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ファイズホールディングス(株)【9325】の掲示板 2018/02/23〜2018/09/11

日本株市場でアマゾン関連銘柄探しの裾野が広がっている。電子商取引(EC)で圧倒的な成長を続ける米アマゾン・ドット・コムとの関係は幅広い分野で関連企業の業績を左右する重要ファクター。最近は一般的な認知度の高くない中堅・中小企業の名も取り沙汰されている。
 アマゾン拡大の追い風を受けると、いち早く注目を浴びたのは、日本で同社の配送を請け負う大手物流会社や梱包資材会社だった。
 経済産業省によると2017年の日本のECの市場規模は約16兆5000億円と前年比9%伸びた。ヤマトホールディングス(HD)など物流大手や、梱包用段ボールの製造を手掛ける製紙会社や資材メーカーに業績拡大期待が集まった。
 逆に、アマゾンの伸長に押される企業群を特定しようとする動きもある。「デス・バイ・アマゾン(アマゾンによる死)」と呼ばれ、本家米国では関連約60社を対象とする株価指標まで存在する関心の高い投資テーマだ。
 日本でも百貨店など既存小売業への逆風は免れない。昨年秋にアマゾン・ジャパン(東京・目黒)が法人向け通販を始めたと発表すると、通販のアスクルや大塚商会などオフィス用品を手掛ける銘柄が一斉に売られる一幕もあった。
 これらに続く「第3幕」では、恩恵を受けるとして取り沙汰されている企業が中堅中小に広がっている点が特色だ。
 例えば、埼玉県本拠の丸和運輸機関は「桃太郎便」を手掛け、ヤマトHDなど大手が利益確保のために縮小したアマゾン取引を取り込み成長中。外部委託比率は約7割に達し「宅配のウーバー」ともされるシェアシステムを持つ、と評価は高い。14年の上場から株価は10倍になった。アマゾン・ジャパンの東京都内の荷物配送を担うSBSホールディングスに注目する投資家も多い。
 昨年新規株式公開(IPO)したファイズもアマゾン関連物流とされる。EC運営企業の物流センターの管理・梱包・配送を一貫で請け負う。過去にアマゾン・ジャパンの最優秀協力会社賞を受賞しており、売り上げの多くをアマゾンが占めるとみられる。大型倉庫で使う「ラック」を製造する信和も、アマゾン向けの需要が増えているとみる投資家もいる。