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ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)【6090】の掲示板 2018/04/21〜2018/06/06

>>30

tabさん、詳しい訳ではないのですが、

脂質メディエーターの一つに、脳内に存在するアナンダミドという物質かあり、その前駆物質はリン酸アナンダミドといいます。もうピンときた方もおられるでしょう。
リン酸アナンダミドがある分解酵素により分解されることにより、リン酸エタノールアミン(PEA)が生じることが判っています。
また、脂質メディエーターは、細胞膜にあるGタンパク質共役受容体(GPCR)に結合、作用し様々な疾患に関与していることも広く知られており、創薬領域でも注目される重要な生理活性物質です。
以前からHMTは、ADVANCED SCAN+(プラス)というプランで、CE-TOFMS+LC-MSの最強網羅サービスを提供しており、脂溶性物質の解析は行っていました。

今回、液体クロマトグラフィー(Liquid Chromatography; LC)とタンデム質量分析計(Tandem Mass Spectrometer; MS/MS)を組み合せた分析装置である LC-MS/MS の併用による、

【CE-TOFMS+LC-MS/MS】の「Mediator-Scan」プランは、

明確に、脂質メディエーター400種までを含めたターゲット拡大をした網羅的解析の提供を行うことを示しています。今後は今まで以上に積極的に医療、臨床研究分野での顧客拡大を狙い、ヘルスケア関連への関与を目指し、存在感を増していくはず?だと思います。

ちなみに、例えば島津テクノリサーチは既に「脂質メディエーター、LC-MS/MSメソッドパッケージ」で158種成分のサービスを提供しています。やはり、島津は全てが洗練されています、HMTがどれだけヘルスケア領域でシェアを獲得できるか注目です。

ttps://www.shimadzu-techno.co.jp/annai/h04-06.html