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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2017/12/25〜2017/12/26

健全なるホルダーの皆様へ
12月22日、厚労省医政局経済課より『「医薬品産業強化総合戦略~グローバル展開を見据えた創薬~」の一部改訂について(公表)』がリリースされています(ネットで閲覧可能)。

既に、何人かの方が投稿されていますが、BP社の今後の成長にとって、極めて大きな追い風インパクトになると思われますので、改めて言及させていただきます。
詳しくは、ネットで関係資料を打ち出して熟読いただきたいと思いますが、ポイントは以下の通りです。

厚労省発信のレターを開けますと、関係資料が4つ添付されています。
まずは、「日本創薬力強化プラン(緊急政策パッケージ)(一枚もの)」をご覧ください。全体像が俯瞰できます。
〈概要〉を一言で言いますと「より高い創薬力を持つ産業構造への転換のために、産学の意見を踏まえて、緊急的・集中実施的に国がオールジャパンで①創薬環境強化費と②医療分野の研究開発費を予算化し、強力に推進する」というものです。
①は主に厚労省が担い、予算は約80億円、②は文科省、経産省、厚労省が横断型で推進し、予算はAMED対象経費とインハウス研究機関経費合計で約2000億円前後(3省合計)の予算が計上されています(添付4つの資料とは別資料:「平成30年度医薬分野の研究開発関連予算の概算要求のポイント」参照、検索可能)。

その他の資料を精読していくと、手前味噌ではありますが、バイオ創薬ベンチャー、とりわけBP社を想定したかのようなキーワードが散見されます。
例えば
→「がんゲノム情報を活用した個々のがん患者の病状に応じた最適医療の提供、、、」
→「条件付き承認制度・さきがけ審査指定制度の制度化、革新的医薬品早期実用化の実現、、」
→「バイオ医薬品に関する人材育成とPMDAの体制整備、、、」
→「日本発医薬品の国際展開の推進、、、」
→「医療系ベンチャー企業への相談・支援、各種機関とのマッチング推進、金融市場の整備、、、」→「2020年までの達成目標:日本発の革新的ながん治療薬の創出に向けた10種類以上の治験導出、、、」
→「バイオ医薬品においても、有効性・安全性に優れ、競争力のある低コストな創薬を実現できる環境を整備していく」
是々非々ですが、阿部首相も不祥事続きの日本産業界に明るい話題を提供したいはず。今後の展開に期待したいと思います。

以上、私見です。