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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2017/11/24

健全なるホルダーの皆様へ

第三者割当てによる影響も,マーケットに穏やかに受け入れられたようで、ひと安心されている方も多いのではないでしょうか。

さて、今回の第三者割当てのIRから、読み取れる新たな情報のカケラを、以下の通りまとめてみました。

1.まずは、「そして、ITK-1の承認申請後のパイプライン拡張及び推進機会を積極的に捉えていくために・・・」という行(くだり)です。
ITK-1の治験の成功については、その成否を断じることはまだできませんが、少なくとも現時点で取締役会を開いて「第13回の発行」(ITK-1の成功が行使の前提)を決議したわけです。その決議には、当然合理性を求められるわけですから、現時点で問題はなく推移していることは明らかであると思われます(少なくとも取締役会は「成功確度は低くはない」と信じて決議している。もし、確度が低いのに決議したとしたら背任行為の疑いありです)。

2.そして「新規パイプラインの創製につきましては、・・・各パイプラインを有機的に繋げ強固な技術基盤を構築し・・・」や「パイプライン間の関係・シナギーなども考慮し拡充に努めてまいります。」と明記されています。
これは、既存のパイプラインの組み合わせを模索しているとも読めますし、また新たなパイプラインとして、これまでのパイプラインと重ならない分野(例えば、免疫チャックポイント抗体薬を自前で新たにパイプラインとして模索する)への領域拡大を狙っていると思われます。

3.また、「ネオアンチゲン・ターゲットの完全個別化への対応」が太字になっていて、BP社の思い入れ、大きな期待感がにじみ出ています。

4.また、追加資料の4ページの最後に「免疫細胞死誘導」の文字が、何の説明もなく記されていますが、これは、中内先生の弟子である安藤美樹先生が、各所で発表している「自殺遺伝子iC9システムを導入したiSP細胞を用いた安全な再生医療」のことではないかと思われます。

なかなか、決まってもいないことを公表することはできませんが、BP社のはち切れんばかりの熱意が、行間からは十分に読み取れます。

今後のさらなる展開に期待したいと思います。

以上、私見です。