ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2017/03/24〜2017/03/26

膠芽腫とは

・脳の神経細胞を支える神経膠細胞(星細胞,グリア)が腫瘍化したもの。
・大脳に発生して、周囲の脳に滲み込むように広がる。(浸潤)
・成人グリオーマ の50%くらいと頻度が高く,最も悪性の腫瘍。
・悪性脳腫瘍の中で最も頻度の高い腫瘍。(頭蓋内腫瘍の10%弱)
・以上のことから世界中で注目をあびて研究されています。
・小児ではとてもまれで,高齢者になるほど頻度が高い。
・多くの患者さんは60歳以上。
・2016年現在でも,5年生存割合は10%ほど。
・進行が早いのでMRIで見つかってから2週間くらいで倍くらいの大きさになってしまうこともある。

・世界標準治療は、開頭手術で可能な限り摘出して病理診断が確定したら,
放射線治療(30回分割で60グレイの局所照射)とテモゾロマイド(テモダール TMZ)化学療法を行い,
退院後に外来でテモゾロマイドを月に1回維持療法として追加することです。

膠芽腫(神経膠芽腫グレード4)という病気は
標準医療が効かなくなった患者さんでは平均6か月位しか残された時間がないという大変進行の早いガンです。
元々、最初に見つかった時点からでも、一年半しか生きられないという脳腫瘍の中でも最も予後の悪いガンです。