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タメニー(株)【6181】の掲示板 2015/11/10〜2016/11/18
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>>164
懇切な解説、有難うございました。
86,400株は、売り出し時点で上乗せ分として市場に出ていて、
それを含めた上で今の株価が成り立っているので、
更なる希釈は起こらない、と言う事ですね。
従って、このたびの値下がりは、新株発行とは全く無関係と言う事になりますね。
よく解かりました。 -
>>164
utiさん説明ありがとう。
この第三者増資について、市場に影響の無い旨理解できました。
どうもありがとうございました。
uti***** 2015年11月21日 17:44
どうもOAについて理解されていない方が多いようなので説明しますね。
もし誤りなどありましたら、有識者の方、補足おねがいします。
まず、オーバーアロットメントによる売出しとは、IPO時に需要が多い場合に
主幹事(SMBC日興証券)が大株主(社長・佐藤茂氏)から株を借りて
公募売出しと同じ条件で追加販売することです。
オーバーアロットメントによる売出しを行うことは目論見書にも記載されました。
で、借りた株は返さないといけません。
返す方法は、
(1)同株数分の新株を発行してもらい返す。
(2)同株数分を市場から買い付けて返す。
(3)一部を市場から買い付け、不足分は新株を発行してもらう。
といったところです。
新株発行の場合の額も目論書に記載されており986円です。
今回は(1)が選ばれました。
これがオーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割当増資ということで、
それを説明したのが先日のIRになります。
ですから、SMBC日興証券の利益は公募額(1260円)と新株発行額(986円)の差額です。
また、借りた86,400株は売り出しましたので、すでに市場に流れています。
そして、新たに発行した86,400株の行き先は貸し出し元である社長です。
正確に言うと、新株を日興が取得し、社長に返すということです。
たぶんここが勘違いポイントなんだと思います。
新株は発行されますが、日興の手元には残りません。
先日のIRに記載されている
「本第三者割当増資は、このオーバーアロットメントによる売出しに関連して、
当社株主である佐藤茂より借入れた当社普通株式の返却を目的として、
SMBC日興証券株式会社に対し行われるものです。」
この部分を正しく理解できるかが肝だと思います。
長文失礼しました。