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ダイヤモンドエレクトリックホールディングス(株)【6699】の掲示板 2018/11/29〜2018/12/12

再掲するが、シンプルに考えればシナリオは2つ。
そもそも今回の30億円の第三者割当増資も12月7日に決定する田淵電機の事業再生ADR計画案が成立しない限り増資を引き受けない契約。
その再生計画案の肝の部分が金融機関に対する49億円の債務免除だろう。
成立しなければ田淵電機は厳しいだろうが、ここはそもそも引き受けないので理論上では実質的な被害はない。
むしろ田淵電機を抱えることでここの純資産が毀損するのではないかという不安が払拭されて今のPBR1倍割れの割安な株価の水準訂正がある可能性もある。

逆に債務免除が成立した場合は、第三者割当増資で子会社化する田淵電機の財務不安が払拭し、事業再生ADR計画案でリストラを含めた固定費削減等による業績回復や田淵電機とのシナジー効果が見込めることで、親子逆転になっている今の時価総額(田淵電機65億、ダイヤモンド電機58億)の訂正がある可能性が高い。
もちろんその際は47円で取得した田淵電機の持ち株の含み益もここの実質的な時価純資産に加わる。
いずれにしてもダイヤモンド電機にとっては有利な勝負になっていると思う。