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サンバイオ(株)【4592】の掲示板 2017/07/29〜2017/09/12

>>750

キャンバスのマネジメントブログより抜粋です。
成功確率に関する信頼できる論文があります。
“How to improve R&D productivity: the pharmaceutical industry’s grand challenge”
『どうやって研究開発の生産性を改善するか~製薬業界の大いなるチャレンジ』
Steven M. Paul et. al., Nature Reviews Drug Discovery 9, 203-214 (March 2010)
『うさうさメモ』2014年6月5日
『新薬開発までの成功率と期間-「○○のメカニズムが解明」されてからの話』usausa1975様に感謝。)

この論文によると、最終的に医薬品として承認される確率は次のとおりです。

・初期スクリーニングで「当たり」判定された化合物(ヒット化合物)…1/24.3
・その後リード化合物が特定され、さらに最適化を終えた化合物・・・1/14.6
・前臨床試験を終えた化合物・・・1/12.4
・臨床第1相試験を終えた化合物・・・1/8.6
・臨床第2相試験を終えた化合物・・・1/4.6
・臨床第3相試験を終えた化合物・・・1/1.6
・医薬品承認申請を終えた化合物・・・1/1.1

論文の発表は2010年で、対象となったデータも少し古めです。
しかし、領域の違い・技術の変化・資金投入の意思決定に影響する経済要因の変動などによる多少の変遷はあるものの、ここで示された確率は現在も大きく変わっていないと考えられています。

これは一般論なのでサンバイオはどうなのか??
私は米国慢性2bの結果次第で持ち株を増やす予定です。
TBIの仮承認は結構な確率でいけそうな気がします。
懸念は再生医療の制度ですね。仮承認から本承認になる為に、どの程度の効果を証明しなければいけないのか?
制度の変化に投資家も日々調べ、株価の乱高下に対応する必要があります。

再生医療等製品の早期承認と正式承認の分岐点にある「仮想の対照群」
ttps://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20150904/187234/
再生医療等製品患者登録システム
ttps://www.pmda.go.jp/safety/surveillance-analysis/0036.html