(株)ジャパンディスプレイ【6740】の掲示板 2018/03/19〜2018/03/23

JOLEDへの出資については、1000億円集め、その一部でＪＤＩの工場用地と建物を購入し、その金をＪＤＩは自社の資金繰りの一部に使おうとしているのではないか。

出資企業に出資額を値切られＪＤＩは1000億円という枠を満たすためには、土地・建物を現物出資という形で出資せざる得なくなり、それでは出資比率の維持には有効であるが手持ちのキャッシュの増加にはならず自社の体質改善の費用には使えない。

子供より先に親への輸血が必要なのではないか。それが済まないとすべての操作が「綱渡り」と形容され機構の保証がつかなければ銀行も金を貸さないし、今さら林檎にも前渡しの前渡しは頼めない。頼めば今以上の悪条件でフルアクティブの生産を呑まされる。

残るは中国企業との資本・技術提携であるが、増資の部分と技術提携の部分に分けられるが、今まで信頼関係を築いてきた経緯があるならばこんなに難航しないが、林檎依存できたＪＤＩには短期間で交渉締結まで進めるには様々な問題点を解決していかなければならない。そして最大のやまはその後の機構と経産省(政治家)の承諾である。

普通の会社と違うのはこの点である。機構と経産省(政治家)両方を説得し、承諾される相手は見つからないと判断される。あとは東入来会長の胆力ひとつである。これが最善と思われる提携に漕ぎ着けたら「ちゃぶ台返し」も覚悟し、自分が辞めれば後を引き受けるものは誰もいないとの自信を持って「提携」か「5500億円の無利子永久劣後債」かの選択を迫って欲しい。

この辺の動きを空売り一家も見て動いているものと思われる。私もＨＦの動きを横目で見ながら資本・技術提携を見守っていきたい。