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重松清さん

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  • 2018/09/21 12:28
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    *****

    「流星ワゴン」「熱球」と続けて読んで、この方の力量に敬服しました。「ナイフ」の頃は、イジメがテーマのようでイヤでしたが、「ビタミンF」あたりからおやっと思い始めました。「半パンデイズ」「卒業」が好きです。

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    コナン 9月21日 12:28

    >>2869

    G-clefさん、こんにちは。
    こちらは朝から雨です。秋雨前線なのでしょうね。
    いよいよ扇風機を片付けるべきか、と迷います(笑)。

    お嬢様のご婚約、心からお喜び申し上げます。
    寂しくなりますが、これも立派なご成長の証ですよね。
    我が家は息子が2人ですので、女の子には縁がなく
    早く可愛いい嫁さんを、と願ってはいますが
    こればかりは親の力の及ばないことですので(汗)。
    G-clefさんご夫婦は、これからお忙しくなられると思いますが
    ご無理のないようにお願いしますね。お元気なご両親に
    祝っていただけるのが、何よりのはなむけと思います。

    沢山の本のレビューを載せて下さって、ありがとうございます。
    村上さんの「カンブリア宮殿」は、私も時々観ております。
    世の中で活躍されている方は、やはり着眼点が違いますよね。
    凡人の私には余り参考にはなりませんが、感心しながら観ています(汗)。
    折原一さんというお名前は、初めて目にしました。ホラーの要素が
    たっぷりのようですね。是非予約してみます。
    「夜の側に立つ」は、予約中ですが、未だ順番が回ってきません(泣)。
    小野寺さんの作品は好きなので、楽しみです。
    中山さんのミステリーは、作曲家の名前が多いなぁと思っていましたが
    この作品は軽いエッセイのような感じですね。作家の舞台裏という感じで
    読めそうですね。

    私が読んだ本を載せてみます。
    ・「大人は泣かないと思っていた」(寺地はるなさん)
    連作短編で、読後感が良い作品でした。地味で口が重い青年が少しずつ
    自分を出していく姿が素敵でした。

    ・「崩れる脳を抱きしめて」(知念実希人さん)
    本屋大賞にノミネートされた作品、作者の知念氏は現職の医師です。
    ターミナルケアの病院に入院中の女性と、研修でここに来た青年医師の物語、
    というと非常に陳腐な気がしますが、この作品はミステリ-の要素充分で
    最後まで読まないと、その面白さに気づきません。

    ・「わかって下さい」(藤田宜永さん)
    一部が重なる連作短編です。老いを迎えた男性の昔を懐かしむ心情が
    そこはかとなく漂う作品ばかりで、じ~~んとしました。特に老画家と
    老ギタリストの話は秀逸です。

    では、この辺で失礼します。
    どうぞ、お元気でお過ごしくださいますように。。。

  • >>2868

    しげさん、コナンさん、お祝いのお言葉ありがとうございます。

    1年ほどのお付き合いでそろそろということになり、この数か月でバタバタと話が進み、とりあえず11月中に新居へ引っ越し、12月には入籍することになりました。
    主人は寂しいのか時々不機嫌になったりため息をついたりしていますが、私は人生初の息子ができることをとても楽しみにしております(笑)

    さて、最近読んだ本は
    「収録を終えて、こんなことを考えた~カンブリア宮殿編集後記~」(村上龍)
    テレビ東京で放送中のカンブリア宮殿の収録後の村上龍さんの一言備忘録と言いましょうか・・・。
    この番組自体好きでよく見ているのですが、やっぱりさすが名経営者と呼ばれる人々はどこか目の付け所が違ったり、それぞれの手腕がすごいなと思うばかりです。

    「ポストカプセル」(折原一)
    ラブレターが、遺書が、脅迫状が、礼状が、文学賞の受賞通知が、15年遅れで届いたら?
    短編集と思わせて、最後には驚愕の真相でつながるホラー的要素の強いミステリーです。

    「夜の側に立つ」(小野寺史宜)
    夜の湖で親友が亡くなり、自分は生き残る。
    10代で出会った彼らの20代、30代、40代と時間軸を行き来しながら描かれる残酷で誠実な青春ストーリー。

    「中山七転八倒」(中山七里)
    このミス大賞を受賞し「さよならドビュッシー」などでおなじみのミステリー作家さんの日記。
    仕事のオファーはなんでも受け、それも自分の書きたいものを書いたことは一度もないという中山さん。
    饒舌かつ毒舌で作家業界の裏の裏まであばいてしまう、中山さんってこんな人だったんだ!と笑えるエッセイです。

    やっと秋らしくなりましたが、この夏の異常気象のせいか、今年は我が家の栗のなりが悪いです。
    秋の味覚にも影響が出てきてますね。

    それでは、また。

  • >>2867

    しげさん、こんにちは。お久しぶりです。
    こちらは日中は暑く、夕方から土砂降りという日が
    続いています。来週のお彼岸までに秋らしい天気に
    落ち着くのでしょうか?

    一か月の間に色々なことがありましたね。
    自然災害は天の怒りか?と思えるほどの猛威で
    被害に遭われた方のお気持ちを察すると
    本当に言葉もありません(泣)。
    大坂なおみさんの活躍は、国民に希望を与えてくれました。
    彼女の笑顔がキュートですし、日本語も可愛いです。
    安室さんの引退は、オバサンには寂しいことですが
    彼女がそういう選択をされたので、仕方ありませんね。
    これからも、また素敵な人生を送ってください、と
    言うのみです。
    樹木希林さんの訃報は、「万引き家族」を観た私には
    驚きでしたが、最後まで女優として全うされたのだと
    思うことにします。
    私は初めて知りましたが、G-clefさんのお嬢様のご婚約
    本当におめでとうございます。しげさんがお書きのように
    これこそ、トップニュースです!!

    「朝日嫌い」のご紹介、ありがとうございます。
    私はタイトルから想像して、朝日新聞の記事についての
    批判かと思っていましたが、当世の若者の意識のお話でしたか。
    学生運動の余波をかぶって学生生活を送った者としましては、
    保守と革新の捉え方は、???です。
    私にとっては、全くの異星人です(笑)。

    話は変わりますが以前、しげさんが紹介くださった
    「敗れても 敗れても」を私も読んでみました。
    別の本で、日本に野球が紹介されたばかりの頃
    一高野球部が強かったということは知っていましたので、
    その流れで六大学の中に東大が入った事は驚きませんが、
    今となりましてはプロ級の選手が勢ぞろいの私学と同等に
    戦うことは、非常にキツイでしょうね。
    でもこの本を読み、そんな厳しい中、日々の練習を怠らず、
    まずは一勝を目指す姿に感動しました。
    二桁勝利の日が来ると好いですね。

    他に五木寛之さんの「七十歳年下のきみたちへ」という
    エッセイ(講演集?)を読みました。灘高生と早大生に
    向けてのメッセージです。その中で詩歌(文学)は元々
    吟遊詩人から発生しているので、ボブ・ディランが文学賞を
    受賞したのは当然という話が載っていました。文字で書かれた
    ものより口承文学の歴史の方がずっと深いでしょうから
    確かに!と納得です。

    では、この辺で。どうぞ、お元気で。

  • >>2866

    本の方は、相変わらず政治・経済関係の新書ばかりで、あまりここで紹介するような本はないんですが、面白かったのは橘玲著『朝日ぎらい』。出版社は「朝日新聞社」なんですが、決して朝日新聞の論説に対して巷に溢れてるバッシングを擁護するのではなく、今の世代の若者の政治志向、我々世代から上の政治志向を解説してる内容はけっこう面白かったです!
    1970年代の若者が感じてた「保守と革新」のイメージを、今の若者は「保守と革新」を真逆に捉えてるんじゃないか。今の若い世代には、日本の社会システムを変えて行こうとしてるのが「保守系」で、戦後の社会システムを維持しようと必死になってるのが「革新系」と捉えてるんじゃないか!
    あまり政治的な話題は相応しくないですが、男性は定年退職まで会社と言う「イエ」に属し、女性は専業主婦で「イエ」に属するという日本の社会システム、正社員と非正規社員、親会社と子会社、新卒一括採用等いたるところで年齢や性差の差別がある日本の社会システムの問題点をついてる内容です。社会心理学の解説も多々あって理解できない所もありますが、通読すればけっこう面白かったです!

  • >>2839

    皆さんこんばんは!すっかりご無沙汰して約一月ぶりの書込みです!この間に色んな事があって、世の中動いてるんだなって実感します!
    関西を直撃した台風は、大阪北部の我が家はさほど被害はなかったんですが、長女が住んでるのが関空の近くなので、停電でしばらく大変でした。しかも長女の夫が関空に勤めてたので、ニュースで大きく報じられてたように関空に缶詰めとなり、翌日やっとの思いで無事に脱出してきました!そしてすぐに北海道の地震ですから、天変地異は何が起こるか予測できないですね!
    明るい話題は何と言っても大坂なおみさんの優勝!決勝戦は物議をかもしましたが、それはともかくグランドスラム大会での優勝ですから、それだけでも国民栄誉賞を与えてもいいんじゃないかと!国民栄誉賞と言えば、安室奈美恵の引退でこれだけ日本中が大騒ぎするんですから、まさに昭和の美空ひばり・平成の安室奈美恵で国民栄誉賞でもいいんじゃないかと思います。長女が中学生の頃がアムラーの世代で、大阪ドームのコンサートへ一緒に行ったのが懐かしいです!ラスト曲の「can you celebrate」を聴いて感動しました!もう20年前の話しです!
    樹木希林さんの訃報もびっくりでした。私は旧芸名の悠木千帆の方が身近に感じます。「時間ですよ」で、悠木千帆・堺正章・浅田美代子のコミカルな演技を毎週楽しみにしてました!「寺内貫太郎一家」で毎回お決まりの『ジュリー~』、西城秀樹と浅田美代子が屋根の上で歌う「幸せの一番星」は今でも名曲だと思ってます!
    そして何と言ってもおめでたいのは、 G-clefさんがブログで報告された長女さんの婚約!本当におめでとうございます!続く

  • >>2864

    月虹さん、こんばんは。
    台風と地震、こんな災難が次々とやってくるとは…
    何かの警鐘かな、と思ってしまいました(泣)。
    普段、何の疑問も持たずに使っている電気や水道が
    使えなくなったら、本当にパニックですよね。
    被害に遭われた方々が、早く元の生活を取り戻せますように
    祈ります。

    「国宝」は地元の図書館に予約しましたら、まだ入っていないそうで
    リクエストをしました。吉田さんは作品ごとに雰囲気が違うので
    期待しています。歌舞伎界のお話ですね。芸事の世界は庶民には
    縁がありませんが、研鑽に次ぐ研鑽で痛ましいですね。

    私は帚木蓬生さんの「襲来 上下」を読みました。
    法華経の開祖日蓮と彼の弟子(最初はお世話係)見助の物語です。
    私は子供の頃、毎月本屋さんから伝記(偉人伝?)が届き
    それを読むのを楽しみにしていましたが、日蓮ではなく
    逆の立場の法然や親鸞を読んでいましたので、読み始めた時は
    多少違和感がありました。でも読み進んでいくうちに、オォ~!と
    思う点が沢山あり、この師弟関係を熱く感じました。
    またこの作品には、モンゴルからの襲来(元寇)の場面が登場し
    凄惨なシーンがありました。対馬や壱岐の人たちです。
    歴史の授業では、風(台風?)に救われたような話がありましたが
    この作品では、対モンゴルに備えた緻密な警備が出てきました。
    上下で650ページの圧巻でしたが、読み応えたっぷりでした。

    他には「婚活食堂」(山口恵以子さん)
    松本清張賞になった「月下上海」のような重苦しいいミステリではなく
    食堂のおばちゃんの雰囲気です(笑)。楽しめながら読めました。
    「大人は泣かないと思っていた」(寺地はるなさん)
    連作短編で、ほのぼのした作品でした。地味な人物に光を当てて
    進めていくところが気に入りました。
    「父からの手紙」(小杉健治さん)
    どんな展開になるのが見当がつかないミステリっぽい作品ですが
    最後はエッ!と絶句して、納得しました(笑)。

    では、この辺で。読書の秋到来です。
    すてきな読書ライフを送られますように。。。

  • こんばんは
    関西を直撃した台風と北海道での地震、今年は本当に災害が多くて被害に遭われた方々の
    お気持ちを思うといたたまれません。
    幸いにも我が家は台風にも持ちこたえてくれましたし、停電も免れてホッとしています。
    丸一日以上停電した地区も多く、電気がないとたちまち行き詰まる現代の脆弱さを痛感しました。
    北海道もあっという間に冬がきます。一日も早く日常が戻りますように願ってやみません。

    本はと言えば「人間の剣」に感動して次、と思った時にちょっと見つけて
    吉田修一著「国宝」を出版日に予約注文して上下巻を三日ほどで読んでしまいました。
    朝日新聞に連載していたものをハードカバーにしたもので、圧倒的な迫力でぐいぐい迫ってきます。
    任侠の子に生まれながら運命の糸に導かれ歌舞伎役者の家の弟子になり、血のにじむような努力をしながら女形として大成していきます。
    世襲でなければいい役も名前ももらえない梨園にあって、努力と才能の両方を発揮しながらも
    スキャンダル、栄光、絶望、様々な試練を乗り越えた先に見えたものは。。。。

    ある意味サクセスストーリーですから面白いのは当たり前ですが、歌舞伎は門外漢の私でも
    美しさや芸の道を究める厳しさが伝わってページを繰るのももどかしいほどでした。
    これはおすすめです。
    新刊ですから、図書館にも早速入荷してるんじゃないでしょうか?

    朝日新聞連載ですから毎日読んでらしたかもしれませんね。

    宮尾登美子さんの「きのね」も昔読んで面白かったですね。これは少し前に亡くなった
    市川團十郎さんのお母様がモデル、ずいぶんご苦労されたのが偲ばれる作品でした。

    もう一つ、葉室麟さんのものはこの次で・・・

    おやすみなさい。

  • >>2862

    お早うございます。
    北海道は地震で、大変なことになっていますね(泣)。
    台風で地盤が緩んでいた所に、大揺れが来ましたので
    ひとたまりもありませんよね。恐ろしいことです!!
    ~備えあれば…~ と言われても、憂いは大きいです。

    原民喜さんの生き方は、それ自体が一つの物語(短編)のようです。
    昔は太宰治や坂口安吾、檀一雄のような破天荒な作家がいましたが
    彼らとは違う意味での、尋常ではない生き方でした。
    旧仮名遣いは読みにくいかもしれませんが、慣れれば
    何ということはありません。飛ばし読みもOKですし(笑)。

    荻原作品、相変わらず面白いですよね。
    どの作品から読み始めるかで、好みが分かれるでしょうが
    「明日の記憶」を読んだ上司が、「なかなか恐ろしい作品だった!」
    と職場で話題にしていました。その後彼が氏の作品を読んだか否かは
    不明です。私は、座敷わらしのほんわかイメージが好きですが
    本当は悲しいお話ですよね。
    こけしも「子消し」に繋がると聞いた覚えがあります。

    奥様の通院のお付き添い、お疲れ様です。
    マサさんの元気が、奥様のご回復の元ですので
    是非明るくお過ごしくださいね。

    では、この辺で。また暑さが戻ってきましたが
    先日来の猛暑はなさそうで、安心しております。
    お互いに、日々元気で過ごしましょうね。

  • 原 民喜さんの情報有り難うございました。
    非常に短命な作家であると共に詩も書かれていたんですね。全く知りませんでした😢

    ご紹介頂いた短文を読むと、とっても繊細でデリケートな情感豊かな作家のように思います。
    計らずも遠藤氏の「彼の死は美しかった」という言葉も何となく理解できるような気がします。

    ただ如何せん氏の作品って旧仮名遣いなんですか?そこが、ちょっとなー❗
    って、感じです。
    一区切りついたら図書館で借りてみますね。

    ぐずついた天気のせいでしょうか。
    このところ、いくぶんかは過ごしやすくなってるように思います。
    このまま、秋の涼しさに突入してくれないかな。

    では、また。


    マサ

  • コナンさん、こんにちは。

    まずは北海道の大地震で亡くなられた方々に深くお悔やみを述べると共に家屋の倒壊や被害に遭われた方に一日も早く元気になって頂きたいと切に願います。
    一体全体、日本はどーなってしまったんでしょう?
    ここ数年から数十年で自然災害や天変地異があまりにも多すぎるように思います。

    さて、一昨日かみさんの付き合いでお茶の水の病院に行って来ました。
    実を言うと今回ちょっと、症状が悪いほうへ変化してしまったんですが個人的な報告をコナンさんにすると一部の方が不快に思われるようなので今回は控えておきますね。

    その行き帰りに丁度良い厚さだと思い荻原さんの「逢魔が時にあいましょう」を読みました。
    相変わらずのユーモア混じりの話でとても面白かったらんですが今回はそれぞれの話にもちゃんとその由来を検証しており、ただのホンワカ小説で終わらず「ほ〜⤴」と思いました。
    座敷わらしの由来では、ちょっと悲しくなりましたけどね。

    この物語は氏がデビューして2,3年後の作品に加筆して一冊の本になったようですね。
    あの「愛しの座敷わらし」の話の基幹になっていると思ってもいいと思います。
    布目教授と高橋シンジ嬢(笑)の話、是非続編を望みたいとこです。

    続きます。

  • >>2859

    G-clefさん、こんにちは。
    お住まいの広島では、そんなに大きな被害はなかったようですが
    大阪や関西国際空港では、大変だったようですね。
    こちらも一時期風が酷く、近所の小中学校は午前授業だったようです。

    村山さんの「星をつなぐ手」のご紹介、ありがとうございます。
    私の早速地元の図書館に予約を入れました。他に予約された方がいないので
    じきに読めると思います。このシリーズが、これで終わってしまうのは
    本当に残念ですね。
    私も本を買うときは、地元の本屋さんに足を運ぶようにしています。
    大型書店は別にしても、個人経営の本屋さんがどんどん姿を消すのは
    何か寂しいですよね(泣)。できる限り、応援したいと思っています。

    私が最近読んだ本を挙げてみます。
    ・「この世界で君に逢いたい」(藤岡陽子さん)
    ややミステリめいた内容なので詳細は省きますが、旅行で与那国島を訪れた男女が
    島に宿る霊(呪いではなく、この世から去った人に会える)に導かれ…という展開です。
    最後は、やっぱり藤岡さんの作品だ!と思わせる温かい収め方でした。

    ・「大奥づとめ」(永井紗耶子さん)
    11代将軍徳川家斉時代、と書くとちょっと退いてしまいますが、女同士のドロドロした
    世界とは無縁で、大奥で働く女性を連作短編集として扱ったものです。
    いわば、「お仕事小説」で、とても面白かったです!

    ・「あのとき僕が泣きたかったのは、悲しかったからじゃない」(瀧森古都さん)
    独立した短編5話、それぞれが涙腺が緩む作品です。特に不登校の息子(中3)と母親の
    関係を綴った「真昼の花火」など家族の再生の物語が中心です。

    ・「ハレルヤ」(保坂和人さん)
    保坂さんの作品は観念的で難しいと思っていましたが、この連作短編集に登場するのは
    殆どが猫で、すらすら読み進められました。どんなに愛情を注いでも、最期は免れません(泣)。
    そういう別れのシーンを淡々と描いていらっしゃり、猫と飼い主の関係が深いです。

    では、この辺で。
    また暑さが戻ってきましたが、お元気でお過ごしくださいね。

  • 皆さん、こんにちは。
    こちら広島では台風の直撃は免れているものの、暴風波浪警報が発令中。
    それほどの風雨は感じませんが西日本豪雨の被災地では念のため避難勧告も出ているようで、このままたいしたことなく過ぎてくれるのを祈るばかりです。
    台風の通り道の皆様はお気を付けくださいね。

    さて、本のご紹介の方ですが、村山早紀さんの「星をつなぐ手」を読み終えました。
    こちらでもファンの方が多い「桜風堂ものがたり」の続編です!

    内容の方はみなさんきっとお楽しみにされているだろうと思いますので詳しくは書きませんが、桜風堂と銀河堂書店にまつわる人々のさらなる奮闘記とでも言いましょうか?
    この本を読むと本屋の実店舗、さらには桜風堂のような小さな地元の本屋さんには本当に無くなってほしくないという思いが、ひしひしとこみ上げてきます。
    自分の読みたい本を読むのはもちろんですが、思いもかけない本との出会いという面ではやはりネットではなかなかないと思います。
    表紙にひかれたり、書店員さんのポップにひかれたりして、初めて存在を知った本を読んでみたらよかったと思うこともありますものね。
    作者の村山さんがあとがきでこれで桜風堂の物語は終わりですと語っておられるので一応完結ではありますが、読者の心の中ではいつまでも桜風堂は開店中です!

  • >>2857

    奥様を亡くした後の原は、生きる屍のような状態でしたが、
    何としてもあの惨禍は書かないと…と思ったようです。
    敗戦後の彼の生活は貧しさとの闘いだったようですが
    書くべきものを書いて、自分の生を閉じたという感じです。
    遠藤氏が「美しい死」と書いておられます。
    有名な2作は、文庫でも置いてありますので、もし気が向かれましたら
    マサさんも手に取ってください。
    私が感心したのは、梯さんの原氏に対する畏敬の念です。
    全篇、氏に対する愛情を感じました。

    また、お尋ねの「ざっかけない」という言葉ですが、私は全く知りません(汗)。
    東京の方言だそうですが、私も栃木の田舎育ちですので、縁がない言葉です。
    こんな狭い国でも、地方によっては言葉が聞き取れないことがあり
    焦りますよね(泣)。
    以前、秋田県にスキーに行った折、電車の乗り合わせた年配の方のおしゃべりが
    さっぱり???でした。
    お役に立たなくて、申し訳ありません(泣)。

    では、この辺で。暑さを乗り切って頑張りましょうね。

  • マサさん、こんばんは。
    今日も蒸し暑かったですね。
    子供たちの学校が始まった所が多いそうですが
    エアコンがない教室も、まだまだ多いらしく
    どうやってこの暑さを凌ぐのか、心配です。

    原民喜の作品は、若いころ読みましたが
    梯さんの評伝が出たので、読んでみました。
    有名なのは「心願の国」と「夏の花」ですが、
    それ以外に散文や詩もあります。
    先日観た映画「羊と鋼の森」の中にも、原民喜の文章が
    引用されていました。良い文章についての原の想いは
    良い調律にも繋がっているのでしょう。
    こんな文章です。
    ~ 明るく静かに澄んで懐しい文体、少しは甘えてゐるやうでありながら、
    きびしく深いものを湛へてゐる文体、夢のやうに美しいが
    現実のやうにたしかな文体……私はこんな文体に憧れてゐる。
    だが結局、文体はそれをつくりだす心の反映でしかないのだらう ~

    実家が裕福だったため、一時期夜学の英語教師をした以外
    殆ど職業に就くこともなく、短い一生を終えました(自死)。
    彼の作品は「三田文学」(慶応大出身者たちの文芸誌)に
    掲載されたものが大部分ですし、教師を辞めた後は
    ここの編集者をされていたようです。
    遠藤周作氏とも三田文学を通じて知り合い、かなり深い交友を
    結んでいました。原が亡くなったのは、遠藤氏がフランス留学中で
    フランスの住所宛の遺書があったそうです。
    三田文学は1910年に永井荷風が始めたそうですが、西脇順三郎、
    佐藤春夫、石坂洋二郎、加藤道夫、柴田錬三郎、山川方夫、山本健吉、
    松本清張、江藤淳など数多くの作家を出しています。
    原民喜の話に戻りますと、実家から結婚しないなら今後仕送りは止める
    と半ば脅される感じで一緒になった奥様の貞恵さんは、非常にできた方で
    原の才能をひたすら信じて、励まし続けられたようです。
    残念なことに結核で早世しましたが、この結婚生活が原にとっては
    一番幸福な時期だったと思います。戦争も原爆投下(彼は広島出身)も
    まだ先のことでした。原爆の直接的な被害には遭いませんでしたが、
    無数の無辜な人々が死んでゆく姿を、目の当たりにしたことが
    その後の執筆に繋がりました。 <続きます>

  • コナンさん、こんにちは。

    やっと、秋の気配が見えて来ましたかね?
    このまま、涼しくなってくれたらなぁー❗

    テレビ、厚手のカーテンのせいだったんですね。怪我がなくてなによりでした。
    昔のテレビより軽量になったとはいえ当たり処が悪ければ怪我に繋がりますものね。

    原 民喜は佐藤春夫と共によく遠藤周作の作品にもでてきました(三田文学)が私が不勉強のせいで全くしりません。
    氏の作品や生涯等、お分かりになりましたら是非教えてくださいね。

    ところで、今日はコナンさんにお尋ねしたいことがあります。

    宮部さんの作品(時代小説)によく「ざっかけない」という形容詞がでてきます。
    前後の文章で何となく意味は解るんですが、ちょっとインターネットで調べてみました。
    東京の方言として(だいたいの〜、気安く)というような意味らしいんですがその他にも数々の言葉があったんですよね。

    東京(江戸)自体が元々は地方からの集合都市だし(べらんめぇ)くらいは知っていたのですが、これって下町特有の言葉使いなんですかね?
    また、今でもそうした言葉って使ってるんですか?

    私の故郷の群馬は「だんべぇ」や「そーなん」とか(今でも)言いますがこれらは語尾だけで単語自体はそれほど変化はないように思いますが(私が知らないだけで北部の方に行けば凄いかもしれません❗)

    また、東北や九州南部、沖縄などは全く何を言ってるのか理解不能だし(まだ英語のほうが断片的に解るかも)狭い日本国でもこれだけの違う言葉があるっていうのはそれだけ違う文化があるっていうことなのかも知れませんね。

    もうすぐ今年も新米が出始める頃ですね。
    今年も美味しいお米が食べられるといーなぁ❗
    月虹さん、忙しいのマックスでしょうね。
    無理のない程度で頑張ってくださいね😅

    マサ

  • >>2854

    マサさん、こんばんは。

    我が家のTVは、窓際に置いてあります。
    その窓を開けて開けて網戸、レースのカーテン、厚手のカーテンと
    なっていたときに、強風でTVが厚手のカーテンに煽られたのでは?
    と思います。実害がなくて、良かったです。
    マサさんが、次年度の保険料のことを考え、保険の申請を躊躇されるのは
    非常によく分かります。夫も同じようなことを言っていました。

    五木氏は、最近は老いについて書かれていますね。真剣に読んではいませんが
    パラパラ頁を繰っています。「さんが」の存在は、かなり知られていたのでしょうが
    他所の世界と没交渉というわけにはいかなくなり、諸問題が噴出したのでしょう。
    良し悪しは別に、人数が増えると、どんな組織にも起きることですよね。
    「風の王国」は、先日読んだ見城氏(幻冬舎社長)の作品の中で、出てきたので
    読んでみました。高橋和己氏の「邪宗門」に近いとも言及されていました。
    熊谷作品のマタギも、独特の世界観ですよね。

    昨日から岩波新書の「原民喜」を読んでいます。作者は梯久美子さんで、
    島尾敏雄の妻ミホの評伝「狂うひと」で色々な文学賞を受賞された方です。
    原民喜については、繊細で寡作な作家(詩人)だったということ以外は
    殆ど知りませんでしたが、三田文学の関係で、遠藤周作氏や山本健吉氏、
    佐々木基一氏(義弟にあたります)など、興味深い面々が登場します。

    では、この辺で。猛暑が早く収まってほしいですね。

  • こんにちは。

    以前のような異常な暑さは、もうないと思いますがそれでもまだ34,5度の日々が続いています。
    子供の頃はどんなに暑くてもそのくらいの温度だったと思いますが近頃は異常な気温上昇ですよね。これってやっぱ地球温暖化の影響ですかね?💧
    あと、十年夏を跨ぐのは厳しい気がする・・

    コナンさん。

    テレビが吹っ飛んだって後ろに窓かなんかがあって強風が吹き込むんですが?
    今のテレビって薄型軽量で表面積だけは大きいですもんね。昔のように箱形どっしりのテレビなら大丈夫でしょうけど。
    でも、私はテレビにお供え物はしたことないなぁ(笑)

    五木寛之さん、お疲れ様でした。
    氏の作品は最初の(青春の門)しか読んだことがありません。現在は宗教とか社会派の作品が多いように認識していて、ちょっととっかかりづらいイメージなんで読んでいません。
    「さんが」のことは熊谷さんの作品にも出て来たので私も概略だけは知っていますけど部落問題と共に難しい問題ですよね。

    月虹さん。

    車、保険には入ってるんですが一回使っちゃうと翌年から等級が下がっちゃって保険代が上がっちゃいますよね?
    以前、保険屋さんから「保険を使う境界線は15万円くらいかな」と、聞かされているので今回精々4〜5万円くらいかな、と思って修理に躊躇っています(未だに)

    浅田さんの文章力なら、きっと中国文学は面白いんだろうなと思いますが(浅田さんに限らず)それでも今の私にとって中国文学とロシア文学は(山登りに例えると)キリマンジャロかマッターホルン、はたまたチョモランマクラスの山なんですよね。

    何処からか登り始めていいか、どんな装備をすればいいか皆目見当がつかないって感じです。
    余りに奥が深すぎてそれに慣れない名前が多く出てくるので人物像が掴めないような気がします。もし、読むのなら最初は芥川龍之介の緒作品や仁木さんの「僕僕シリーズ」辺りが妥当かな・・なんて思ってます。

    葉室さんも多作な作家でしたね。
    私はイメージ的に藤沢周平と津本陽を足して2で割ったような作品を書く作家という認識です。

    また、読まれたら色々と感想を聞かせて下さいな。参考にさせて頂きたいと思います。

    マサ

  • >>2852

    月虹さん、こんにちは。ご丁寧な投稿、ありがとうございます。
    台風の被害が少なくて、良かったです。
    ご主人様が丹精された野菜は、残念でしたね(泣)。

    「風の王国」は調べましたら、1985年の作品らしいです。
    サンカという言葉は、西行の「山家集」にも繋がるそうで
    人生を旅した彼らしい名前ですね。五木寛之氏の作品は
    学生時代に「青春の門」を夢中で読んだ記憶があります。
    デラシネ(漂泊)が氏のスタンスのようで、革命を目指す人物
    を描いた作品も多いですよね。「戒厳令の夜」は、先ほど
    図書館に予約を入れました。随分前に読んだので
    忘れかけていますが、「内灘夫人」も、内灘闘争を扱ったものでした。

    「風の王国」の話に戻りますと、無戸籍の民を国家がどのように遇したか、
    という点も興味深いですが、この<へんろう会>が大きくなり過ぎて、
    社会的に突出した人物(社長や暴力団員など)が出たことから、
    話が現実社会に戻る所が、五木さん、さ~すが!と思いました。
    また忍者並みの山歩きのシーンが所々出てきて、一種の清涼感を覚えました。
    ドロドロした現実と好対照でしたよね。
    土踏まずがない方が歩くのに適しているという話は、意外でした(笑)。
    しかも、その逆のこと(土踏まずが発達している者は運動向き)を
    提唱したのが森鴎外(医者としての)で、重要な働き手の農家の長男たちを
    兵役から免除するための方便だったかも?と言われているそうです。

    かつては「箕作り」を生業にし、清貧洗うがごとくの生活は、
    多少姿を変えましたが、その精神が脈々と受け継がれることに、感動しました。
    即身成仏のような弔いのシーンなども、厳粛な想いに浸りました。
    「楢山節考」の世界です。

    月虹さんが、浅田さんの最高傑作とおススメの「蒼穹の昴」は
    私も未読ですが、いつの日か中国の歴史を学びながら読みたいと思います。
    次は葉室麟さんですか?
    高潔な武士の生きざまは、人間の生き方について考えさせられますよね。
    本当に早世が惜しまれる作家でした。

    月虹さんがお住まいの所では、もう新米の時期になりましたか。
    我が家も毎年、田舎(栃木県)の農家に頼んでいますが、
    今年は一年分3俵予約しました。大食いの家族です(笑)。

    では、この辺で。
    暑さを乗りきって、お元気で楽しい読書タイムをお過ごしくださいね。

  • マサさん、コナンさん、こんばんは

    台風で車がへこんだんですか?車両保険も効かないんですか?
    災難でしたね。
    こちらは台風は慣れてるので、暴風雨もへっちゃらで寝てました(笑)
    おかげさまで我が家は頑丈なのでびくともしませんでした。
    主人が丹精してくれてるキュウリやナスが倒れてもうだめなのがチョット痛い(泣)

    コナンさん「風の王国」読了お疲れ様でした。
    何十年前か前に読んで衝撃的だったのを覚えています。
    五木寛之さんですよね?
    これと「戒厳令の夜」はものすごく印象が深いですね。
    サンカとか定住しない民とかものすごく好奇心をそそられること盛りだくさんで
    面白かったのを覚えてます。
    風の王国に出ている民は「正月に餅を食べると体が泥腐る」と言い伝えてるって
    くだりがあって、お正月にお餅を食べるたびに思いだします。

    マサさんは浅田次郎さんの「蒼穹の昴」は読まれましたか?
    何度も言いますが私は浅田作品のなかで一番好きです。
    初めて本屋でこの本を手に取った時本がおいでおいでしました。
    1行目からぐっと引き込まれて、「珍妃の井戸」「中原の虹」「マンチュリアンレポート」
    「天子蒙塵」と続き、いよいよラストがもうすぐ上梓されるようです。

    西太后の見方がぐっと変わりましたね。

    今度は葉室麟さんのものをしばらく続けるつもりです。葉室作品は安心して読めますよね。
    凛として、忘れてしまった日本人の矜持を教えてくれる気がします。

    こちらは稲刈り真っ盛りで、職場では直売所で売る新米の試食する毎日です。
    米の小袋作るのにてんてこまい!!

    もう台風がきませんように!!

    おやすみなさい^^

  • >>2850

    マサさん、こんにちは。
    今回の台風で、関東地方は雨より風の被害が大きかったですよね。
    マサさんの愛車が凹んでしまったそうで、お気の毒でしたね(泣)。
    誰にも文句を言いようがないので、尚更でしょう。
    植木鉢が倒れたのは、無料で何とかなりますが、クルマとなると
    被害甚大ですね。
    我が家では、昨日の強風で、TVがテレビ台から落ちました。
    慌ててテレビ台に戻し、こわごわスイッチを入れましたら
    無事に電源が入ったので、ひと安心しました。
    その時、TVってこんなに軽かったのか、と驚きました。
    ブラウン管時代のTVだったら、どんな風にもビクともしなかったはず、
    あの安定感は得難いですね。薄型TVになってから、お正月のお供えが
    置けないとの嘆きも耳にしますし(笑)。

    小路さんの「東京バンドワゴン」シリーズは、奇抜な展開はありませんが
    古き良き時代を楽しむ雰囲気が気に入っています。登場人物が皆善人、
    という点も好いですよ。
    「おもかげ」の詳細なご紹介、ありがとうございます。母親に対する想いは
    どんな環境に育っても、変わりませんよね。
    人生の最期に、愛する母に出会えたことで、竹脇氏の生が輝いたことでしょう。
    浅田さんの筆に任せると、同じ日本語が一段高い位置に見えるのが
    不思議ですよね。筆力なのでしょうね。羨ましいです!!

    私は五木寛之氏の「風の王国」(1~3巻)を読み終えました。
    原始共産制に近い生き方をしていた集団のその後という物語です。
    ひと言で説明するのは、なかなか難しいですが、設立当時の教えを
    守っている人々が、自分たちに苦行を強い、疾風のように歩く姿に
    心洗われる想いでした。

    では、この辺で。宮部作品、お楽しみくださいね。

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