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(株)クロスフォー【7810】の掲示板 2017/10/10〜2017/11/27

「株主優待としてはコマーシャルを兼ねてダンシングストーンを株主に贈呈したい。」

クロスフォーの土橋社長、「競合ではなく共生」
2017年7月20日
ttp://c-eye.co.jp/eq/ipo-eq/12693

20日、クロスフォーがジャスダック・スタンダードに新規上場した。上場初値は公開価格730円を43.97%上回る1051円で、終値は1081円だった。同社は、宝石が揺れる仕組み「Dancing Stone」を用いたアクセサリーやパーツを手掛ける。土橋秀位社長が東京証券取引所で上場会見を行った。

クロスフォーの土橋秀位社長。胸元には「ダンシングストーン」が輝く
クロスフォーの土橋秀位社長。胸元には「ダンシングストーン」が輝く
―初日の株価に対する感想は
公開価格を超えたのは非常に良かったと思う。ただ、初日の株価に一喜一憂せず、将来、当社の利益を見たうえで評価してもらえたら幸いだ。

―事業の特徴は
私が開発し、特許を取得したダンシングストーン技術を特徴とする。この仕組みは、着用した人のわずかな動きから宝石を前後に細かく振動させ、光を反射させて輝かせる。世界で一番輝くのがダンシングストーンだ。

国内はジュエリーメーカーへのOEM生産、海外はダンシングストーンのパーツを販売している。アジアで販売するダンシングストーンの製品を国内で生産していたのでは工賃が高すぎることや、完成品より部品を販売するほうが関税を低く抑えられるため、こうしたビジネスモデルになった。

当社はジュエリーメーカーと競合関係になるのではなく、共生することを選んだ。当社がノーブランドで製品を出すより、ブランド力の高いメーカーに提供するほうがまとまった量を販売できる。ダンシングストーンは、馬蹄やハート型などあらゆるデザインのアクセサリーに組み込むことができ、複数の著名ブランドに採用されている。将来的に当社もブランドを作ることを検討しているが、その場合は同業と競合しないような形でやりたい。ダンシングストーンは、アクセサリー以外のファッションアイテムとの親和性が高い。
―成長戦略は
中国展開に注力する。日本のジュエリー市場が1兆円前後で横ばいの見通しであるなか、世界的に見ると中国市場の伸びが顕著。中国大手の周大福も(ダンシングストーンを)導入している。国内外の売上高比率は現状で7対3だが、3年後に海外売上のほうが多くなるだろう。また、ダンシングストーンに次ぐ新たな商品も開発している。

―中長期的な業績目標は
2020年には現状(2017年7月期見込は42億円)の倍程度を目安とし、10年後には売上高が300億円、利益は50億円を目指す。

―株主還元の方針は
利益の20%を還元することを約束する。株主優待としてはコマーシャルを兼ねてダンシングストーンを株主に贈呈したい。

[キャピタルアイ・ニュース 赤司 早規]