闘」は、どこにでもレンタルあると思いますが、これも古い西部劇ということで、在庫を置いて無いかもね。これが現代日本に於ける西部劇の立ち位置ということです。嗚呼~!

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