ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2018/05/15〜2018/05/16
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>>1200
http:// cell-medicine.com/topics/第14回がんワクチン療法研究会から/
第14回がんワクチン療法研究会から
2017.11.07 最新の学会から
先週11月4日(土)に、佐賀大学医学部にて、第14回がんワクチン療法研究会が開催されました。
今回のテーマと会長は、
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「ワクチン療法とチェックポイント阻害剤」
学術集会会長: 阿部 竜也 先生
(佐賀大学医学部脳神経外科)
1.「膠芽腫に対する免疫療法の現状と課題」
成田善孝(国立がん研究センター中央病院脳脊髄腫瘍科長)
ここは本邦の膠芽腫に関する治験の中心に位置しているため、WT1抗原、EGFRvIII抗原、ITKペプチドワクチンを用いた臨床試験の先端的状況の講演をされました。再発膠芽腫に対するニボルマブ(オプジーボ)とベバシズマブ(アバスチン)の比較試験では、有意差が見られなかったそうです。
また、ITKペプチドワクチンによる再発膠芽腫治療でも有意差が見られなかったとのことですが、サブ解析で、単球およびT細胞の組織浸潤に関与すると考えられているMCP-1をとりあげ、その発現レベルで分類した場合、全生存期間にp=0.0001という差が見られたとのことでした。
2.「前立腺がんにおける免疫療法の臨床開発」
野口正典(久留米大学先端癌治療研究センター臨床研究部門 教授)
ITKペプチドワクチンは久留米大で開発されたものですが、前立腺がんの標準治療になっているドセタキセル投与群と比較したとき、全生存期間中央値が、ワクチン群17.1ヶ月対対照(ドセタキセル投与)群8.8ヶ月、p=0.169であったそうです。そこで現在第3相試験に進んでおり、登録症例数333例で治験中、2018年5月に結果が出る見込みとのことでした。
前立腺がんには免疫チェックポイント阻害剤は無効と判明していることから、がんワクチン療法が期待されています。
nex***** 2018年5月16日 18:16
>>1180
5月と言ってるのは伊東教授だけでないよ、
昨年秋に久留米大学の別の先生が既に2018年5月と言ってますよ。