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【『コメットさん』関係記事リスト1976~89】
★セミの鳴き声が始まり、いよいよ夏ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
僕は連日残業や職場泊まり込みで、今日やっとセミに気付きました。

No.1475No.1476No.1477欠番にも今ごろ気が付きました。
どなたか存じませんが、お隠れにならず、是非またお越しくださいませ。

★さて以下は、No.1474No.1478リストの【つづき】

★凡例
発行年月日:書名<記事名(#掲載写真話数)>執筆等担当者

▽1976.4.1:季刊ファントーシュ<日本人形アニメーションの歴史2(#28)>中村武雄
7月号:別冊新評筒井康隆の世界<筒井康隆はかく語りき>筒井康隆
▽1978.1.30:続「差別用語」<ダブル差別で放送中止>
5月号:DONDON<日本特撮マンの系譜13・築地米三郎>酒井敏夫
5.18号:週刊平凡<大場久美子が激戦の末にテレビドラマの主役に…(#2)>
6.11号:週刊明星<11年後に可愛い2代目・大場久美子が先輩九重佑三子宅を初訪問(#27)>撮影・青柳宏伸
6.16号:週刊TVガイド<大場久美子が初代の九重佑三子に初対面>撮影・根岸佐千子
▽1979.1.31:大特撮<註25・コメットさん>
▽1980. 5.1:リュウ<フィルムでみる最終回(#79)>
        <MOVIE HOUSE・コメットさん資料編(#2#50#75#78#79)>
        <泣いても笑っても楽しい撮影タイム…(#78#79)>
        <放映リスト>
        <スタッフの証言…(#79)>
        <コメットさん雑学>
8.1:アニメック<日本特撮映画史11・コメットさん(#1#20)>池田憲章
10月号:アニメージュ<くりえいてぃぶわーるど・芝山努(#51)>
▽1981.2.20:宇宙船<昭和40年代上半期放映SF・特撮TV映画(#49)>
▽1982.2.8:テレビ30年<42年度の話題番組(#49)><話題のタレントたち・九重佑三子><テレビ大賞>
2.20:宇宙船<SPFXギャルズ大集合パートII(#56)><日本の特撮人形アニメを探る(#56)>
6.10:すばらしきアニメ世界シリーズ THIS IS ANIMATION 2ファンタジー・メルヘン・少女アニメ編<model animation 日本編・コメットさん(#20#30#60)>
8.6号:週刊TVガイド<“作り話”こそ夢いっぱい>佐々木守
12.10.:全怪獣怪人大百科<コメットさん(#1#60)>
▽1983.11.3:SFXCM大図鑑<立体アニメーションの第一人者はマガリ・フミコさん>
11.30:特撮CMとコンピュータ・グラフィックス<怪獣から熊の子まで動かす天才アニメーター・真賀里文子>
▽1984.10.31:ウルトラマン怪獣墓場<座談会ウルトラシリーズの20年>池田憲章・佐々木守・実相寺昭雄
▽1985.2月号:ドラマ<特別シナリオ講義>市川森一
5月号:QA<’50~’60年代のテレビ・ドラマにはどんなヒーローが登場したか(#9)>遠藤晋
5.31:素晴らしきTVヒーローたち<女性ヒーロー><コメットさん>
8.30:OH!SF映画<ト−タルスコ−プ「サンダーバード」「コメットさん」(#2)>大伴昌司
▽1986.3月号:月刊スターログ<LETTERS>めかへどらMk−II
5月号:QA<’50から’60年代のテレビ・ドラマにはどんなヒーローが登場したか(#9)>
12.30:なんたって! ヒーロー<九重佑三子(#1)>竹内義和<コメットさん(#60)>竹内義和・MAKOTO・泉麻人
▽1987.1.30:映画監督中川信夫<中川信夫・テレビ作品リスト>
3月号:ドラマ<創作のデザインを語る>市川森一
4月号:宇宙船<中村武雄インタビュー(#9#27#28#56)>
8.1:メーキングオブ円谷ヒーロー2<座談会>橋本洋二・佐々木守・大木淳・池谷仙克
8.28号:週刊TVガイド<証言構成テレビこの25年>九重佑三子
9月号:ファンロード<魔女っ子大集合>
▽1988.2月号:QA<よみがえれ!TVヒーロー14・コメットさん(#1#9#28#50#63)>金居久美子
5.5/12合併号:アサヒ芸能<TVドラマ「思い出の主役」たち4「コメットさん」>九重佑三子
11.15.:C調アイドル大語解<九重佑三子><コメットさん>林明美
11.20:TV&ラジオ主題歌200<コメットさん>長田暁二
12.1:TVアニメ25年史<No.49コメットさん(#79)>
▽1989.8.1:テレビサントラコレクション<「コメットさん」同名主題歌><あるレコードコレクターのことば>岩田義史
8.11号:週刊TVガイド<昭和のTV番組名鑑II>
9.11:よみがえれ!TVヒーロー<コメットさん(#1#9#50)>金居久美子
10月号:月刊ブルドッグ<市川森一の〔オレの師匠〕>撮影・山本伊佐雄
10.20:市川森一ファンタスティックドラマ集 夢回路
    <コメットさん(第50、66、69、72、75、77、78話シナリオ)(グラビア写真#50#77#78)>市川森一
    <魔法を超えて>切通理作
    <市川森一全作品年譜>加藤義彦
    <結論の出ないことへの挑戦(#50#78)*注)別冊「夢回路付録」>山際永三
    <求められる作家へ*注)別冊「夢回路付録」>上原正三
    <「青い風」吹く確執の時代*注)別冊「夢回路付録」>橋本洋二
11.15:β星より愛をこめて≪オープニング≫≪主なキャスト、スタッフ≫
    ≪コメットさん表話裏話≫籾山幸士
    ≪キャスト・インタビュー≫
     <九重佑三子インタビュー>籾山幸士&田辺伸明
     <蔵忠芳インタビュー>籾山幸士
    ≪スタッフ・インタビュー≫
     <梅村幹比古インタビュー>籾山幸士
     <橋本洋二インタビュー>籾山幸士
     <佐々木守インタビュー>加藤義彦
     <吉原幸男インタビュー>加藤義彦
     <市川森一インタビュー>加藤義彦
     <山際永三インタビュー>加藤義彦&籾山幸士
     <香月敏郎インタビュー>籾山幸士
     <築地米三郎インタビュー>籾山幸士&加藤義彦
     <マガリたけおインタビュー>籾山幸士
     <山中恒インタビュー>加藤義彦
     <奥山長春インタビュー>加藤義彦
     <高久進インタビュー>籾山幸士
     <小宮敬インタビュー>加藤義彦
     <大石隆一インタビュー>加藤義彦
     <大野武雄インタビュー>加藤義彦
     <出口富雄インタビュー>加藤義彦
     <湯浅譲二インタビュー>加藤義彦
     <香川登枝緒インタビュー>籾山幸士
    ≪スタッフ、キャスト人名録≫加藤義彦
    ≪全79話ストーリーガイド&未使用シノプシス紹介≫加藤義彦&籾山幸士
    ≪シナリオ採録(第50、78話)≫市川森一+解説裏話・山際永三ほか
    ≪ミュージカルコーナー≫≪コメットさん雑学≫籾山幸士&加藤義彦
    ≪主要参考文献目録≫幻想非科学映画研究会
    ≪特別寄稿文「コメットさん」の潮流≫山際永三
    ≪THE WORLD OF MODEL ANIMATION≫
    ≪「コメットさん」放映リスト≫
※自費出版の同人誌で特別掲載(No.1254に正誤表あり)。
http://textream.yahoo.co.jp/message/1835576/6ebdema4bb0bbra4nbdibea1va53a5aa5ca5ha45a4sa1w?comment=1254
No.1255で掲載写真解説あり。
http://textream.yahoo.co.jp/message/1835576/6ebdema4bb0bbra4nbdibea1va53a5aa5ca5ha45a4sa1w?comment=1255
【つづく】

  • >>1481

    【『コメットさん』関係記事リスト1990~2014】
    ★メキシコ・アメリカ在住ファン連中が再放送中『Senorita Cometa』に燃えている今日この頃。
    祖国日本も負けていられません。
    以下またまた【つづき】

    ★凡例
    発行年月日:書名<記事名(#掲載写真話数)>執筆等担当者

    ▽1990.2.11:別冊太陽子どもの昭和史昭和三十五年〜四十八年<ホームドラマ青春ドラマTBS「コメットさん」(#1)>藤田真男
    3.24:全怪獣怪人上巻<コメットさん(#1#60)>
    ▽1991.2.14号:アサヒ芸能<コメットさん・九重佑三子>
    5.17号:週刊TVガイド<TVあの人は今・九重佑三子>
    12.1:一つの道標中川信夫監督からの手紙<おんな・石川啄木>松丸はるよ
    12.12:日本映画監督協会会報<TBSに抗議、新聞広告でお詫び>
    ▽1992.4.1:新放送文化<ドラマを紡ぐ作家たち5・市川森一の世界(#9)>佐怒賀三夫
    7.8:ノスタルジックTVグラフ<純真でかわいい、遠い星から来たお手伝いさん(#2#49)>代沢飛鳥<河越家の1階見取図>
    ▽1993.7.7:怪獣使いと少年<佐々木守・永遠の傍観者>切通理作<市川森一・永遠の浮遊者>切通理作
    10.10:テレビヒーローの創造<「コメットさん」と“現代っ子”教育批判><市川森一と“橋本学校”>樋口尚文
    ▽1994.5.1:テレビドラマ全史1953~1994<コメットさん(#2#50)>
    12.1:KIDS STATION友の会会報クリスマススペシャル号<おもしろ業界知識2「放送 禁止 用語」>
    ▽1995.4.1:KIDS STATION友の会会報春号<「発表! '94おもしろかった番組BEST5」2位>
    4.15:故郷は地球 佐々木守子ども番組シナリオ集
       <コメットさんの世界(#2)>加藤義彦
       <コメットさん(第16、46話)>佐々木守
       <子ども番組の時代>佐々木守×橋本洋二
       <自分だけのルールに生きて・佐々木守の子ども番組>加藤義彦
       <佐々木守全仕事>加藤義彦
    8.3:ウルトラマンダンディー<きくち英一全出演作品リスト>きくち英一
    11.30:超人画報<実写とアニメの合体「コメットさん」>
    ▽1996.7月号:レコード・コレクターズ<TVサントラのレコード>鈴木啓之
    ▽1997.7.14号:キネマ旬報別冊スーパー魔女っ子大戦<特撮魔法少女列伝>二神啓通&氷川竜介
    ▽1998.9.25:幸福を売る男<新たな旅立ち>芦野宏<略年譜>
    ▽1999.11.6:朝日新聞夕刊<私の新人時代>九重佑三子
    ▽2000.3.10:漫画市創刊2号<魔法使いサリー&コメットさん特集>横山光輝
    5.4・11特大号:週刊文春<青春テレビヒロイン大図鑑「チンチロ、パッパ!」(#53)>
    12.10:テレビ50年<魔法のバトンで夢をかなえてくれるおちゃめなコメットさんは子供たちのアイドル。(#2#64)><テレビ大賞第1回1968年度週刊TVガイド賞>
    ▽2001.8.19/26合併号:サンデー毎日<アニメ版で声の出演中なの>九重佑三子
    1.30:心にウルトラマンレオ<第2の故郷・地球をあとに>田島淑樹
    12.21:元祖怪獣少年の日本特撮映画研究四十年<人物・日本特撮映画の黄金時代>竹内博
    ▽2002.4.30:僕らのスーパーヒーロー伝説<高野浩幸氏インタビュー>堤哲哉
    8.6:横山光輝グッズコレクション<シスターマーガレットコメットさん学習ノート(#50)>表紙絵・芝山努
    8.10号:ジョー&飛雄馬<昭和タイムス・注目のTV番組ガイド(#50)>100%UP Zelas
    8.13:コメットさん☆スター・ダイアリー<MESSAGE from Senior COMET>九重佑三子
    ▽2003.3.31:個人別領域別談話集録による映画史大系(その十四)<築地米三郎>八木信忠
    4.30:全怪獣怪人大事典(下巻)他社編<新しいファミリー特撮のヒット作品!!(#50)><コメットさん(#1#60)>
    9.25:戦後ヒーローの肖像<メアリー・ポピンズから生まれた『コメットさん』(#49)><現代っ子を鍛え直す>佐々木守
    11.25:新宿ACB60年代ジャズ喫茶のヒーローたち<ボーイッシュでさわやかなコメットさん。(#2)>井上達彦
    ▽2004.3.6:ギャラクシー賞40年史「第5回1967.4〜1968.3昭和42年度ギャラクシー賞」
    5.10:ウルトラマンAGEvol.13<匠たちの伝言第2回山際永三前編>田島淑樹
    8.10:ウルトラマンAGEvol.14<匠たちの伝言第3回山際永三後編>田島淑樹
    ▽2005.5.23:原作完全版コメットさん<原作完全版にあたり>光プロダクション<「コメットさん」に見る横山少女漫画の系譜>平塚利晃
    ▽2006.11.12:第7回ラピュタアニメーションフェスティバル2006<真賀里文子さんのこと(#28)>籾山幸士<真賀里文子ロングインタビュー>才谷遼
    ▽2007.1.15:父の昭和史(下)<歴程>大石隆一
    7.25:映像+01<真賀里文子インタビュー>小野寺廣信
    9.10:東映ヒーローMAXvol.22<仮面の世界プロデューサー編第4回ゲスト小野耕人>切通理作
    ▽2008. 3.3:ワイルドサイド<人生観が大事だと、教えてくれた~伊丹十三~>中山和記
    11.11:無冠それでいい天才脚本家佐々木守の世界<第二章・夢が花開く>片桐真佐紀
    ▽2009.1.20号:横山光輝プレミアム・マガジンVOL.06<九重佑三子インタビュー><テレビ版『コメットさん』について>
    7.25.:映像+07<いまだ衝撃の中(#55)>真賀里文子
    10月号:正論<私の写真館アルバムの中に176>市川森一
    ▽2010.12月号:映画秘宝<築地米三郎>神武団四郎
    ▽2011.5.30:間取り探偵<コメットさん石原邸(#50)>影山明仁
    7月号:特撮ニュータイプ第8巻<プロジェクト昭和特撮連載第11回築地米三郎>切通理作
    10.1:宇宙船Vol.134<目指したのは市川森一さんの『コメットさん』です>小野耕人
    ▽2012.1月号:特撮ニュータイプ第10巻<プロジェクト昭和特撮連載第12回監督・山際永三>切通理作
    2.11:朝日新聞<コメットさん絆結ぶそこにスターがいた新東宝東京撮影所物語30(#50)>斉藤勝寿
    7.20:キャラクター大全ウルトラセブン<ウルトラセブンの証言-1橋本洋二>
    ▽2013.3:日本特撮に関する調査<3.1.7.人形アニメとセルアニメと特撮のハイブリッド作品>氷川竜介
    8月号:映画秘宝<Fumiko Magari Interview真賀里文子(#14)>神武団四郎
    7.1:円谷プロ怪奇ドラマ大作戦<橋本洋二>友井健人<山際永三>白石雅彦<鶴ひろみ><柴田美保子>加藤義彦
    12.5:’60年代蘇る昭和特撮ヒーロー<宇宙からやって来たいたずら天使「コメットさん」(#50)>石橋春海
    ▽2014.1.27:日本経済新聞<人形アニメ手仕事の美>真賀里文子

    ※一般販売されていない出版物も、一部あえて含めております。
    ※横山光輝原画「コメットさん」は別物とし、原作テレビについて触れている場合にリスト記載。
    ※このリストに無い記事お持ちの方、情報ご存知の方、是非ご連絡ください。
    僕には今これが限界です。
    未発見の1970~75年、1977年あたり何か記事はありませんでしょうか?

    ★おまけ
    最近ご質問メールを頂きました。
    「籾山幸士は本名ですか?きっと筆名でしょう」なぜなら、
    「籾山」←「米」「刀」「山」←「コメトウサン」←「コメットさん」、
    「幸士」←「浩二」。
    うーむ、参りました、これは面白い。

    他にご意見メール「自分は何でも知っていると勘違いしている」。
    僕はそんなことは言ったことも思ったこともありませんので、何を勘違いされているのでしょうか?

    とはいえ、ご不満ご批判ご要望など大歓迎(単なる感情論でなく冷静に具体的建設的にどうぞ)。
    「そうだそうだ」「わかるわかる」一辺倒状態よりもありがたいです。

    ★追伸
    最近多発No.1479No.1480No.1482欠番に気が付きました。
    何があったのか存じませんが、是非またお越しくださいませ。

  • >>1481

    『サンデー毎日』九重佑三子さんインタビュー
    ★残暑から秋へ向かう9月になりましたが、先月の後追い情報です。
    No.1759既報『サンデー毎日』8月28日号、九重佑三子さん『コメットさん』特集インタビュー。
    今までにない面を引き出す田幸インタビュアー、女性同士のせいもあるのでしょうか、中々いいですね。
    主役インタビューとして『リュウ』『β星より愛をこめて』『横山光輝プレミアム・マガジン』と並ぶ出来栄え(←さりげなく拙著も自画自賛)。

    http://mainichi.jp/sunday/articles/20160815/org/00m/200/002000d
    第41回 コメットさん インタビュー 九重佑三子
    女の子の変身願望を満たしてくれる魔法少女は、昭和のテレビに燦然(さんぜん)と登場した。アニメ版の2大潮流が「魔法使いサリー」と「ひみつのアッコちゃん」なら、実写版の筆頭は「コメットさん」。初代を演じ、ブレークした九重佑三子さんは、今も不思議な魅力をまとっている。

    <最終回は子どもが本気で泣いて、撮影にならなかった>
     私が「コメットさん」(1967~68年)に主演したのは20歳の頃。ボーイッシュなので、よく高校生と勘違いされましたが、しっかり乙女だったんですよ(笑)。
     62年に16歳で歌手デビュー。ダニー飯田さんに声をかけていただき、パラダイス・キングの一員として歌うようになりましたが、将来の夢は体操の先生かメイドさんだったんです。日本に住む外国人家族のメイドになれば、英語が覚えられると思ったから。
     コメットさんは、まさに宇宙から地球に来て、あらゆる悩みを魔法で解決するお手伝いさんでしょ。当時所属していた事務所の社長が、私にぴったりだと思ったみたい。社長はもともと洋画の「メリー・ポピンズ」を観て、「日本でもこういう夢のある作品をやらなきゃ」と、構想を練っていたようなんです。
    「コメットさん」は特撮でしたから、1コマ1コマ時間をかけ、丁寧に撮っていました。ペットのベータンにちょっと手が触れる場面でも、その手を離すことができず、ベータンの人形を置いたまま1コマずつ、7時間くらい一緒に撮影したんですよ。
     空を飛ぶ場面でも、私はライトに吊(つ)るされたまま。トイレに行きたい時しか下ろしてくれなくて。照明は熱いし、もうスルメみたいになっちゃいますよ(笑)。
     しかも、特撮部分の撮影は、通常の撮影が終わった夜9時くらいから深夜2時くらいまでかかるんです。帰宅し、1時間ほどしたら、朝のロケの準備。そんな慌ただしいサイクルが続きました。
     撮影だけでなく、衣装もほとんど私がデザインしていたんです。コメットさんは木に登ったり穴蔵に入ったりするからと、スカートの下にショートパンツをはくことにしたり。スカートより5センチ長くしたのは、いやらしく見えないようにする工夫だったの。
     そんなことをしながら他のドラマだの、7本ほどのレギュラー番組だのを掛け持ちしていました。寝る時間をどうやって捻出していたのか、思い出せないくらい。
     でもね、「コメットさん」の撮影現場で子どもの顔を見ると、元気になっちゃうんですよ。子どもたちは高熱で真っ赤な顔をしていようが、試験があろうが、必ず来るの。児童劇団の子どもたちにとって、「コメットさん」の現場に来ることは、ものすごいステータスだったんです。
     私も、子どもたちの勉強をみてあげたり、元気がない時には一緒に遊んだり転げ回ったりして。子どもの目がだんだん輝いてきたら台詞(せりふ)を覚えさせ、そのまま撮影になだれこんでいきました。監督は「コメットさんは忙しいんだから、早く台詞を覚えろ!」って子どもたちを怒るんだけど、私は「そんなこと言ったらダメ。子どもの目が本気じゃなくなるから」と、言い返していました。
     かく言う私も、パジャマに着替えてベッドで寝るシーンでは疲れ過ぎていて、横になった途端、寝てしまったり(笑)。目を覚ますまで、スタッフがしばらく待ってくれていたこともありました。
     告白すると私、演じるのは好きじゃないの(笑)。役者仕事が向いているとは思わないんです。でも、コメットさんは自分の日常そのまんまで、演じている感じがなかったから楽しかった。子どもたちからスタッフ、衣装さんやメークさん、出前のお兄さんまで、みんな私を「コメットさん」と呼んでいました。他の番組みたいに「九重佑三子」でいる必要がないから、とても気楽だった。
     みんなが本気で私をコメットさんと思い込み、ドラマを作っていたんです。「コメットさんは宇宙人じゃない」と思っている人が一人でもいたらシラケてしまうでしょ。だから私自身も「宇宙から来たコメットさんなんだ」と信じ込むようにしました。そうしないと、素直な子どもたちは「あれ、違う」って、気持ちが離れてしまう。

    <亡くなる前に初めて父が…>
     それでも撮影中、「一人の娘」に戻ってしまったことがありました。静岡県熱川でのロケ。嵐の予報が出ていて、不意に胸騒ぎがしたら、父が危篤だと連絡が入ったんです。急いで帰ろうとしたら、監督には「今日は帰れないよ。嵐の中、帰ったら、もう来られないから」と言われた。それでも「いえ、必ず来ます」と約束し、帰宅したんです。父は私を待っていたかのように、到着した途端に亡くなりました。
     私が芸能界で仕事をすることに反対し続けていた父。それが亡くなる前に初めて「最後までしっかりやるんだぞ」と言ってくれたんです。その思いは裏切れない。お別れだけして、すぐ熱川にとんぼ返り。一人の娘から、コメットさんに戻りました。
     そのせいか「コメットさん」の最終話では、子どもたちが「コメットさんが帰っちゃうんだよ~」と本気で泣いて、撮影にならなかったほどでした。「コメットさんはベータ星に帰るけど、私はここにいるから大丈夫よ」と、慰めてもダメ。それほど迫真のシーンになったんじゃないかしら。
     撮影が終わり、結婚や出産を経ても、私はずっとコメットさんでいたいと思い続けてきました。その方が生きやすかったのかもしれません。芸能界に入って、人の目にさらされて、写真もたくさん撮られて、コントロールできないところで自分のイメージが作られて……。ならばコメットさんみたいに、常にテンションを上げて、明るく生きていったほうが楽だと気付いたんです。コメットさんが、私の新しい顔を引き出してくれたのかもしれません。
     姉2人と弟の4人兄弟で、少女時代は姉のケンカを黙って観察しているような引っ込み思案だった私も、随分明るい性格に変わりました。母に「あなた、あんなに暗かったのに」と、驚かれるくらい。
     考えてみたら、コメットさんって、いつの世にも必要な存在でしょ。子どもと大人の間で両方の言い分を聞き、ジャッジする存在。やることは奇想天外だけれど、相手の心を理解し、気持ちよくしてくれる存在。さらに言えば、性別を超えた存在でもあると思うんです。
     その点、78年に誕生した2代目コメットさんの大場久美子ちゃんは女性らしすぎたかな。ご挨拶(あいさつ)に来た時、「あなたじゃ、ダメ。レディーだもん」って、はっきり言っちゃったの(笑)。大体、久美子ちゃんにショートパンツで木登りさせたり、駆け回らせたいと思わないでしょ。やっぱり久美子ちゃんは久美子ちゃんで、コメットさんになりきっていなかった気がする。「九重版コメットさん」とは随分違うかな、と。
     その点、私は今でもコメットさんしてますから(笑)。時々、私って宇宙の彼方(かなた)から地球に来たんじゃないかと思ってしまうのよね。
    (構成/ライター・田幸和歌子)

    <ここのえ・ゆみこ>
     1946(昭和21)年、東京都生まれ。62年、「ダニー飯田とパラダイス・キング」のメンバーとして歌手デビュー。63年「シェリー」がヒットし、67年「NHK紅白歌合戦」で紅組の当時最年少司会を務める。夫の歌手、田辺靖雄とCMに出演したり、コンサート活動をしている
    (サンデー毎日2016年8月28日号から)

    九重佑三子の初代「コメットさん」 『サンデー毎日』九重佑三子さんインタビュー ★残暑から秋へ向かう9月になりましたが、先月の後追い情報

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