(株)ブイキューブ【3681】の掲示板 2016/09/14〜2016/12/15

VCに関して、為替の議論が喧しいことにいささか違和感を覚えている。以下、その理由。
１）売り上げへの影響
こちらは、売り上げ・営業利益に直接かかわるが、VCは私のポートフォリオの中で内需関連と位置付けている。なぜなら、VCの海外売上比率はまだ２０％台。内需関連とされる企業の比率である。全体の中では円高の影響は少ない方だ。よって、相対的に円高を大騒ぎする必要なし。
２）海外子会社への貸付金への影響について
こちらは、経常利益以降への影響が大きい。会社のIR掲示板でも、為替差損への対応を求める意見が出ていたが、会社側の「キャッシュに影響のない為替差損のお化粧のためにキャッシュを大量に使うことはナンセンス」という見解を支持する。営業外損失といっても、借入金に起因するものと、単なる評価替えによるものとは全く異質のものであることが理解できさえすれば、大騒ぎするほどのことかと思う。主にこのお化粧がないことによる下方修正から株価が下がったようだが、何でこんなに下げるのか理解に苦しんだが、私にとっては絶好の買い場だった。
ますます増加し続けるテレワークや、今回の2社のIRのような導入契機などから、売り上げ、営業利益が大きく伸びるであろうことが見込まれるVCにとって、この貸付金起因の影響もやがて微細なものとなっていくものと思っている。