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ファーストコーポレーション(株)【1430】の掲示板 2017/08/15〜2018/04/12

法定開示資料は累計だったので、2Q期中売上実績を調べました。計算が違っていたらすみません。

2Q期中ではマンション販売は1Q割れ、ただし前年よりも向上。工事は1Qよりも大幅アップで過去最高、ただし上半期トータルではマイナスです。
マンション販売と建設工事の売上実績でどちらも上半期累計でマイナスにもかかわらず増益できたのは言うまでもなく造注方式のためです。前期竣工案件で残っているものの可能性もあるので、今季2Qにあった造注案件が直接影響しているのかは不明です。

今後に備えて前期の3Q4Qも調べました。
前期3Q期中は受注戸数が最少だったため危惧していましたが、実際は建設工事の売上が前年では最大。逆に受注戸数が集中している4Qは建設工事・マンション販売ともに前期中最少と期待外れ。とくにマンション販売は前期1Qの1/100でした。

今期も3Qの工事戸数が4期の中では最少ですが、前期のことを踏まえると安心してよさそうです。

竣工した時期における各四半期の受注戸数と売上が乖離しすぎているので、大事なのは通期の戸数と造注案件の戸数。竣工ベースの計算になりますが、前期に比べて今期の受注戸数は70戸ほど少ないものの造注案件は逆に70戸ほど多く、建設工事に限定すれば減収増益になりそうです。マンション販売は前年は3Q4Q併せて前年2Q期中以下の実績、ちなみに前期2Qは今期1Q期中、2Q期中のいずれも下回っています。

先になりますが、本日時点での次期と今期の受注案件の戸数を調べると、今期は743(うち造注386)、次期は608(うち造注483)と高利益の造注では既に前年超えとなっています。2020年度問題もあるので、この先は不明ですが、少なくともあと1年は安心して持っていられるでしょう。