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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2017/04/10〜2017/04/11

川崎LICにこんなのが入るようです
もしかしたら、将来的にGPと絡んでくるかもしれませんね


日本経済新聞より引用

同仁化学研、 試薬 再生医療向け参入
2017/4/11 2:01

 研究用試薬メーカーの同仁化学研究所(熊本県益城町、上野右一郎社長)は再生医療分野に進出する。神奈川県の産業拠点内に試薬開発や周囲の研究機関から情報収集する施設を設け、5月に稼働させる。再生医療分野の重要なテーマの1つである遺伝子の変化について、精度良く把握できる試薬を製品化する。品ぞろえを増やし、経営基盤を強化する。
 川崎市の「ライフイノベーションセンター(LIC)」2階の一区画(130平方メートル)に実験室と事務所を設け、「イノベーティブ リサーチ センター」と名付けた。実験室には、多機能画像解析装置や蛍光顕微鏡などの解析機器を配備した。
 当面は社員3人体制で稼働させる。初年度に6種類の試薬を製品化し、5年後に5000万円の売り上げをめざす。
 具体的には、試薬によってiPS細胞や胚性幹細胞(ES細胞)が臓器の元に分化していく過程を精度良く観察できるようにする。
 iPS細胞やES細胞は、多様な研究が国内外で進んでいる。その中で同仁化学研究所が蓄積してきた「遺伝子発現関連の技術がますます重要になる」と志賀匡宣常務はみる。
 近隣には、LICのほか実験動物中央研究所や富士フイルムRIファーマなどの施設も立地している。またこの夏から国立医薬品食品衛生研究所が移転してくる。再生医療分野で、神戸のメディカルクラスターと並ぶ関連施設・産業の集積地になる見通しだ。同仁化学研究所は、川崎への進出によって、関連する研究機関との交流を深め、共同研究にもつなげようとしている。

 ▼遺伝子発現 遺伝子からタンパク質が作られること。遺伝子はタンパク質を製造するための設計図のようなもの。ヒトの場合は2万数千あると言われているが、すべて同時にタンパク質をつくるわけではない。必要なタンパク質のみが必要な時に作られ、細胞の内外で機能を発揮することにより、細胞や体の組織、器官がそれぞれの役割を果たしている。