(株)シグマクシス・ホールディングス【6088】の掲示板 2017/07/29〜2017/11/05

東証１部昇格審査は普通は３ヶ月かかります。この期間は四半期決算が含まれますから、決算報告を見て判断しているのでしょう。だとすれば２Q決算報告後１週間前後ぐらいではないでしょうか。

ただ材料のIRが決算報告がかなり近くなっても出てこないので、２Q決算とセットで材料を出してくる可能性があると思いますね。

個人的な感覚ですけど、材料のIRが出てこないことを考えると、２Q決算では前期よりも経常利益はかなり悪いような気がします。１Q決算のときも経常利益は前年度に比べてかなり悪かったので、「東証１部昇格申請」と「増配」という２つの好材料をセットで出してきましたよね。

ですから２Q決算のときも、おそらく「年間業績予想上方修正」ともう一つ何かをセットで材料として出してくるのではないかと思っています。

それから１Q決算のときは前年度に比べて経常利益が減少したことが悪材料視されて株価が下落してしまったことは不当評価だと思いますね。新入社員を前期よりも３０人ぐらいもたくさん採用したことが全く評価されなかったからです。また会社側も前期期末決算で株価が６００円台前半で公募価格より１００円以上低かったのに１部昇格を検討することを表明したことは今期はそれなりの自信があったはずです。

新入社員をたくさん雇えば給料だけでも大変ですし、それ以外にもさまざまな費用がたくさんかかります。またコンサルは高度な知的労働ですから新入社員は研修しないと全く役にたたないしとくに最初の半年は負担にすらなりますから２Q決算報告で経常利益はあまり期待できないでしょう。

１Q決算のときのように投資家が経常利益だけで企業価値を判断してしまうと決算報告後に株価が大きく下落してしまう可能性もあるでしょう。そして公募価格を下回るようでしたら１部昇格は見送られる可能性も無いとは言えないでしょう。

コンサルは知的労働集約型ビジネスですから、あたしは１Q決算報告書で大量社員採用を今後の発展性を見越した先行投資とみて「GREAT　SURPRISE」と評価したのですけど、投稿してる人のほとんどはNEGATIVに受け止めていたのが残念でした。

仮に今回１部昇格できなくても、今年度の先行投資は来年度には大きな利益をもたらすと思いますね。倉重社長は２０２１年度までに経常利益３２億円目標と明言しているのですから、何も発展性に関する根拠がなくてこんなこと言えないでしょう。