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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2017/02/28〜2017/03/20

日経3月18日朝刊
「帰ってきたぶり企業・最高益」大日本住友製薬(9年ぶり)

 大日本住友製薬の株価が今年に入り、旧大日本製薬時代も含め約26年ぶりの高値を付けた。2017年3月期の純利益は260億円と9年ぶりの過去最高を見込み、業績回復が評価されている。
 業績のけん引役は米国で販売する主力の抗精神病薬「ラツーダ」。既存薬に比べ効能が高く、肥満などの副作用が少ない特徴がある。今期は1300億円弱の販売を見込み、連結売上高の3分の1を稼ぐ。
 (中略)
 そんなラツーダも19年に特許切れを迎え、20年3月期には一時的な業績悪化が見込まれる。すでに「その先」に向けた戦略も整えつつある。
 製薬業界では業績を安定させるため、既存薬と似た薬効の新製品を開発する例が多い。これに対して大日本住友の戦略は異色だ。「精神神経」「がん」「再生医療」と主に3つの研究開発領域の中でも、とくに新分野に照準を定める。様々な細胞になる「幹細胞」を使う脳梗塞治療薬や、IPS細胞を使う世界初のパーキンソン病薬に資金を投じる。
 (中略)
 全てが成果を生む保証はないが、他社と横並びはしないのが同社流だ。「海外大手と同じような薬を作っても勝ち残れない」と多田社長は言う。