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CYBERDYNE(株)【7779】の掲示板 2018/03/15〜2018/03/27

リハビリにロボ効果 スーツ型導入、下肢機能改善 好生館
https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/saga/article/403332/

佐賀市嘉瀬町中原の県医療センター好生館は、神経や筋肉の難病患者のリハビリを支援する機器「ロボットスーツHAL(R)医療用下肢タイプ」を1台導入した。患者2人がリハビリに使い、歩行や立ち上がりで効果が確認できたという。

 HALは茨城県つくば市の「サイバーダイン」が開発、好生館が2017年4月に県内で初めて導入した。患者は重さ14キロの機器を装着し、皮膚の表面に電極を付ける。センサーが体を動かすときに発生する微弱信号を読み取り、モーターで下肢の動きを補助する。

 起立や歩行を繰り返すことで筋肉や神経が動きを学習し、病気の進行を抑制する効果があるという。筋肉が衰えていく筋ジストロフィーなど8疾患に限り公的医療保険が適用される。

 筋ジストロフィー患者が半年間使ったところ、2分間の歩行距離が16メートル伸びて112メートルになった。10メートルの歩行時間は7秒88になり約1・5秒短縮した。筋肉細胞が繊維化して動かなくなる封入体筋炎の患者は1カ月間試して、歩行距離や起立の所要時間が改善した。

 好生館リハビリテーションセンターのリハビリ士長、片渕宏輔さんは「患者は歩く喜びを感じて外出の機会が増えた。HALの存在を知ってもらい、日常生活を少しでも楽に送れるよう支援したい」と話した。

=2018/03/24付 西日本新聞朝刊=

CYBERDYNE(株)【7779】 リハビリにロボ効果 スーツ型導入、下肢機能改善 好生館 https://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/saga/article/403332/  佐賀市嘉瀬町中原の県医療センター好生館は、神経や筋肉の難病患者のリハビリを支援する機器「ロボットスーツHAL(R)医療用下肢タイプ」を1台導入した。患者2人がリハビリに使い、歩行や立ち上がりで効果が確認できたという。   HALは茨城県つくば市の「サイバーダイン」が開発、好生館が2017年4月に県内で初めて導入した。患者は重さ14キロの機器を装着し、皮膚の表面に電極を付ける。センサーが体を動かすときに発生する微弱信号を読み取り、モーターで下肢の動きを補助する。   起立や歩行を繰り返すことで筋肉や神経が動きを学習し、病気の進行を抑制する効果があるという。筋肉が衰えていく筋ジストロフィーなど8疾患に限り公的医療保険が適用される。   筋ジストロフィー患者が半年間使ったところ、2分間の歩行距離が16メートル伸びて112メートルになった。10メートルの歩行時間は7秒88になり約1・5秒短縮した。筋肉細胞が繊維化して動かなくなる封入体筋炎の患者は1カ月間試して、歩行距離や起立の所要時間が改善した。   好生館リハビリテーションセンターのリハビリ士長、片渕宏輔さんは「患者は歩く喜びを感じて外出の機会が増えた。HALの存在を知ってもらい、日常生活を少しでも楽に送れるよう支援したい」と話した。  =2018/03/24付 西日本新聞朝刊=