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    いつの間にか、本家が消えていたので、僭越ながら復活させたいと思います。

    学術書から小説・マンガまで、皆様がお読みになった日本史関係の本で、「これは良かった」あるいは「これはひどかった」という本を御紹介ください。

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    nas***** 6月2日 00:14

    >>323

    樺美智子と同い歳の人

    また、この話題で失礼。
    書いておきたいので三度、四度。

    興味が有ったのは庄司薫。
    と言ってもピンと来ない人も多かろう。
    小説家です。
    東大にガリ勉して受験に受かった話など。
    全く政治に興味が無い人のようです。
    同じ時代の東大生にもこういう人がいたんです。

    ところでこの人、樺美智子よりもかなり若いと思っていた。
    本が売れたのは日本全体が受験体制になりつつあった時代だからでしょうか。

    あと同じ歳の人で有名なのが加山雄三。
    若大将の映画ではスポーツマンの大学生役。
    学生運動などは全く感じさせない感覚がそこにはあった。
    自分は後にテレビで見たに過ぎないが、歌は知っていた。

    加山にしても、やや若い感じだった。
    余裕のある大学生活が垣間見れる時代に成ってからだろう。
    なお、彼は東大ではなく慶應。

    ところで、同じ歳で大物の芸能人がいるが、美空ひばりだ。
    同じく、三人娘の江利チエミ、雪村いづみ。加えて伊東四朗。
    これまた、別の角度からの大学とは違う世界。
    政治イデオロギーを感じさせない。
    加山と美空ではジャンルも違う。

    つまるところ、日本には多様な人達がいたし、今もいる。
    それも、同一人物の中に様々な心を同居させて生きているのではないか。
    ところでプロ野球の長嶋茂雄さんは一年年上です。

  • >>317

    > 南九州人って北朝鮮人の先祖じゃないんですか?<

    というか北朝鮮人の先祖が日本人。

    江南から弥生人系の人がやって来て、朝鮮南端や九州中北部に定着した。
    その後、瀬戸内を東進する。

    結果的に鹿児島と北朝鮮人が近くなった。

    ということでしょうか。

    韓国岳というのも意味深な名前。

  • >>322

    『樺美智子聖少女伝説』 ⑶

    再度、死因について。

    目撃者が何故に出なかったのか。
    警察官が首を絞めて殺したとはよもや考えがたい。
    勿論、警棒で殴ったり衝いたりしたことはあったろうが、死因には至るまい。

    鍵は学生の証言だが、怪しげな物しかない。
    それは匿名のものだ。
    いずれも圧死が原因とする様な内容。

    結論を言えば、正々堂々と名を名乗りたくなかった心理が有ったのだろう。
    もしハッキリと本人の名を名乗ったらどうなるか。
    恐らく、裏切り者として糾弾されかねない。
    身の危険さえ考えられなくもない
    また、助けられなかったという悔悟の念もあろう。
    公言したら、下手をすれば、過激派学生として就職に不利になるかもしれない。
    警察から根掘り葉掘り聞かれるのも嫌だ。
    何より正確な記憶に自信が無かった面もあるはず。

    このような様々な理由が絡み合って、以後黙ってしまったのでしょう。
    考えてみると致し方ない事であったか。

  • >>321

    『樺美智子聖少女伝説』 ⑵

    この本を読んで小生が判ったこと。

    1、そこそこの大学教授の娘で在った
    2、戦前、一時は3人の女中がいるほど裕福であった。
    3、対米開戦後、直ぐに沼津に空襲を恐れて疎開している。
    (この先見の明には驚かされる)
    4、東大受験のため浪人し、予備校を変え、駿台にまで行っていた。
    (将来学者にさせたかったのか、大変な熱の入れようだ)
    5、親は暴力主義的ではないが、思想は左翼。
    (これは大学教授によくあるパターン)
    6、両親の別居の期間が長い。
    (勤め先だけの関係とも思えない)
    7、学生運動に参加していることは分かっていたが、よもや過激派ではないと両親は思っていた。
    (心配するから、そういう素振りは見せなかったのでしょう。しかし親を説得させる気迫は無かったようだ)
    8、娘の死後、母親は主に社会党系の団体に担がれていた。

    さて、一番興味が有るのは20歳の時に共産党に入党し、その後、ブントと言う過激派に鞍替えした理由。
    ここがイマイチ解明されていない。
    この本では、全くスルーされているが、男女関係が背景に在ったのではないかと、わしゃ勘ぐっている。
    その意味として肉体関係がどの程度あったかは殆ど関係ないでしょう。
    でも勧誘した男に惚れこんだということが推察されるのだ。
    なぜか結構、下働きのような事をやっている。
    男に伍して戦う姿勢とはチト違うような気がするね。
    彼氏と一緒に危険なデモに参加して一体感を高めたいという心理がそこに有ったと見るのだが、どうでしょうか。

  • >>320

    『樺美智子聖少女伝説 樺美智子聖少女伝説』

    江刺昭子/著  出版社名文藝春秋

    ページ数 319p 発売日 2010年05月
    目次
    1章 日本の最良の娘
    2章 入党とパーマネント
    3章 風に向かって
    4章 神がかる美智子
    5章 六月一五日と、その後
    6章 父母の安保闘争 <

    もう忘れ去られた人名かも知れない。
    しかし、60年代は絶大な影響力があった女学生であった。
    60年安保デモで死亡した東大生です。

    吾輩はデモで死んだとしか知識が無かったが、死因を知りたくて図書館で目に付いたので読んでみた。
    それとセクトとして何処にいたのか、思想はどのような物だったのかも知りたかった。

    結論として、死因については不明。
    一応は警察としてはデモ隊による圧死に成っているようだ。
    しかし疑念が無くも無い。
    警棒で殴られた可能性は高い。
    腹を衝かれた可能性もあろう。
    しかしそれだけで死因になるか。
    他に扼殺〔絞め殺す〕説もある。
    ただ、さすがの警察もそこまでするか?

    一番驚くには警官もそうだが、デモで傍らいた人の証言がない事である。
    目立つ女子学生なのに、それは余りに不思議。
    匿名での証言さえ無いのはどういうことか。
    吾輩には卑怯にも発言を避けたではないかと思える。
    例えば踏みつけたりしたので黙っているのかな。

    ところで思想的にはブントという学生生まれの共産主義者同盟。
    日本共産党(代々木)が選挙主義に成って行ったのを不満に思った暴力革命主義だった。
    それゆえ、非合法な国会突入デモに率先して参加したのである。
    このことは不明瞭になっている感じがするので明記しておきたい。

    もっと書きたいこともあるのだが、長くなるのでこの辺で。
    文章もやや読み辛いし、詳細に読むほどの価値は無いと思うが、
    概略を知りたい人には一瞥の価値はあり。

  • >>319

    『西郷隆盛』 安藤 英男 著 学陽書房 人物文庫

    幾つか西郷隆盛の伝記などを読んでみたが、一番整合性のある解説書だと今のところ思っています。
    西郷のあまりにも完璧とも言える人生を描いている。

    ただ西南戦争については今一つ立った理由が不明だ。
    そこの所の解説がもっと欲しかった。

  • >>318

    『聖徳太子はいなかった』 (新潮新書) 新書  谷沢 永一 (著)

    題名そのものが人目を引くためか変だ。
    しかし、伝説的聖徳太子が居なかったという意味なら分からんでもない。

    太子の著書とされるものが後世のものだという。
    しかしね~、後に誇張されたというのは昔からの常識。

    むしろ何故、伝説的聖徳なるものができたのかが研究されるべきところ。
    それが為されていない。

    一時期の聖徳太子不在論みたいなものの時流に乗って出されたトホホの本です。
    皆さん、題つられて読むのは時間の無駄。

    ところで何故、太子伝説ができたか。
    もともと特出した人であったからだが、日本的仏教興隆の先駆者であったと見做されたからでしょう。

  • >>307

    『天皇家の“ふるさと"日向をゆく』 (新潮文庫) 文庫 – 2005/6/26

    梅原 猛 (著)

    既に投稿したような記憶が無きにしも非ずだが、無い様なので載せます。

    天孫降臨のニニギ、ホオリ、ウガヤ、神武と続く日向三代の史跡を訪ねての旅。
    それを基にして書かれた。

    天孫降臨地は高千穂、ニニギは西都原に居住。
    ホオリ(ヤマサチ)は薩摩半島の海神の宮に行く。
    ウガヤフキアエズは日向南部。

    とまあこのような設定は賛成できる。
    細部では、高天原が外国に在ったかのような記述は頂けない。
    笠沙の御崎は延岡ではないか。

    しかしながら神武東征を地元の伝説からも肯定し、天孫降臨地の移動説を指摘したことは賛同したい。

    何より、触発的な好著、入門書と評価したい。

  • >>315

    > > 余計な話で、今さらながらですが、nasさんは邪馬台国近畿派の論者なのですか。
    > > 私は、最近、邪馬台国は南九州にあったのではないかと思い始めましたよ~う。<
    >
    > わたくしの邪馬台国論は今の所、久留米の山本郡です。

    失礼しました。

  • >>314

    > 余計な話で、今さらながらですが、nasさんは邪馬台国近畿派の論者なのですか。
    > 私は、最近、邪馬台国は南九州にあったのではないかと思い始めましたよ~う。<

    わたくしの邪馬台国論は今の所、久留米の山本郡です。

  • >>313

    余計な話で、今さらながらですが、nasさんは邪馬台国近畿派の論者なのですか。
    私は、最近、邪馬台国は南九州にあったのではないかと思い始めましたよ~う。

  • >>312

    > 後の時代になってしまえば、ああだったこうだったと言うのはたやすいですよねえ。<

    いやたやすくない。
    現実に山本賛美者がいるではないか。


    > そのため、アメリカと戦争しても勝てないと知っていましたよ~う。
    > それゆえアメリカと戦争することには最初から反対していた山本五十六ですよねえ。<

    ところが自分の思い通りに戦えば勝てると信じてしまったのです。
    開戦前は戦争に反対していない。


    > ですが、山本五十六が戦争に消極的だったことから特高警察に目をつけられたりもしていたそうですよ~う。<

    それは初耳だ。

    >
    > 戦争は山本五十六の理想とするような展開ばかりにはなりませんでした。<

    その通り。


    > 航空母艦と行動を共にしていなかったのではなく、航空母艦がなかったのですよ~う。
    > ミッドウェー海戦で大敗北を喫した帝国海軍は、そのすべてを失ってしまったのですよねえ。<

    ミッドウェー海戦の時、空母の後方にいて行動を共にしていない。

    >
    > 山本五十六は、最初の3カ月から半年は大いに暴れまくっても、アメリカの生産力や国力から長期戦になってアメリカが本気を出して来たらもう勝てないと知っていましたよ~う。<

    違うね。
    それだったら開戦に反対していたでしょう。


    > ですが、初戦でアメリカに大打撃を与えて早期に停戦に持ち込む目論見は当てが外れてしまいましたよねえ。<

    大打撃を与えたって、アメリカは屈しない。
    本気でそう考えていたなら莫迦丸出し。


    > もう日本に勝ち目はなかったのですよ~う。
    > 軍人としての立場の山本五十六に対して、最後まで反戦の主張をしなかったと言うのは酷な話ですよ~う。<

    それは陛下に対して不忠なことだ。

    > 山本五十六は軍人であって政治家ではありませんからねえ。
    > 文民統制を守っていた誇り高き軍人、それが山本五十六ですよ~う。<

    当時誰が文民だったのかね。
    東條首相ですか?
    天皇も大元帥ですよ。

    なお吾輩は山本以上に半藤一利を批判していることをお忘れなく。

  • >>309

    後の時代になってしまえば、ああだったこうだったと言うのはたやすいですよねえ。
    すでに結果が解ってしまっているのだから。
    山本56さんですが、連合艦隊司令長官としてよく知られている海軍元帥ですよねえ。
    ごじゅうろく なんて読んでいた人はいましたか。
    いそろく と読みますよ~う。
    山本五十六氏は、海外駐在武官としてアメリカの日本大使館に詰めていたこともありましたよねえ。
    なので、アメリカや西洋の事情にも明るく、アメリカの国力の底力を知っていましたよ~う。
    そのため、アメリカと戦争しても勝てないと知っていましたよ~う。
    それゆえアメリカと戦争することには最初から反対していた山本五十六ですよねえ。
    ただ自らが置かれた軍人としての立場から、戦えと命じられたら皇国のために命を賭して軍人として最善を尽くすのは当たり前だとも考えていました。
    ですが、山本五十六が戦争に消極的だったことから特高警察に目をつけられたりもしていたそうですよ~う。

    戦争は山本五十六の理想とするような展開ばかりにはなりませんでした。
    航空母艦と行動を共にしていなかったのではなく、航空母艦がなかったのですよ~う。
    ミッドウェー海戦で大敗北を喫した帝国海軍は、そのすべてを失ってしまったのですよねえ。

    山本五十六は、最初の3カ月から半年は大いに暴れまくっても、アメリカの生産力や国力から長期戦になってアメリカが本気を出して来たらもう勝てないと知っていましたよ~う。
    ですが、初戦でアメリカに大打撃を与えて早期に停戦に持ち込む目論見は当てが外れてしまいましたよねえ。
    ハワイのパールハーバーを攻撃されたアメリカはシュンとなるのではなくて、リメンバーパールハーバーを合言葉に総力を挙げて反撃してきました。

    もう日本に勝ち目はなかったのですよ~う。
    軍人としての立場の山本五十六に対して、最後まで反戦の主張をしなかったと言うのは酷な話ですよ~う。
    山本五十六は軍人であって政治家ではありませんからねえ。
    文民統制を守っていた誇り高き軍人、それが山本五十六ですよ~う。

  • >>309

    『山下奉文 ―昭和の悲劇』 単行本 – 2004/12/10

    福田 和也 (著)

    シンガポールを落とした陸軍の英雄、山下。

    入門書として最適かな。
    冒頭の部分は下手な文学的でイラついたが、全体的にはまとまっている。

    彼は皇道派とみられ、東条などから疎まれたようだが、それがどうして大司令官になったのか、よくわからない。
    また本当に対米非戦派だったのか。

    ともあれ、もう少し注目されてよい軍人でしょう。

  • >>308

    半藤一利 の山本五十六もの

    比較的常識的な大東亜戦争史観の持ち主とお見受けした。

    しかし山本五十六をいまだに高評価し、名将としているのは如何なものか。

    まず、戦争に反対したかと言えば、開戦間近には反対していない。
    かえって、ハワイ攻撃をすれば勝てるとしていた。

    連合艦隊司令長官ならば政治に直接関係ないと言っても、発言力は有るはずだ。
    実際、井上成美は反対の意向を示していた。
    それが米内光政と同様に反対しなくなったのはどういう訳か。
    スパイ説さえ出て来るほどの奇妙な態度だった。

    短期決戦なら勝てると考えていたなら大甘、いや大馬鹿。

    戦艦大和が空母と共に行動しなかったのは速度が違うから、というのも全く理屈に成らない。
    航空決戦の時に船の速度の違いなど殆ど意味が無い。
    追って来る飛行機から空母が大急ぎで逃げ切れるとでも思っているのか?(笑)

    英米同時開戦、ハワイとマレーを同時攻撃など兵力二分の愚策。
    米国は直ぐには対日開戦しない。
    大統領選の公約なので自ら簡単に戦争できないのだ。
    実際、ドイツと戦いたくてもしていなかった。
    日米開戦後、米独間で戦争に成ったのはドイツが宣戦布告したからである。

    他にもあるが、ま、これだけでも半藤氏の考えが浅はかなのは明白。
    頭の体操、批判の対象としてしか読む価値は無い。

  • >>307

    『もう、この国は捨て置け! 』 呉善花 (著), 石平 (著)

    彼らの考えが増す増す正しかった事が証明されつつある。

    韓国、および北朝鮮について、これほど醒めた論評が出来る人もかつては少なかった。
    今やそれが常識。

  • >>305

    梅原猛 『古事記』 現代語訳<

    「国の衰退」<

    追加

    24代仁賢天皇以後、物語の記載が無い。
    和歌の記載も無い。系図だけだ。

    その次は武烈天皇だが、日本書紀には悪逆天皇として描かれている。
    次は遠縁の継体天皇。後継者のゴタゴタの中での即位。
    筑紫では磐井の乱が起こる。背後には新羅が有るとの推測もある。

    3代先は欽明天皇、任那を失うが、その記載は古事記には無い。
    書きたくなかったのであろう。
    その後も混乱は続き、蘇我氏の専横となる。
    仏教導入により興隆を願うも、疱瘡で亡くなる人が多数出る始末だ。
    敏達天皇、用明天皇は疱瘡で亡くなった。

    次の崇峻帝に至っては暗殺だ。古事記ではもちろん記載が無い。
    それで即位したのが推古天皇。
    初めての女帝として今日では持てはやされたりするが、当時は世も末だと思われたであろう。
    聖徳太子の尽力も徒労に終わったか。
    古事記はここで終わっている。

    かつては栄光の歴史が有った、それが古事記史観ではあるまいか。

  • 銀河さんがトホホ本を出すそうですよ~う。
    典型的なトホホ本で、何の役にも立たないことは今から予測されますよ~う。
    出版されたら、暖を取るためにたき火で燃やすぐらいしか役に立たないでしょうねえ。 爆

  • >>300

    梅原猛 『古事記』 現代語訳

    目次
    第1章 国生み/第2章 天孫降臨/第3章 異民族との混血/第4章 大和制覇/第5章 国の発展/第6章 国の衰退/古事記に学ぶ/古事記論

    最後の方に「国の衰退」とある。
    これには驚いた。
    古代の大和朝廷は徐々に発展して来たというイメージが有ったからだ。

    しかし考えて見れば、衰退説は正しい。
    武烈、継体以後、任那を失い、政治的にも混乱した。
    応神仁徳の巨大古墳を出現させた権力のある時代から比べれば衰退しているのだ。
    古事記の最後の方には系図しか書かれていないが、これは編集を中断したのではなく、栄光の時代だけを記録したいという編者の思惑が有ったからではなかろうか。

    なお、アイヌ語による解釈と言うことは吾輩には分からない。
    少なくともそう多くもないし重要でもないようだ。

    ともあれ入門書としては好著であるとは思えます。

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