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オンコリスバイオファーマ(株)【4588】の掲示板 2019/01/19〜2019/01/21

国立がん研究センター東病院 腫瘍溶解ウイルス製剤とキイトルーダを用いた医師主導治験開始
進行固形がん患者対象
[公開日]2018.03.02 [最終更新日]2018.03.02 
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2018年3月2日、国立がん研究センター東病院は、進行性または移転性固形がん患者さんを対象とした、
腫瘍溶解ウイルス製剤であるテロメライシン(R)(OBP-301)と、抗PD-1抗体薬である
キイトルーダ(ペムブロリズマブ)の併用療法に関する医師主導治験(第I相試験)を開始したと発表した。

腫瘍溶解ウイルス製剤テロメライシン(R)は、風邪ウイルスの一つである5型ヒトアデノウイルスに、
細胞ががん化した時に活性化する酵素の遺伝子の一部を遺伝子改変によって組み込んだウイルス製剤となる。

テロメライシンが正常な細胞に感染してもほとんど増殖しないが、がん細胞内ではテロメライシンが増殖し、
がん細胞を破壊する。更には、テロメライシンの腫瘍溶解作用がCTL活性(細胞傷害性T細胞活性)を誘導
することによる腫瘍免疫増強効果が期待される。ゆえに、免疫チェックポイント阻害薬であるキイトルーダ
を併用することにより、更なる抗腫瘍効果の向上が期待される。