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(株)リボミック【4591】の掲示板 2017/02/07〜2017/04/03

つかんじゃったさん おはようございます。

悪さをするタンパク質をブロックするアプタマー。
中村社長がその気になれば、糖尿病の治療にも使えるかも?と妄想したくなる記事の紹介です。

「特定のたんぱく質が結合するのを妨げる物質を開発できれば、糖尿病の新しい治療薬の開発につながる。」(本文の抜粋)

「肥満で糖尿病」解明、東医歯大など、肝臓に白血球侵入」 2017/03/24 日経産業新聞

 東京医科歯科大学の小川佳宏教授らは、肥満が糖尿病をもたらす仕組みを解明した。肥満にしたマウスでは、白血球が肝臓に侵入して肝細胞に接触すると、糖を多くつくるようになることが分かった。糖尿病の新しい治療法の開発に役立つ成果だ。

 研究グループは遺伝子を改変して白血球を光らせたマウスで実験した。肝臓を観察すると、肥満のマウスでは白血球が肝臓の血管にくっついて肝臓に入り込み、血糖値が高くなった。血管の細胞を詳しく調べたところ、白血球を引き寄せる物質を多くつくっていた。
 肝臓の組織をさらに解析し、血管内皮細胞の表面と白血球の表面にある特定のたんぱく質が結合していることを突き止めた。この結合を妨げる抗体を肥満のマウスに投与したところ、白血球が肝臓に入り込みにくくなり、血糖値も改善した。

 白血球が肝臓に入り込み、血糖値を高める詳しい仕組みは分かっていなかった。特定のたんぱく質が結合するのを妨げる物質を開発できれば、糖尿病の新しい治療薬の開発につながる。
 九州大学との共同研究成果で、米科学誌セル・リポーツ(電子版)に掲載された。