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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2018/04/07〜2018/04/10

9種の悪性腫瘍臨床試験について

当センターでは、これまで8年間、多くの患者さんのご協力を戴き、臨床試験
として個別化ペプチドワクチン投与を行い、3000例を超える方々のご参加がご
ざいました。そこで癌腫別の、投与させてもらった個別ペプチドと臨床効果(全
生存期間)との相関関係を検討しました。

その結果、がん腫毎に臨床効果(全生存期間)への貢献度合いの高いペプチ
ドが存在することが判明しました。それらの貢献ペプチド群はがん腫ごとに
若干異なることも判明してきました。そのために、個別化ペプチドワクチンの
より高い臨床効果を目指して、

これまでの「抗体陽性の高い順に最大4種類選ぶ
テーラーメイドペプチドワクチン臨床試験」を、

「抗体陽性のペプチドのうち
臨床効果と正相関をしめすペプチドを優先して最大4種類選ぶテーラーメイド
ペプチドワクチン臨床試験」
に変更いたしました。

なお、その対象となる癌腫は、症例数の多い癌腫(肺がん、大腸がん、胃が
ん、乳がん、すい臓がん、前立腺がん、肝臓がん、尿路上皮がん、卵巣がん)
の9種類です。

それ以外のがん腫では症例数の集積を待って上記と同様の解析予
定ですので、従来と同様の臨床試験となります。本臨床試験は、久留米大学で
の倫理審査委員会の承認を受けております。