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ブライトパス・バイオ(株)【4594】の掲示板 2018/06/18〜2018/06/20

健全なるホルダーの皆様へ

株主総会の速報です。
参加・不参加の株主間での公平性の観点から、新たなサプライズ発表はありませんでしたが、以下に「これはメモしよう」と感じた事項について列記します。

1.経営判断(資源の投入先として)として、.久留米大との関係については、今後は薄まっていくとのこと。シーズの提供は既に譲渡受けしているので、今後これらをブラパスが使うことは可能。(社長は明言は避けたが、伊東先生は引退されるのだなと私は思いました)

2.今後、パイプラインは増やしていく方針である。手持ちの駒が多くないと積極的に動くことが出来ないので。

3.ネオアンチゲンについても、収益が上がるのは、そう先とも限らない。ただし、ライセンスアウトは、早すぎると高くは買ってくれないので、どこまで粘れるかが課題である。

4.ネオアンチゲンについては、国内で会社として取り組んでいるのは、ブライトパスだけであると思う。(この点を社長は力説していた)

5.抗体医薬と細胞薬は、ヒトのデータでなくても、動物データでライセンスアウトが可能である。(収益化の先兵はこのあたりかと感じた)

6.中国マーケットへの進出は考えていない。中国は、いろいろと厄介な課題があるので、近寄れない。

7.GRNー1201(非小細胞肺がん)は、キートルーダと併用治験であるが、幸運にもファーストライン(抗がん剤で疲弊していない段階での治験)で実施している。これは、大変稀なことで期待感がある。(社長は「ファーストライン」を強調していた)

8.GRN-1201(メラノーマ)は、第Ⅰ相の結果が間もなく出てくる。第Ⅱ相は来期か再来期になる。(結果が出るのが?始まるのが?)

9.現資金65億円で、今見えているパイプラインのライセンスアウトまで足りる。この2~3年で一気に開発を進める。

10.65億円の使い道は、大きく分けて3つある。①GRN-1201の治験の推進②抗体医薬、細胞医薬でパイプライン増やす。③ネオアンチゲンの推進

11.個人投資家向けの説明会の実施を検討している。

12.ホームページや広報ブログをもっと改善していく。IRの出し方や頻度については、社長は「現状でも他社比較で遜色ないレベルである」とのコメントもあり、この点は、一般投資家の印象とはかい離を感じました。

以上、私見です。